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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第223回は a demonstrative person というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/17691.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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今日のロイヤル例文 [英語]

本日のロイヤル英文は「分詞」から。結構ありましたので、
二日に分けてご紹介します。

*p456
What is the language spoken (=which is spoken) in Iran?
(イランで話されている言語は何ですか)

→答えは「ペルシャ語」。ではイラクで話されているのは?
答えはアラビア語です。この違い、実はややこしい。
せっかくなので、答えも例文に添えてくれたら良かったかも。

*p459
I'm proud to shake the hand that got that job done.
(あの仕事をやってのけた手と握手できるとはうれしい)

→・・・どういうシチュエーションの例文?
手を使う職業というと、たとえば絵画の大作を仕上げた
画家さんがいて、その人と握手して感激、とか?

*I caught him trying to go out of the room.
(私は彼が部屋から出ていこうとするのを見つけた)

→例文のすぐ下の説明に、catchはfindと同じ意味で
「見つける」とありました。でも私は上記の例文にあるcaughtを
「つかまえた」と解釈。「あ、彼が部屋から出ようと
している。つーかまえたっ!」と子どものような動きを想像してしまいました!

明日も分詞の例文をご紹介します。
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失敗が怖いけど [日々の暮らし]

日経新聞の夕刊に掲載されている「私のリーダー論」。
今回は青山学院大学陸上競技部の原晋監督が出ています。
青学といえば、あの箱根駅伝の快挙がありますよね。
陸上部をいかに育て上げてきたか、リーダーとしてどのように
チームと向き合ってきたかが綴られていました。

中でも印象的だったのは、次のことばでした。

「失敗があるから学びがある。
失敗を繰り返して人間は成長するものだと思います。
僕からすれば、失敗を恐れて何もしないことが失敗。
リーダーにはそういう心構えが必要だと思います」

私自身を振り返ってみると、子どもの頃から
周りの空気を深読みしてしまい、大人から怒られることが
この上なく恐怖でした。親からはもちろんのこと、
学校で先生からちょっと注意されただけで委縮して落ち込むという、
そんな幼少期を過ごしていました。

そうしたマインドで中学高校時代になり、クラスメートの女子が
先生から注意されてもあっけらかーんとしている様子が
うらやましくて仕方なかったのです。その子の場合、引きずることなく、
叱られたら叱られたでそこでおしまい。心の中では
痛く感じていたのかもしれませんが、少なくともビビったりせずに
いた様子は私には素晴らしく思えました。

そのようにして大人になったため、通訳者として稼働し始めてからも
「準備は絶対に完璧にしなければいけない」という、
ものすごい強迫観念(?)があります。徹底的に備えて
しっかりとやらなければ現場に出てはいけないという思いが
あるのです。

プロと名乗ってお金を頂く以上、手抜きをして良いわけはありません。
けれどもここまでパーフェクトを求め過ぎてしまい、
独り相撲で自滅、ということもこれまで少なくありませんでした。
今でもそうした性格が自分の中に存在することを痛感しています。

けれども、今やコロナ禍で世の中全体が大きな変化の途上にあります。
私自身、指導先の授業が対面ではなくオンラインになるという、
前代未聞の事態に直面しています。ついつい今までのマインドの延長で、
「授業開始前に完璧にソフトウェアの機能を把握して、
ミスなく授業をせねば」という思いにかられていました。

でも、そもそも今回のコロナが異例の事態なのです。
誰にとっても、こうした状況は初めてなのです。

だからこそ、通訳業務のような完璧さを求めたとて、自分自身が
物事の開始前に疲労困憊して自滅するのは目に見えています。

そうした中、原監督の「失敗があるから学びがある」ということばは
とても響きました。完璧をめざすのではなく、失敗して
たくさん学びを得ながら、より良い状況をめざせばよい。

ようやくそのような心境に達しています。

・・・ここに来るまでホントに長かった!!!

(「私のリーダー論」㊦ 原晋監督
日本経済新聞2020年5月7日木曜日夕刊)
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