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ポスターの違い [日々の暮らし]


かつて子どもがイギリスの保育園に通っていたころ、
先生方が描く動物の絵が日本とは異なることに
気付かされました。日本のはそれこそ「うさちゃん、
くまさん、ねこちゃん」という感じの、実に
可愛いイラストですよね。一方、イギリスのも
可愛いと言えば可愛いのですが、日本のような
愛くるしさというよりも、もう少しリアルな感じです。

そうした文化が日本にはあるからなのか、日本では
ゆるキャラが発達したり、日常生活の中でも
イラストを沢山見かけたりします。ネットの「いらすとや」サイトは
フリーで素材を使うことができますので、ここから
転載されたイラストを公共の場所でも結構目にするのですよね。

さて、私が興味深く思うのは、たとえば公の
告知のような内容でも、日本では可愛いイラストが
掲載されていることです。たとえばこちら:

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#h2_1

一方、イギリスのとある自治体のコロナ関連ポスター:

http://www.horsforthtowncouncil.gov.uk/Horsforth-TC/Default-37026.aspx

どちらが良い悪いとは一概に言えないと思うのですが、
それでもコロナが深刻な感染症であるということを考えると、
別にかわいいイラストにしなくても良いのではというのが
私個人の考えです。

でもこれも習慣の違いなのでしょうね。

他にも「歩きスマホ注意」「酔ってホームの端を歩かない」
「ワイヤレスイヤホンを落とさないように」といった
注意喚起のポスターも日本はほのぼのイラストのような
印象です。
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勘を頼りに [仕事]


通訳の仕事をする上で、特に大事にしているのは
「タイミング」と「長さ」です。

タイミングとは、逐次通訳の場合、話者が話を
区切った時点ですかさず入るということ。
文章の終わりや話者が息継ぎをしたときなどに
パッと入り込むことができれば、非常に
リズムよく通訳ができるのですよね。

逆に、タイミングを逸してしまうと話者は
延々と話してしまい、こちらはメモの量が膨大となり、
いざメモを見ながら逐次通訳で再現しようとしても、
最初に聞いた方は忘れてしまう、ということに。
私にとってはキョーフです。

一方、長さにおいて私が意識しているのは、
話者が話した長さと同じぐらいにまとめることです。
話者が1分話したのであれば、通訳も1分、
話者が30秒ならこちらも30秒にすることで、
長すぎず短すぎずを心がけているのですね。

そのようなことから、日常生活でもなるべく
時間の長さを体で覚えるように工夫しています。
具体的にはタイマーをかけて仕事をしたり、
台所仕事でも「ティーバッグを2分間抽出している時間」の
長さを意識しながら他の作業をしたり、という具合です。

ちなみに先日やってみたのは、「電車に乗ってから
今だいたい何分ぐらい経ったか?」を
当ててみること。「さっき腕時計を見たのが
10:40だから、そろそろ10:55かな?」
という具合に勘を頼りに想像してみるのですね。
当たったときは結構嬉しくなります。

・・・いえ、ただそれだけのことなのですが。
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ツバメ [日々の暮らし]


春になり、自宅付近に咲くお花や新緑を大いに
堪能しています。以前、防災関連のセミナーに参加
した際、講師が「ある家が花を飾ると、
それは隣近所にも広がる。それにより、町全体が
きれいになり、泥棒が入りにくくなる」と
述べていました。確かにそのような効果はありますよね。

私は草木の名前には詳しくないのですが、それでも
朝、お散歩をしながらあちこちと眺めるのが大好きです。
一軒家であれば、そこに住んでおられる方のお花の
好みが表れますし、マンションであれば、管理組合などの
意向もあることでしょう。

さて、先日のこと。歩きながらふと空を見上げると
随分速く飛び交う鳥を見かけました。そう、今の時期は
ツバメが飛来してくるのですよね。カラスやハト、
スズメとは明らかに飛び方が違います。ぴゅーんと
飛ぶ印象です。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401012_00000&p=box

時速50キロ、最高で200キロというのは初耳でした。

ちなみに私が幼少期に通っていた幼稚園時代の
クラス名は「つばめ組」だったと記憶しています。
気になって検索したところ、幼稚園自体が
随分前に閉園していました。少子化です。
うーん、残念・・・!
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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]


以下の放送分の翻訳と解説を担当いたしました。

2021年4月27日「国内最高齢ピアニスト 100歳前に演奏会」

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2104/27.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第489回がアップされました。
タイトルは「正解の呪縛から逃れる」、書籍紹介は
「とにかく目立ちたがる人たち」
(矢幡洋著、平凡社新書、2006年)
を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/20932.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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天気予報 [日々の暮らし]


何事も日常の中で当たり前のように起きていると、
それ自体に疑問を抱かなくなります。そのことに
気付かされたのが先日読んだ下重暁子氏の本でした。
「自分勝手で生きなさい」(マガジンハウス発行、2020年)
というタイトルです。

その中に書かれていた日本の天気予報についての
一文が興味深かったのですね。
日本の天気予報というのは、たとえば「今日は
お洗濯に適しているでしょう」と言った具合に、
布団や洗濯について言及するのですね。

でも下重氏いわく、最近は花粉症の問題もありますし、
かんかん照りでもあえて家の中に干す人もいる、
あるいは乾燥機を使う人もいる、のであると。

確かに「傘を持参した方が良い」とか「突然の
雷雨にご用心ください」(←なぜか最近は
「ご注意ください」よりも「ご用心」という言葉を
よく聞くように個人的には感じます)が増えていると
感じます。私が子どもの頃はあまりそこまで
言及していなかったような記憶があるのですね。

もちろん、これが日本の天気予報の特徴と言えば
それはそれで良いと思います。でもイギリス時代に
観たテレビの天気予報など、確かにそうした
洗濯・傘関連の情報は無かったことを思い出すと、
この違いも面白いなあと感じます。
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あと少し? [仕事]


家で仕事をする際、なるべく負担に感じないような
工夫が必要だなと思いながら取り組んでいます。
あまりにもやるべき作業が多すぎてしまうと、
それだけで着手することすら億劫になってしまうのですよね。

私の場合、タイマーをかけて「5分だけ集中する」
「10分間でメールを返信する」など、
なるべくメリハリをつけるようにはしています。

一方、複数日に渡って準備をするような業務も
あります。たとえば授業の教材研究や
通訳準備などの類です。

そうした業務の場合、やろうと思えばそれこそ
エンドレスに作業はあるのですよね。どちらも
調べ始めたらきりが無いからです。

そのマインドになってしまうと、私の場合は
結構厄介です。と言いますのも、「まだこんなにある」
「あれもやらなきゃ、これも取り組まねば」
という風になってしまうからです。

そこで最近は考え方を変えてみました。

それは、「こんなにたくさん残っている」と
思う代わりに、

「あと少し」

ととらえるようにしたのですね。

目の前の作業量はあまり変わらないのですが、
それでも「あと少し」というアプローチで
いると、何となく取り組みやすいような気持ちになります。

・・・完全におまじないなのかもしれませんが・・・!
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「ねばならない」 [日々の暮らし]


小さいころから計画を立ててあれこれと進めることが好きでした。
また、何かを分類することにもはまっていましたね。
たとえばキャラメルやガムのおまけを集めていたころは、
種類別に分類していましたし、シール集めに凝っていたころは
色別にしたりテーマ別にしたりしていました。
切手を本格的に収集するようになると、国別、さらに
大陸別という具合に分けていきました。

中学生になってからは学習雑誌に出ていた「テスト勉強の
計画の立て方」という記事に影響を受け、数週間前から
せっせと科目別プランを練っていました。
自分で決めて実行する、そして達成するというサイクルが
心地よかったのでしょう。

それはそれで良かったと思います。

でも、それがあまりにも染み付いてしまい、
何かをやるにしても頭の中でついつい自分に
多大なタスクを課すようになってしまったのですね。
仕事であればわかりますが、日常生活のささやかなことにも
そうして緻密な計画を立てるようなことも
してしまったのです。

元気なときはそれでも構いません。でも、心身が
疲れているときにそれを実行しようとすると、
苦しくなってしまいます。

ですので最近はあえて「『ねばならない』からの解放」を
心がけるようにしています。

たとえば近くのウォーキングに出かけた際、
以前であれば決めたルートを歩くことを自分に
決めていましたが、最近はもっぱら行きたいところを
ふらふらと歩くようにしています。

「せっかく来たから、あと10分歩けば、目標の
60分ウォーキングに達するけどなあ」などと思うと、
またまた義務になってしまいますので、そうした考えは
あえて封印。

お陰で気持ちがとても楽になりました!
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時代の変化~車内で気づいたこと [日々の暮らし]


先日、電車に乗って通勤していた際、改めて
車内を見渡してみました。自分が子どもの頃と比べて
どのような変化が出てきたか考えてみたのですね。

たとえば、昔の電車は日よけがあり、窓の上の方から
引っ張っておろすことができました。しかし最近は
窓そのものに遮光性あり、紫外線防止仕様となっています。
ですので日よけ自体が無くなっているのですね。
ガラスの強度も以前と比べてあるそうですので、
安全面にも配慮されています。とはいえ、個人的には
ブラインドがあった方が朝日の強さを防げるのになあと
思っています。

一方、先日乗った電車のつり革は黒色。
昔は白い輪っかでしたが、そのつり革は三角形でした。
ただ、調べたところ三角形が増えているのは東京圏
だそうで、関西では丸型が今なお主流だそうです。

ところで今春、JRのダイヤ改正がありましたので、
最寄り駅でポケット時刻表を頂こうと尋ねたところ、
発行は止めたとのこと。皆がスマートフォンで検索
する時代ですので、採算が合わないのでしょうね。
でも小型で手帳に入れることができ、見やすかったので
私としては続けてほしかったです。

・・・仕方がないので、駅に掲示されている時刻表を
撮影してカラープリンタで印刷するも、
天井の蛍光灯が反射して写ってしまいました。残念!
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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第246回は at sixes and sevens (ごちゃごちゃして、混乱して)
というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/20819.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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