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今日のロイヤル英文 [英語]

受動態のページもあとわずかとなりました。

*p517
It seems that the president was implicated in the bribery scandal.
(大統領は汚職事件に関わっていたようだ)

→放送通訳の仕事をしていると、つい「現在形」で考えてしまいます。
深読みし過ぎ・・・?

*p520
The priest offered the girl a ride, and his offer was gladly accepted.
(牧師が娘に車に乗りませんか、と言うと、その申し出は喜んで受け入れられた)

→個人的にはこの例文、登場人物を変えた方が良いと感じます。
何しろここ数年、教会と聖職者の問題が何かとニュースになったので。

*p525
The mayor had his straw hat blown off.
(市長さんは麦わら帽を風で吹き飛ばされた)

→頭に描いた光景は、アメリカの中西部。トウモロコシ畑を
視察する市長さん。急に風が吹いて帽子が飛ばされるというシーンです。
ちなみに通訳をしている際には、聞こえてきた英文を頭の中に
空想することが大事と言われます。

明日からは接続詞です。
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薄くなった看板の文字 [日々の暮らし]

長年同じ街に暮らしていると、少しずつ街の光景が変化していることに
気づかされます。古い建物が取り壊されていたり、道路が区画整備で
移動していたり、新たなお店ができていたりという具合です。
「どう見ても以前ここはコンビニだったはず」という外観の建物が、
クリニックや塾などに変わっていることもあります。

時の流れにより、物事というのは変化しているのですよね。
人間が日々、色々なことを考えて少しずつ成長するのと同様、
街も生まれ変わっていくのだと思います。

先日、歩きながら注目したのは「お店の看板」でした。

我が家の周りには、ぽつりぽつりと商店だったと思しき
建物があります。普通の2階建て住宅なのですが、1階の部分が
引き戸であったり、1階の上の部分に看板がかかっていたと
思われる痕跡があったり、という具合。

スーパーや大型ショッピングセンターができる遥か前には、
こうした地元のお店に人々が徒歩で、あるいは自転車で
買いに来ていたのでしょう。駐車場など設けられていませんので、
もともと自家用車所有率が極めて少ない時代に、こうした
商店は栄えていたのだと思います。

うっすらと文字の残る看板を、目を凝らして読んでみると、
そこは元・金物屋さんであったり、スナック(という語もレトロ?)で
あったりしたことがわかります。シャッターは閉まったままです。
かつてお客さんで賑わっていたころの日本は、あるいは、
この地元地域というのはどんな雰囲気だったのかしら。
そんな思いにかられます。

看板に添えて書かれているのが「電話番号」です。
最近は飲食店を始め、色々な電話番号が携帯番号であったりします。
けれども昔は固定電話のみ。文字が薄れて消えかかった
そうした商店の看板に出ている電話番号も、市外局番からではなく、
市内局番からのみとなっています。

しかも、この市内局番。

以前、この地域の電話番号というのは、

「市外局番4桁+市内局番2桁+加入者番号4桁」

だったのですよね。

よって、看板にうっすらと残っているのが
今だに市内局番2桁であるのを読み取ると、ますますレトロ感が募ります。

ちなみに私が幼児期の父方の田舎の電話番号は、

「市外局番5桁+市内局番1桁+加入者番号4桁」

でした。今はその街も「3桁+3桁+4桁」になっています。

あの5桁の市外局番は、私にとって「東京からの距離感」に匹敵していました。
それぐらい、当時の日本は私にとり、大きく広く思えたのでした。
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