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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2020年7月22日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「"ブルックスブラザーズ"が経営破綻」です。

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2007/22.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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夏休み課題図書 [日々の暮らし]

実家に暮らしていたころ、我が家には「日本文学全集」と
「世界文学全集」がありました。父が若かりし頃、
せっせと買い集めていたものです。どうやらその時代には
全集を揃えるというのが一種のブームだったようで、
我が家の書棚には他にも「世界の歴史」と「日本の歴史」が
ありました。もっとも、この2シリーズは途中までしか
揃っていませんでしたので、もしかしたら父が買うことに
挫折したのかも・・・!

ところで高校の国語の授業で私が楽しみにしていたことがあります。
それは資料の「国語便覧」を眺めることでした。ちなみに高校時代の私は、
現代文の成績がまったく良くなく、評論文の解釈など
まるでダメでした。よって、授業も今一つついて行けなかった
のですね。先生が板書をなさっている間、
ボーっと便覧のページをめくるのが私の定番になっていました。

便覧には古典から現代作家にいたるまで、様々な
文学作品が紹介されています。そうしたページを
パラパラとめくっていて思ったこと。それは、

「きちんと本に向き合わなければ、私は一生、
こうした名作を読むことなく、あの世に行ってしまうのだろうなあ」

ということでした。

そこで高校1年の夏休み。自宅にある文学全集を
片っ端から読もうという計画を立てたのでした。
真夏の暑い中、せっせと読んだことを覚えています。
確か小林秀雄の「モオツアルト・無常という事」には
両親に断りもせず、書き込みまでしましたね
(多分まだ実家のどこかに残っているはずです)。

一方、海外文学全集の方はと言うと、結局高校時代は
手付かずのままとなりました。そこで数年前に
「せめてロシア文学の古典ぐらいは読まねば」
という思いにかられて岩波文庫を買い求めました。

が、こちらはあっさり挫折!今となっては何の本を
入手したのかすら覚えていません。確か
数巻からなる本でしたので、「戦争と平和」か
「アンナ・カレーニナ」か「カラマーゾフの兄弟」などで
あったと思います。

今でこそ私は学生たちに、「絵本でもダイジェスト版でも良いから、
とにかく古典のあらすじだけはおさえましょうね」と
伝えていますが、当の本人が未着手です、ハイ。

というわけで、せめてこの夏は何かしらの文学作品を
読みたいなあと思っているところです。

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