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工夫はオモシロイ [日々の暮らし]

一時期「断捨離」に凝っていたことがあり、今でも
片付け特集の雑誌があると、つい手に取ってしまいます。
子どものころからモノを分類したり整理整頓するのが楽しく、
半ば趣味と化しているのです。一番幼いときの「分類」は
たぶんグリコのおまけ。アイテム別に分けたり、
色別にしてみたりと、様々な観点から分けてみることに
喜びを感じていました。その後、私の「収集」は切手やシール、
絵葉書、古地図などに広がりましたね。

「集めること」と「捨てること」は相反するものではありますが、
自分にとって大切なものはとことん集める一方、
関心のない物や不要になったアイテムはあっさりと捨てるのが
好きだったのかもしれません。

ところでもう一つ、最近私が凝っていることがあります。
それは「使いやすくするための工夫」です。

一番使い勝手が良い状態にしておくためには、どのような形で
どう置いておくかにこだわるのです。

たとえば食品用のラップ。
私は引き出しに入れているのですが、「左手で取り出して、
右手でふたを開け、そのまま引っ張り出す」という流れにしたいため、
それがしやすいように置いています。

洋服の畳み方も同様で、「どのように畳めば、着る時に着やすいか」を
考えます。文房具であれば、引き出しから取り出してすぐ使えるような
置き方を考えて、引き出しにしまいます。

一歩間違えれば「神経質!」と言われてしまいそうですが、
私にとっては純粋に工夫自体がオモシロイのですね。
そうした工夫の結果、ワンアクションで使えた時はとてもうれしくなります。

ちなみに英語で「片づける」はdeclutter。
clutterの語源は中英語clottere(凝固)から来ています。
blood clot(血栓)のclot(固まり)と同じ語源です。
あ、もう少しおいしそうな例文でしたら、スコーンに付ける
clotted creamがありましたね。クロテッドクリームはイギリスの
コーンウォールやデボン州で製造されるため、
Devonshire Creamとも言います。

ちなみにDevonshireは今の「デボン州(Devon)」の旧称です。
Dorsetshireも現在はDorset(ドーセット州)という名称になりました。
ドーセットはイギリス南の海岸沿いにあり、温暖な気候であるため
保養地が多いですね。

あららら、またもや片付けからドーセットまで飛びました!
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