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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [日々の暮らし]

2020年7月15日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「ブラジル大統領 新型コロナに感染」です。

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2007/15.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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図書館の本 [日々の暮らし]

数年前に断捨離をした際、手持ちの本をずいぶん処分しました。
書棚がパンパンになってきたからです。
結局、残したのは自分を支えてくれたごくわずかの本のみ。
あとは潔く手離したのでした。
たまに振り返って「あれ?処分してしまったっけ?」と
懐かしくなることもありますが、過去は過去。
手元を離れて古書店へと行ったわけですので、
「今、どこかでその本が誰かを支えている」と思えれば
気持ちも晴れてきます。

そのようなわけで、最近はもっぱら図書館を利用しており、
自分で本を買うことは少なくなりました。
図書館に在庫がなく、自分自身が強烈に読みたいと思ったときだけ、
注文をしています。

さて、その図書館本。私は地元図書館と出講先の
大学図書館を利用しています。あいにく大学はコロナで
オンライン授業になったため、キャンパスには
基本的に行かなくなりました。最近になって、
ようやく図書館の限定開放がなされるようになり、
ありがたく思っているところです。

一方、地元図書館のメリットは、家の近くにあること、
リクエストを受け付けていることです。
ベストセラーでない限り、かなり早く取り寄せてもらえます。

ただ、私の場合、リクエストをした段階で忘れてしまう
ことが多いのですね。

いざ引き取った際に、「ハテ、なぜ私はこの本をリクエスト
したのかしら?」と思うこともしばしです。

でもそうした本をパラパラと斜め読みしていて、
印象的な文章に出会えると、本当に嬉しくなります。

たとえば先日借りたのは「言葉の力」(PHP研究所編、
PHP研究所発行、2012年)です。著名人のエッセイが
まとめて載っている一冊です。励まされる一文に
随分出会うことができました。

中でも印象的だったのが、作詞家・阿木耀子さん。
タイトルは「ひらめきを信じる」でした。
その中でこう述べています:

「人生でまだ包装紙に包んだままのもの、
封を切らないままのもの・・・。
そんなしまい込んだ気持ちや感覚は、
どんどん開けてみる。
人生は、長いようで短いでしょう。」(p41)

作詞家の阿木さんらしく、「包装紙」という
ことばで表現してあるのがステキですよね。

人生の折り返し地点を過ぎた今、私自身が
生き方を模索していることもあり、
とても心に響きました。
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