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外からではわからない [日々の暮らし]

毎朝1時間ほどウォーキングをするのが、コロナになってからの
日課になっています。ただし私の場合、あえてゆるーい
ルールにしています。かつての自分は「一度決めたら
何が何でも成し遂げる」というタイプでした。それで
泥沼化したのが(?)朝のジョギング。雨の日も
走ってしまい、関節痛になってしまったのです。今から数年前の事です。
健康のためだか不健康のためだか、これではわからなくなりますよね。
以来、無理は禁物と自分に言い聞かせています。

毎朝のお散歩の際、出発時に持参するのはメモ用紙とペン、
そしてスマートフォンです。
思いついたことをパッとメモするには、私の場合、
やはり手書きが一番早いと感じます。
スマホは街中の景色や季節のお花などを撮影する際に重宝します。

歩いていると本当に色々な景色に巡り合うことができます。

たとえば我が家の近くにあるテレビ塔。
かつては風景の一部と化していたのですが、
晴れている日によーく見てみると、塔を支えているワイヤー上に
結び目(?)のようなものが見えました。その日は塔の向こうに
青空が広がっており、その結び目がまるで点つなぎ遊びのように
見えたのですね。子ども時代に点つなぎに夢中になって
いたことを思い出しました。

一方、季節の植物にも癒されています。

つい先日まではバラ、その後はアジサイが満開。
最近は家庭菜園のミニトマトやきゅうりなども目立ちます。
ユリやひまわり、朝顔なども見受けられますし、
実がなりはじめた柿の木やブドウなども楽しめます。
かつてイギリスに暮らしていたころ、田舎道を
ドライブした際によく見かけたラズベリーや
ブラックベリーを育てているお宅もありました。

家の形や大きさも見ていて楽しめるポイントです。
地主さんと思しき大きな和風家屋の家。
3階建てのおしゃれな洋風の家(最近は「洋館」とあまり
言わないような感じもしていますが)。
ペントハウス付きのマンションや、学生さんが住むと
思しきアパートなどなど、見ていて飽きません。
かつて工場だった場所には大型のマンションもあります。

こうした建物を見ていて思うのは、そこに暮らす人たちが
どのような方々で、どんな生活を営んでいるのだろう、
ということです。幼いお子さんたちがいる家もあれば、
子どもたちが巣立ってご高齢の夫婦、というお宅もあるでしょう。
あるいは単身で暮らしている方もいるかもしれません。

大きなお屋敷を見ると、つい私など、「スペースに
余裕のある家の中で、家族が幸せに暮らしておられるのだろうなあ」
と想像してしまいます。もちろんそれがベストなことでしょう。

でも、人を外見だけで判断することができないのと同様、
家というのも外からだけではわからないことの方が
多いのかもしれません。病気の家族がいたり、様々な問題に
直面していたり、という具合です。

だからこそ余計、その家に暮らす人に幸あれと思ってしまうのですね。
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