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コーヒー [日々の暮らし]

朝のウォーキングを続けていると、年月とともに街並みも
変わっていくことに気づかされます。
長らく営業を続けてきたお店が後継者不足故か閉店となっていたり、
その一方で、新しい建物ができてお店が開業したり、という具合です。

数年前に素敵なお宅が建設され、どうやら1階部分は店舗の模様。
何ができるのかなと楽しみにしていたところ、
コーヒーショップがオープンしました。
本格的な大型ロースターなども設置して、
イートインコーナーも設けられました。

営業時間内に伺ってみました。

挽き立てのコーヒーは本当に味わい深く、
一緒にいただいたスイーツも美味。
またいつか行きたいなと思いつつ、数年が経ちました。

ところがしばらくして出かけてみると、何と閉店。
そしてその後、その店舗は別のビジネスになっていました。

先日、久しぶりにその前を早朝に通りがかったところ、
コーヒーの香ばしい香りがします。
一戸建て住宅であるその家の奥には、きっとまだ
オーナーさんご一家が暮らしているのでしょうね。

コーヒーショップは終えられてしまいましたが、
まだコーヒーをこよなく愛しておられるのでしょう。

お元気で暮らしていらっしゃるのだろうなあ。

そのようなことを感じた初夏の朝でした。
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第445回がアップされました。
タイトルは「その先の大きな目標」、
書籍紹介では「マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女」
(岡田温司著、中公新書、2005年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/17877.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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今日のロイヤル英文 [英語]

今日も関係詞が続きます。文法説明はほとんど読んでいないのですが、
例文だけでも声に出すことで、「一日1回は英語を話す」ことに
つながっているのは嬉しい限りです。今やコロナで会議通訳業務も
ほぼゼロ。日本にいる限り、自発的に英語を話さない限り、
英語環境には置かれないのですよね。

*p573
Ann, whose boyfriend didn't turn up, ended by having lunch with her sister.
(アンはボーイフレンドが来なかったので、結局姉と昼食を食べた)

→何ともアンが気の毒ですが。今の時代であれば、LINEで
連絡をとれることでしょう。まだ携帯電話が普及していなかった時代、
友達とのミニ同窓会に遅れそうになった私は、「お店に電話をして
遅刻の旨を伝言してもらう」というアナログ手法をとっていました。

*p573
The doctor (whom) she visited gave her the wrong prescription.
(彼女が診てもらった医師はまちがった処方箋を渡した)

→大変!

*p574
The music which the orchestra is playing is a Strauss waltz.
(オーケストラが演奏している音楽はシュトラウスのワルツである)

→昨日に続き、今日も音楽ネタ。編者の音楽好きがわかります。ちなみに
ここにあるシュトラウスはヨハン・シュトラウスのこと。
「ワルツ」とあるのがカギです。1825年から99年まで生きた
オーストリアの作曲家で、日本でも年始に放映される「ニューイヤー
コンサート」にその作品がたくさん取り上げられます。
一方、もう一人の「シュトラウス」はドイツのリヒャルト・シュトラウス
(1864-1949)。「英雄の生涯」や「ツァラトゥストラはかく語りき」
などで有名です。

お時間があれば、マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
「ツァラトゥストラ」をどうぞ。映画「2001年宇宙の旅」や
CMなどで有名です。確かチョコレート会社(?)のCMにもあったような。

https://www.youtube.com/watch?v=D4d88IgvhK4

この映像は2012年のもの。ヤンソンスの健康状態がまだ良好で、
指揮の姿も本当に美しいです。中でも私が好きなのは、07:15あたりに
出てくる"Von den Freuden und Leidenschaften(喜びと情熱について)"の部分。
映像付きでこの旋律を聴くたびに、もうヤンソンスには
会えないのだなあとしみじみ感じてしまいます。

ちょっと湿っぽくなってしまいましたが、明日は関係代名詞です!
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いちのいち [英語]

横浜で暮らしていた小学校時代。
1年生のときは1年1組でした。年配の厳しい女性の先生でしたが、
厳しさの中にも優しさがあって、とても居心地の良いクラスでした。
我が家の庭に咲いたお花を母に切ってもらい、
小さな花束にして学校へ持っていくと、先生がとても喜んでくださいました。
懐かしい思い出です。

1年1組は、そのまま表記すると「1-1(いちのいち)」です。
それがきっかけになったかはわかりませんが、今でも私は
数字の連続や並び方に興味があります。埼玉のFMラジオ局NACK5に
出ておられるDJの小林克也さんも、よく番組内で数字のぞろ目を
言及しています。

先日、朝のウォーキングの最中には、地名で「1-1」という表記を
見つけました。「朝からラッキー!」と単純に喜んだ私は、
さらに歩き続けること数分。その隣町でまたもや「1-1」を見つけて
嬉しくなったのでした。

いえ、ただもうホントにそれだけの話なのですが。

このまま本日のブログを終えるのも何なので、「ぞろ目」を英語で。
アルク英辞郎で調べたら「6のぞろ目(さいころ賭博の)は、

box cars

という英語でした。ただし、俗語表現のもよう。

一方、電子辞書の研究社「新和英辞典」で「ぞろ目」を引いたところ、こんな感じでした:

(サイコロなどのそろい目)a double; doublets
(競馬の連勝式で1,2着に同枠が来ること)a bracket bet

ちなみに「1234」など数字が続くことは「連番」と言います。
英語ではconsecutive numbers。日本語の方が言いやすいです、私には・・・。
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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2020年5月25日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「タイ 金の価格高騰で換金客が行列」です。

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2005/25.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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今日のロイヤル英文 [英語]

今日は接続詞と関係詞です。

*p561
As far as I know, Bunin is the most brilliant pianist in the world.
(私の知る限りではブーニンは世界で最も才能豊かなピアニストだ)

→実はこの辺りからクラシック音楽の例文が頻出。おそらく編者が
クラシック好きなのでしょう。ブーニン、懐かしい!
その後に台頭したのがキーシンでしたね。最近ならラン・ラン。

*p568
The calculators, which are not working well, must be repaired.
(計算機は、どれもちゃんと働かないので修理しなくてはならない)

→「計算機」ということば。私が子ども時代にはよく使われていました。
当時はまだ電池式でソーラーではなかったですね。今は計算機より「電卓」と言うような。
ちなみに電卓もPCの数字キーボードも「5」の上に突起があります。
これでブラインドタッチを、ということですが私はできないです。

*p569
He wrote her a long letter, which she sent back unopened.
(彼は彼女に長い手紙を書いた。ところが彼女は開封しないでそのまま
送り返した)

→お手紙時代ならではの例文。この項では関係代名詞whichを説明しているのですが、
せめてお手紙ではなくて「どこかの企業からダイレクトメールが届いた。
開封せずに彼女は送り返した」とした方が救われそう・・・。
感情移入してしまうと、何ともこのお相手の方が気の毒すぎる。

次回も関係代名詞です。
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お隣 [日々の暮らし]

数か月前に出かけた京都。お目当ての一つが明治大正期の政治家・山縣有朋の
別荘である無鄰菴(むりんあん)の訪問でした。平安神宮の鳥居から東に歩いて数分。
周辺には普通の道路があるものの、一歩敷地内に入ると静けさが
広がります。和室に正座して庭園を望むと、東山が借景として目に入り、
心和むひと時を過ごせる素晴らしい場所です。

訪問時に注目したのは「無鄰菴」という名前でした。

山縣は存命中、いくつかの別荘を建てたそうです。
最初の別荘は出身地・山口県につくったもので、これに無鄰菴(第一無鄰菴)と
名付けています。由来は「隣家の無い静かな場所にあったから」だそう
ですが、一説によると、「論語」の次の一節からとったとも言われています:

「徳不孤必有鄰(徳は孤ならず、必ず隣あり)」

この文言を調べたところ、以下のような意味でした:

「徳のある人はけっして孤立しない。必ず理解し協力する人が出てくるものである」

ちなみに私が子ども時代に暮らした横浜には「有隣堂」という書店が
本拠を構えていました。これも同じ論語から社名が付けられたそうです。
「隣」と「鄰」は同じ意味です。
なお、有隣堂の情報誌名は「有鄰」で、無鄰菴の「鄰」と同じ。
この情報誌は1967年から発行されており、とても充実しています。
神奈川に関するエッセイや記事が豊富です。

さて、「隣」という字。漢和辞典によれば、たがいに接し合っている家屋や
土地などを差しますが、第2の語義として「親しいなかま」という意味も
あるのだそうです。左側のこざとへんは「邑(むら)」、右側の「粦(りん)」は
「鬼火」という意味。ちなみに化学元素の「燐(りん)(phosphorus)」も
同じ語源。一方、びっくりしたのは、「隣」の古字が「厸」という字であること。
どう見ても私には「むむ」としか読めません。でもこれで「りん」と読みます。

ちなみに「隣町」は英語でneighboring townあるいはadjacent town。
「隣組」はneighborhood associationです。
そう言えば子どもたちが小さかったころ、「バスごっこ」という歌を
よく歌っていました。

「大型バスに のってます
キップをじゅんに わたしてね
おとなりへ(ハイ) おとなりへ(はい)
おとなりへ(ハイ) おとなりへ(はい)
おわりのひとは ポケットに!」

という歌詞。調べたところ、作詞は香山美子(こうやまよしこ)さん。
絵本「どうぞのいす」の作者です。一方、作曲家は湯山昭さん。
私が子どもの頃のNHK天気予報の音楽の作曲家さんでした。

https://www.youtube.com/watch?v=Cjn92Ps6EqQ

懐かしい~。

そして今日も「隣」の字から天気予報まで飛びました!
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きっかけはネット通販 [日々の暮らし]

どうしても欲しい絵柄のポストカードを店頭で探したのですが、
なかなか見つからず。どうしようかなあと思っていたところ、
そうだ、ネット通販があると思い立ちました。
早速検索したところ、あっという間に発見!
お陰で数日以内に手元に届きました。

そのポストカードは、某通販サイトに出品されていたものです。
以来、そのサイトからお知らせが届くようになりました。
数年前、家の中を始め、ありとあらゆるものの断捨離に私は凝っていたのですが、
そのときにダイレクトメールもずいぶん解約。
それですっきりとした生活を送れるようになりました。

このサイトのお知らせも当初は解約しようと思っていたのですが、
よく眺めてみると写真は豊富、しかも洋服だけでなく
アクセサリーやインテリアなどが取り上げられています。

以前の私であれば、ダイレクトメールは速攻削除していたの
ですが、このサイトだけは見入ってしまいます。

すぐに買うわけではないのですが、メールを開けるたびに
美しいデザインのものがカラー写真で目に入ってくるのは
実にうれしいものです。

「素敵だなあ」という思いに朝から浸ることができると、
何だかそれだけで良い一日を送れるような気分になってきます。
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ブレーキ [英語]

先日、テレビで旅番組を観ました。国はオランダです。
その中でレポーターの方が貸自転車に乗っていました。
よーく画面を見てみると、ああ、やっぱり!
オランダの自転車、実はハンドブレーキがないのですよね。
ペダルを後ろに回転させてブレーキをかけるのがオランダ流です。

幼少期にオランダへ転居した際、自転車専用道路があることに
まずは驚かされました。車道、自転車道、そして歩道があるのです。
オランダは埋め立て地ですので、どこへ行ってもまっ平。
国中に自転車専用道路があります。なぜかバイクも共存して
走っていますので、手前の歩道から道路の反対側を目指す場合、
かな~り注意して渡らないといけません。昨年、オランダを一人旅
した際には、そのことをすっかり忘れていたため、
ずいぶん戸惑いました(=すごく危なかった、という意)。

結局、オランダ時代の私はあのペダルブレーキになじめず、
日本から持ってきたブリヂストンの女児向け自転車に乗り続けて
いました。今、検索したら未使用品がメルカリに出ていてびっくりです。

ところでブレーキの英語brakeを辞書で引いたところ、
語源は中期オランダ語から来ているのだそうです。思わぬ
オランダつながり!

なお、「ブレーキをかける」は英語でput on a brake、
apply a brake、hit a brakeなどがあります。
面白いのは「急ブレーキを強く踏む」という場合は
jam on the brakesであること。jam onは句動詞です。
さらに調べたところ、jam one's hat onは「帽子をぐいとかぶる」
Do you want jam on it?は「さらにまだ何かほしいのか?」
という意味だそうです。

あ、そう言えばイギリスのスーパーにはジャムのコーナーに
strawberry conserveあるいはpreservesというラベルの付いた瓶がありましたっけ。
いずれもジャムの類語なのですが、さらに今、ネットで調べたところ
厳密には使い分けがなされていたのですね。知らなかった!

https://loginella.site/jam-jam-jelly-these-are-the-differences/

・・・あれ?今日もブレーキからジャムまで飛びましたね。
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今日のロイヤル英文 [英語]

少し間が開きましたが、今日も接続詞です。

*p554
I wrote down his telephone number for fear (that) I should forget it.
(忘れないように彼の電話番号を書き留めた)

→これも時代を感じる例文です。今ならスマホを振ってLINE交換で済む時代。

*p558
Even if it rains or snows, he goes to the railroad station by bicycle.
(たとえ雨が降ろうが雪が降ろうが、彼は自転車で駅まで行く)

→最寄り駅まで自転車しかない、という場合はまさにこの例文。
ちなみに私の父は雪が降った翌日、いつものごとくバイクで最寄り駅へ。
凍っている所でスリップしてしまい、鎖骨骨折・・・。

*p559
He claims to be a member of the royal family when in fact his family were immigrants.
(彼は自分の一家が実際は移民なのに王の一族であると主張する)

→・・・何となく今のどこかの大統領を思い出してしまった・・・。

まだまだ接続詞は続きます。
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