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浦和レッズ・槇野選手のことば [日々の暮らし]

コロナウイルスで不安な日々を送っているのは一般市民だけでは
ありません。芸術やスポーツの世界に生きる方々も大変な思いを
しておられます。ギャラ・ベースで仕事をしていたり、出来高で
あったり、という職業も世の中にはたくさんあるのですよね。

GW前に日経新聞に出ていた浦和レッズ・槇野智章選手のインタビューには
考えさせられました。サッカーの場合、ボールをける、
チームで練習をする、試合に出るといったものすべてが
いわば仕事であるからです。それらが全くできないという苦しみは
大変なものだと思います。

けれども槇野選手はすべてをポジティブにとらえていることが
この記事からはわかりました。「これまで目をつぶっていたトレーニングに、
この機会に取り組めている」と述べています。また、
指導者のB級ライセンスの勉強も始めたとのこと。
いつもとは異なる時間の流れの中で、どのようにして前進できるかを
考えて実行していくことはとても大切だと私も思います。

と同時に、選手によっては気落ちしてしまったり
状況を嘆いてしまったりする人もいる、と槇野選手は述べています。
試合やインタビューで強いイメージのあるスポーツ選手とて
人の子ですものね。辛いときに「辛い」と言っておいた方が、むしろ
自分の心を守ることになるのでは、と私は思います。

Jリーグが中断する中、ファンのために発信を続ける槇野選手。
再開の暁にはぜひスタジアムでその姿を見たいなあと思います。

(「スポーツ再興 ウイルスに負けない J1浦和DF 槇野智章」
日本経済新聞2020年4月25日金曜日朝刊)
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