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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第451回がアップされました。
タイトルは「シチリアーノ」、
書籍紹介は「わらういきもの」
(近藤雄生著、松坂崇久監修、エクスナレッジ、2017年)を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/18427.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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姿勢のこと [日々の暮らし]

通訳の仕事を始めてから意識していることがあります。
「姿勢」です。

放送通訳や国際会議ではマイクがあるのですが、
商談通訳や通訳ガイド現場では基本的に地声です。
私の場合、ついつい気合が入ってしまうと
不必要なまでに体に力が入り、こわばってしまいます。
それが疲れにつながってしまうのですね。

しかも今はコロナで授業がオンラインになり、
画面を凝視しながら声を出すことを続けています。
自分では知らないうちに疲労となってしまうようです。

声を出す仕事に携わる者にとって、姿勢はとても大切です。
なぜなら、猫背になってしまうと上半身が開きません。
すると声の届く範囲も限定的になります。
ですので、常に背筋をまっすぐにして、姿勢を良くして
声を出すことが堂々とした話し方につながり、
それが自信へもつながる、というのが私の考えです。

精神科医・大野裕先生は、背筋について次のように述べています:

「姿勢によって気分が変わる」
「前かがみになると気持ちが沈み込みやすくなる」

確かにそうですよね。姿勢が悪くなって下ばかり見てしまうと、
よけい気分も落ち込むような感じがします。

「できるだけ背中を伸ばして笑顔で生活することが、
こころの健康に役に立つ。」

コロナで先行きが不透明であるからこそ、
背中を伸ばし、前向きに生きていくことが大事だなあと
私も感じています。

(「こころの健康学」認知行動療法研修開発センター 大野裕
日本経済新聞2020年6月29日月曜日朝刊)
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