メッシュ [英語]
電車の先頭車両が好きで、機会があると運転席の後ろから
前方を眺めては楽しんでいます。座っていたり、
吊革につかまって立っていたりするときとは異なる光景が
目の前には広がっていきます。「へえ、思ったよりここはカーブ」
「意外と屋根が高い駅舎」など、気づくことはたくさんあります。
先日、注目したのは「運転室」。その路線は他と比べて
旧型の車両が走っています。私が乗ったのもかなり年季の入った
車両でした。運転室の中もデジタル化以前の機械が並んでいました。
表示のフォントなども昭和の香りがします。
ふと気がついたのは、運転手さんの「帽子」。
よく見るとメッシュ素材でした。なるほど、夏なので
帽子も涼しくしないといけませんよね。
ところでメッシュは英語でmeshです。「金網」「編み上のもの」
といった意味があります。また、meshesになると「網、わな」
という語義になります。オーレックス英和辞典には、
He was caught in the meshes of the law.
彼は法の網にかかった
という例文がありました。なお、ランダムハウス英和大辞典によれば、
アメリカの口語で「#の印」という意味もあるそうです。
てっきりhashtagでおなじみのhash (hash mark/hash sign)とだけ
言うのかと思っていました!
前方を眺めては楽しんでいます。座っていたり、
吊革につかまって立っていたりするときとは異なる光景が
目の前には広がっていきます。「へえ、思ったよりここはカーブ」
「意外と屋根が高い駅舎」など、気づくことはたくさんあります。
先日、注目したのは「運転室」。その路線は他と比べて
旧型の車両が走っています。私が乗ったのもかなり年季の入った
車両でした。運転室の中もデジタル化以前の機械が並んでいました。
表示のフォントなども昭和の香りがします。
ふと気がついたのは、運転手さんの「帽子」。
よく見るとメッシュ素材でした。なるほど、夏なので
帽子も涼しくしないといけませんよね。
ところでメッシュは英語でmeshです。「金網」「編み上のもの」
といった意味があります。また、meshesになると「網、わな」
という語義になります。オーレックス英和辞典には、
He was caught in the meshes of the law.
彼は法の網にかかった
という例文がありました。なお、ランダムハウス英和大辞典によれば、
アメリカの口語で「#の印」という意味もあるそうです。
てっきりhashtagでおなじみのhash (hash mark/hash sign)とだけ
言うのかと思っていました!
2018-06-28 00:00
コメント(0)
juvenile [英語]
最近の辞書には見出しの横にPCという表示があります。
これはpolitically correctの略です。
たとえば、chairmanの代わりにchairpersonを使ったり、
policemanをpolice officerと言い換えたりという具合です。
性別で分けないというこうした動きはアメリカから始まりました。
今ではすっかり定着しています。
一方、先日日本語のニュースを聞いていて、ふと
気になる語がありました。「少年院」です。
日本でもずいぶん前に「父兄会」を「保護者会」と
言い換えるようになっています。そう考えると、
少年法も少年院も、今の時代に照らして考えれば
名称を変えるべきなのではと思ったのです。
気になったので、辞書で調べてみました。
それでようやくわかりました。広辞苑で「少年」は
「年の若い人。わかもの。多く男子をいう」とあります。
また、「少年法およびその関係法令では満20歳に
満たない者」と出ています。なるほど、少年法での
定義であるがゆえに「少年」の語を今でも使っているのですね。
ちなみに英語で少年法は juvenile lawと言います。
juvenileはラテン語のjuvenis(youngの意味)から来ています。
他にも「若い、少年の、少女の」という意味の他に、
「幼鳥、(競馬の)2歳馬」といった名詞での語義もあります。
興味深いですね。
これはpolitically correctの略です。
たとえば、chairmanの代わりにchairpersonを使ったり、
policemanをpolice officerと言い換えたりという具合です。
性別で分けないというこうした動きはアメリカから始まりました。
今ではすっかり定着しています。
一方、先日日本語のニュースを聞いていて、ふと
気になる語がありました。「少年院」です。
日本でもずいぶん前に「父兄会」を「保護者会」と
言い換えるようになっています。そう考えると、
少年法も少年院も、今の時代に照らして考えれば
名称を変えるべきなのではと思ったのです。
気になったので、辞書で調べてみました。
それでようやくわかりました。広辞苑で「少年」は
「年の若い人。わかもの。多く男子をいう」とあります。
また、「少年法およびその関係法令では満20歳に
満たない者」と出ています。なるほど、少年法での
定義であるがゆえに「少年」の語を今でも使っているのですね。
ちなみに英語で少年法は juvenile lawと言います。
juvenileはラテン語のjuvenis(youngの意味)から来ています。
他にも「若い、少年の、少女の」という意味の他に、
「幼鳥、(競馬の)2歳馬」といった名詞での語義もあります。
興味深いですね。
2018-06-28 00:00
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