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くじけない [日々の暮らし]


先週の授業で、私のこれまでの仕事経緯を話す機会がありました。
いわゆる「キャリアパス」です。

最近は中学生ぐらいからキャリアを意識する教育が
学校では実施されています。自分を見つめ、自分の強みや
夢を棚卸するにはとても大切な活動ですよね。

ただ、「物心ついたころから○○になりたかった」という
強烈な目標を誰もが抱いているとは限りません。
私もその一人でした。ゆえに、キャリアパス関連の活動をする際、
「夢を書かねばならない」「そのための職業や業界、
進学先を考えねばならない」となると、
気が重くなるのではないでしょうか。

今、この瞬間に「何をやりたいか」を持っていなくても、
気にすることはないと私は思います。ぼんやりとでも
構わないのです。

ただ、その一方で、自分が日常生活で好きなこと、
食事を後回しにしてでも取り組みたいことなどが
あるならば、それを大切にしてほしいのですね。

たとえば私の場合、英語や通訳に関する勉強をいったん始めると、

「この単語を調べ終えたら食事」
「このリサーチが済んだら家事」

となります。プライオリティが「自分の好きなコト」に傾くのです。

元・博報堂社員で現在は実務家教員の青山忠靖さんは、
こう述べています:

「キャリアパスはおそらく本人が思い描く通りに
進まないはずだ。挫折を繰り返すことになるだろうが、
くじけないことだ。教員を目指したいという
思いがあるのならば、時間をかけて機会を狙うことを
私は勧めたい。」(p83)

実務家教員を目指す人向けの書籍に書かれていました。

(「実務家教員の理論と実践」実務家教員COEプロジェクト編、
社会情報大学院大学出版部、2021年)
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