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世界のニュース [英語]


まだインターネットが世に出ていなかったころ、私は
海外ニュースにとても飢えていました。
1980年代半ばのころです。せいぜい日本で売られている
英字新聞ぐらいは手が届いたのですが、TIMEや
NEWSWEEKなどは値段もそれなりにしたため、
めったに手に入れられませんでした。

一方、リアル音声でニュースを聞く唯一の手段は
米軍向け放送のAFNぐらい。あとは短波ラジオで
ひたすら周波数に合わせて、ビービーガーガーいう
音から英語ニュースを拾うぐらいでした。
とにかく手間のかかる時代だったのですよね。

飯田橋にはBritish Councilがあり、そちらにも
随分お世話になりました。当時は一階にライブラリーがあり、
そこでBBCのビデオを借りられたのです。
イギリスと日本はビデオの方式が異なるのですが、
そのビデオはちゃんと日本の方式に合うように
セッティングされていました。

ビデオテープ1本にはおよそ3時間分(?)ぐらいの
映像が詰まっており、ニュースやドキュメンタリー、
確かドラマやコメディなども入っていたように記憶しています。

こちらを借りて、自宅で再生するのが私にとっては
大いなる楽しみだったのです。

あれから時代は大幅に進歩し、今ではいつでもどこでも
海外のラジオ局や動画などを楽しめます。
私はネットラジオが今、お気に入りで、
最近はBBC World Serviceをよく聞いています。
かつては短波放送でしか聞けなかったこの局も、
こうして手軽に楽しめるのですよね。

欧米だけでなく、南米やアフリカなどのニュースも
まんべんなく取り上げられています。世界情勢を
知る上で、貴重な情報源です。
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我流SDGs [日々の暮らし]

Sustainable Development Goalsということばが最近は
色々なところで目に入るようになりました。
国連が定めた「持続可能な開発目標」のことですよね。
今や就職活動でも企業側のSDGsが会社選びの指標と
なっていますし、学校ではSDGsを授業に組み込んでいる
ところもあります。

SDGsで掲げられている目標には貧困や飢餓の撲滅、
教育や医療、水の普及やジェンダーの平等など
合計で17項目あります。私自身、出来る範囲で
ささやかであっても貢献できればと考えているところです。

ちなみに最近かなりこだわって(?)取り組んでいるのが、
「プラスチックごみをまとめて出すこと」です。
昔私が暮らしていた街ではプラスチックも可燃ごみとして
捨てていたことがあるのですが、今はどの自治体も
厳格にゴミの分別がなされていますよね。

で、「プラ」表示のあるものはできる限り
プラスチックの回収日に捨てられるよう、取り分けて
います。私が住んでいる街はプラごみの収集が
週1回なのですが、いやはや、ちりも積もればでは
ありませんが、ものすごくプラスチックというのは
かさばるのですね。食品トレイからPETボトルに
巻かれているラベル、ビニールテープなど、
こまかーく見れば本当に沢山のプラスチックが
日々の生活で使われているのがわかります。

形がしっかりしているからこそ、食品トレイなどで
商品がつぶれないようにするために使われている
わけですし、紙のように溶けないからこそ、
ラベルになっていたりするのですよね。

こうしたプラスチックが環境問題に結びついて
いると思うと、色々と考えさせられます。
我流SDGsによる発見です。
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応募フォーム [日々の暮らし]


かつては何かに応募する際には、電話かはがきで連絡を
とっていました。でも今は大半がネットでできますよね。
画面上で入力すれば早く済ませられますので、
とても便利です。

特に私が重宝しているのが、「郵便番号を入力すれば
自動的に住所の町名まで出てくる機能」です。
あとは細かい番地を入れれば終了ですよね。
でもたまに郵便番号を入力するも、都道府県以下を手作業で
入力、ということがあります。「期待大だったのに・・・」と
思わないでもありません。

一方、いつも注目するのが生年月日の欄です。
デフォルトが何年になっているかが興味深いのですね。

たとえば「1987年」あたりになっていれば、
おそらくそのサイトは現在30歳代の方をターゲットと
しているのでしょう。

けれどもたまに「1900年」などという数字にセットされて
いると、「どう考えてもあり得ない年齢!」と思ってしまうのですよね。

逆に今の年、すなわち「2021年」などとあると、
「いや、ゼロ歳でこのキャンペーンには応募できないけど・・・」と
ツッコミを入れたくなります。

もう一つ、今はどうかわからないのですが、かつて
とあるサイトの会員登録をした際、見本として記されていた
住所が妙にリアルだったのですね。その会社と関係が
あったのかどうかはわかりませんが、なぜか印象に残っています。
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何もしない日を決める [日々の暮らし]


かつてBBCに勤めていたころはシフト勤務であり、
私のお休みは木曜と金曜日でした。平日休みには
メリットもあり、それを享受できていたのは良かったです。
たとえば銀行や郵便局、役所関連の手続きなどは
平日にしかできませんし、お買い物やカフェ、美術館なども
平日の方が空いています。人混みが苦手な私にとっては本当に
助かりました。

ただ、デメリットもありました。それは「世の中が
仕事をしている時に休んでも、今一つ休んだ気分に
なれない」というものでした。自分ではリラックス
していたつもりでも、世間が働いていますので、
あまり体が休まらないような感覚を覚えたのですね。
一方、「世の中の週末=私の週初め」でもありましたので、
「やっぱり土日休みの方が魅力的かも・・・」と思ったものでした。

今はフリーで仕事をしていますので、自分で
スケジュールを管理できます。業務が立て込む繁忙期に
がんばって仕事をして、その分、長めのお休みを
とることも可能です。航空券がお手頃価格になるころに
あえて海外へ行くこともできるのですよね(今はコロナで断念中)。

けれども、最近「あること」に気づきました。
それは「休日」でも何かと予定を入れたがっていた自分が
いたのですね。これでは体がしっかり休まらないことに
気付かされたのです。

家事を含めて「何の予定も入れない日」というのを
設けた方が、体には良いのではと最近は感じています。
朝起きて、「さて、今日は何をしよう?」と考えて
一日を過ごしてみる。それはそれで落ち着けると思うのですね。

ボーっとしているも良し、空を眺めるも良し、
ウォーキングに出るのもしかり。

私の場合、詰め込み過ぎてしまう傾向があるため、
ここ数日、「休む大切さ」を意識するようになっています。
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おまじない? [仕事]


通訳の仕事というのは、毎回請け負う案件の内容が異なります。
放送通訳であればニュースですが、会議通訳の場合は
「今日はIT通訳」「明日は医学会議」「来週は教育関連」
という具合に、様々なテーマに接するのですよね。
よって、その都度猛勉強をすることになります。

私の場合、得意分野は日ごろから接している世界のニュース
です。アメリカ大統領選挙は定期的にやってきますし、
事故や災害、内戦などのニュースも、悲しいことですが
頻繁に報道されます。経済やスポーツ、芸能関連の話題も
飛び込んできます。

一方、国際会議のように「一つのテーマを踏み込んで扱う」
という場合は、表面的な勉強だけでは太刀打ちできません。
聴衆も専門家が多いですので、いい加減な訳出を
すればすぐにバレてしまうのですよね。よって、予習も
手を抜くことはできないのです。

業務の依頼を受けた際、自分にとって関心の高い分野であれば、
予習にも力が入ります。勉強への意欲も高く、すぐにでも
取り掛かれるのですね。一方、「難易度が高そう」「自分の
苦手分野」という場合、なかなかギアが入りません。
「早く予習をせねば」と思いつつ、時間ばかり経過してしまい、
直前になって焦るというのは、避けたいシナリオでもあります。

デビュー当初はエンジンがかからず、ギリギリまで
後回しにしてしまい、当日苦い経験をして激しく後悔、
ということをしていました。そこから得た教訓、それは
「とにもかくにも早く取り掛かる」というものでした。

具体的には、

*いきなりウィキペディアを見ても情報が大量であれば、
子ども向け百科事典やサイトにあたってみる

*初心者向け動画があれば、それを視聴する

*「自分はこの分野の門外漢。だからこそ学んでいる」と言い聞かせる

このようにしています。

特に難易度が高い場合、「どうして私はこんな基礎的な
こともわからないのだろう」「お受けして本当に良かったのかしら」
という具合に、自分イジメになりかねないのですよね。
このようなことにグダグダとエネルギーを費やすぐらいなら
さっさと白旗を掲げて基礎から勉強するしかありません。

というわけで、最近は「私は超初心者です」と認めた上で、

「へええええ、おもしろい!!」

「うわっ、そうなんだ!知らなかった!!」

「こんなに楽しい世界があったなんて!この案件を
受けなければ知りえなかったわよね~」

と、「あえて言葉にして」います。おまじないなのかも
しれませんが、自分で声に出して自分の耳からそれを聞くと、
何だか嬉しくなってきます。
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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第244回は play possum(死んだふりをする)というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/20692.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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遠くを、上を [日々の暮らし]


遅まきながらスマートフォンを入手したのが今から
わずか数年前。それまではガラケーで何とかなって
いたのですが、いざスマホ生活に慣れると本当に
手放せなくなります。

その一方、今までよくおこなっていた電車内での読書、
新聞読み、電車の中吊り広告眺めなどが
めっきり減ってしまいました。LINEが気になったり、
ネットで最新ニュース(仕事柄、です)を
チェックしたりと、視線は常に「手元の画面」と
なっているのですよね。

でも最近、桜が咲き始めて春の息吹が感じられるようになり、
考えを改めました。今しか味わえない季節の花々、
香りや空気、景色などをもっと堪能しよう、と。

このところあえて意識しているのが、「遠くの景色を
眺めること」と「空を見上げる」ということです。
手元の手のひらサイズの画面ももちろん魅力的ですが、
様々な発見が外にはあるのですよね。

先日は、いつも見慣れた光景ではあるものの、
名前がわからなかった橋の名称がわかり嬉しくなりました。
意外なところに意外なものがあることを発見しただけでも、
大いなる達成感です。
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リモコン [日々の暮らし]


エアコンやシーリングライトを購入すると、リモコンが付いてきます。
私が子どもの頃など、エアコンなどそもそも珍しいものでしたし、
やがて普及し始めたもののスイッチは壁にくっついて
いました。天井の電気も同様で、壁スイッチを押すというのが
定番でした。ちなみにビデオデッキ(古い!)のリモコンには
本体から長いコードが付いているというのが初期の型でしたね。
無線のリモコンが出てきたときは本当に画期的と思いました。

さて、最近のリモコンは本当に性能が良く、たとえば
ケーブルテレビのリモコンなど、最近は音声認識さえしてくれます。
たとえば「○○チャンネル、つけて」と言うと、本当に
そのチャンネルに合わせてくれるのです。

一方、リモコンでいつも迷うのが、商品に付いてくる
壁掛け用リモコンケースです。分譲の家であれば好きな場所に
壁に穴を開けてケースを付けられますよね。でも賃貸暮らしの場合、
壁に傷をつけるのはNGです。よって、いつもケースを
どうすべきか迷ってしまうのです。

ネットで検索したところ、「まずは壁にマスキングテープを貼る
→リモコンケースの裏に両面テープを付ける」という
アイデアがありました。マスキングテープは剥がしても跡が
残りませんので、これは素晴らしいアイデアだと思います。

で、私の場合どうしたかと言いますと、ケースを壁に
付けることはやめました。理由は「テレビのリモコンには
ケースが付いていないから」です。つまり、壁ケースは
あっても無くても別に構わない、という結論に至ったのですね。

結局、書斎エアコンのリモコンはデスクの上に、
シーリングライトのリモコンはベッドサイドに
置くことにしました。こうして定位置を決めてしまえば
無くすこともないと思います。なお、テレビのリモコンは
かつて「テレビ台の上」と決めていたのですが、
「ソファに座ってテレビを見る」わけですので、
ソファ脇のテーブルにお引越しさせました。

・・・にしても壁掛けリモコンケース、捨ててしまうのは
もったいない。何か別用途は無いかしら?
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今さらながら [日々の暮らし]


電子レンジやエアコンなど、ずっと何の疑いも無く
使い続けてきました。レンジは数年前に購入したもので、
色々とメニューはあるのですが、温める際には
いつもスタートボタンを押して自分で時間を想像しては
スイッチオンにしていたのですね。

一方、エアコンに関しては寒いときは暖房ボタン、
夏の熱いときには冷房ボタンを押していました。

しかし!

子どもが「自動ボタンを押せばいいのでは?」と
教えてくれたのです。知らなかった・・・。

たとえば電子レンジであれば、庫内にお皿や
容器を入れて自動ボタンを押すと、重さや冷え具合
などからレンジが判断して最適なタイミングで
知らせてくれるのですね。

エアコンに関しては、室内外の温度を検知して、
最適な温度で風を送り込んでくれるのです。

なるほど~。これならあれこれ考えずにお任せして
しまえばよいのですよね。

今さらながら便利な機能を知った瞬間でした。

・・・遅すぎ??
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]


「通訳者のひよこたちへ」第485回がアップされました。
タイトルは「笑いにしてしまおう」、書籍紹介は
「読売新聞『シングルスタイル』編集長は、独身・ひとり暮らしの
ページをつくっています」(森川暁子著、中央公論新社、2020年)
を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/20673.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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