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「柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現」第131回 [掲載]

今回は「ゴールド」にちなんだ英語表現です。

http://blog.issnet.co.jp/?cid=12

どうぞよろしくお願いいたします。
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今日のロイヤル例文 [英語]

今日も不定詞の続きです。こうして日々、例文を読んでいると
自分の知らなかった英語の用法を改めて知ることになり、
とても新鮮に感じています。

*p424
He must be crazy to go out in this stormy weather.
(こんな嵐の中を出かけるなんて、彼はどうかしているにちがいない)
How kind you are to come all the way to see me!
(わざわざ会いに来てくださるなんて何とご親切なんでしょう)

→相当の悪天候の中、男性の方は彼女に会いに出かけ、
それに感激した彼女のセリフ・・・という感じ?2文続けて出ていました。
不定詞の副詞用法での説明項目で。

*p424
To think that I was a billionaire!
(この私がかつては億万長者だったとは)

→バフェット氏の投資会社が5.3兆円の赤字を出し、
航空株をすべて売却したとのニュースを読んだばかり。

*p437
I would hate you to get into the papers.
(君のことが新聞に出てほしくない)

→一体どのような会話でこのセリフが出てくるのか、つい深読み。

***
明日も不定詞です。
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「人生は短いんだ」 [日々の暮らし]

日経新聞の中でいつも注目しているのが、最終ページにある
「私の履歴書」です。著名人が自らの半生を振り返り、1か月間にわたり
綴っていくというもの。今月は女優の岸恵子さんです。

岸恵子さんは横浜生まれ。私も幼少期に横浜で過ごしました。
私が子どもの頃のこと。車で神奈川県立平沼高校の前を通りがかった際、
両親が「そう言えばこの高校を出たのが岸恵子さんだったのよね」
「才色兼備の女優さんだよね」と話していたのを覚えています。
「私の履歴書」を読んだところ、岸さんは戦後間もない1948年4月に
入学していました。当時は県立横浜第一女子高でした。

岸さんは、得意科目と不得意科目の差が激しかったのだそうです。
学級委員をしていたものの、不得意の数学試験では答案の半分を
白紙で出してしまったのだとか。それを見た担任の先生が
岸さんを自宅に呼び出してお説教をしたとあります。
今の時代、先生が自宅に教え子を呼ぶということは
考えられないのですが、当時はそのような時代だったのですよね。

日曜日に先生宅へ出向いた岸さんは、そこで20分ほど
ひたすらお説教を聞かされたそうです。先生のお母様がお茶を
出してくださっても手が出なかったのだと。

けれども、帰り際、先生はこう声をかけたそうです。

「根性を通せ。君には多くの才能がある。好きなことをやれ。
人生は短いんだ。苦手なものはやらなくていい」

岸さんはこの言葉を心にとめて社会人になりました。そしてお礼を
伝えたいと思った時、恩師は亡き人となっていたのだそうです。

「人生は短いんだ」ということば。私も最近強く意識するように
なりました。コロナ禍ゆえに余計そうなのかもしれません。

短い人生を人としてどう精一杯生きるか。

その正解というのは一人一人が持ち合わせるものであり、
他人が判断することではないと私は思います。
だからこそ、自分の気持ちを大事にしていきたいと私は考えています。

(「私の履歴書」『⑥数学の先生、説教と笑顔』岸恵子
日本経済新聞2020年5月6日)
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