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今日のロイヤル英文 [英語]

ロイヤルの例文を見ていると、「英文学を読み解くための文法書」
という感じがします。例文の文体が何となく古風な気が
するのですね。そう考えると、最近の新しい文法書などは
どのような例文があるのかしらと気になってきます。

では今日も3つご紹介しましょう。

*p500
She made as if to throw a shoe at me. (彼女は靴を私にぶつけるかっこうをした)

→何とも穏やかでない光景でびっくり。もっとも、数年前のこと。
中東のニュースで、記者が要人に靴を投げたという話題がありました。
現地で靴を相手に投げるというのは侮辱的な行為であることを
思い出しました。

*p501
As if you don't [didn't] know that!(知ってるくせに)

→この英文がこういう意味であることを初めて知りました。
生まれてこの方、耳にしたことがなく・・・。

*p509
Josh bought Alice a fur coat. (ジョッシュはアリスに毛皮のコートを買ってやった)

→動物愛護の運動が高まって以来、毛皮という言葉自体を
聞かなくなりました。昨今の状況に照らし合わせるならば、
fur coatの代わりに他のもの、たとえばdiamond ringやwatch
ぐらいにした方が無難かも。

索引は741ページから始まります。あと250ページ程!
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紙の量 [日々の暮らし]

コロナが深刻になってから感じたことの一つに、新聞のページ数があります。
我が家は今なお紙版の新聞を読んでいるのですが、
明らかにページ数が減っているのです。

日経新聞の朝刊はかつて36ページほどからなっていました。
しかし、日によっては30ページ弱ということもありました。
夕刊も同様で、うすーくなっていたのですね。
しかも、これまで中ほどのページにあった記事が、後ろの方に
移動していたり。新聞社も自宅待機のスタッフがいたり、
印刷所の問題などもあったりということなのでしょう。
とは言え、こうして今なお毎日届けていただけていることに感謝です。

ところで私が子どもの頃というのは、コピー機も今ほど
高性能ではありませんでした。縮小や分割印刷などの機能は
無かったはずです。よって、A4ならA4にそのまま印刷されていました。
裏面はもちろん白紙です。当時は紙への節約意識や環境意識も
低かったこともあると思います。

書店でのカバーも同様でした。こちらが頼まずとも、レジでは
自動的にカバーがかけられます。「カバー、どうなさいますか?」と
問いかけられるようになったのは、環境問題が顕在化してからのことです。

子ども時代に暮らしたイギリスでは、そもそもブックカバーという
発想がなく、皆、むき出しで本を読んでいました。ですので、
カバーそのものが何となくもったいないのと、
カバー自体のアートを味わいたいと思っていた当時の私は書店で、

「カバー結構です」

と伝えていたものでした。もっとも、たいていの場合、「は?」
という怪訝な表情をお店の方はされていたのですが。
「カバーは付けるもの」「自分の本のタイトルを知られるのは恥ずかしい」など、
色々な要因もあったのでしょうね。

紙というのは木からできています。そして有限であるからこそ、
今の環境意識になったわけですよね。では、「データ」というものは今後
どうなるのかなあと勝手に考えています。技術の進歩で
どんどん容量は大きくなっていますが、果たしていつの時代かに、

「データ容量がもったいないから、節約しよう」

などという発想が出るのかしら、とも思ってしまいます。

木とは全く異なる次元ですので、そのようなことはおそらく
無いのでしょう。けれども、今回のコロナが全くの想定外から
蔓延したように、コンピュータや技術の世界でも、思いがけぬ
展開になることも全否定できないのでは、などと空想しています。
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