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背伸びしたくなった曲 [日々の暮らし]

昨日のブログで、ジョン・カビラさんが人生における5曲を
インタビューで述べておられたことを書きました。
今回はそれに関連する話題です。

私にとって、人生に多大な影響を与えてくれた曲というのは
たくさんあります。ライフステージに応じて変化してきましたし、
ロックやクラシックなど、旋律を伴うものであれば、
実に多くの曲に私は自分の人生を支えてもらってきたと思っています。

何がきっかけだったのかは忘れてしまったのですが、
なぜか最近よく思い出す曲があります。
Brenda Russellの"Piano in the dark"です。

https://www.youtube.com/watch?v=H7u5GtSIC5k

この曲に付随して思い起こすのは、大学4年時に参加したニューヨークの
研修旅行です。日本人20名ほどの研修だったのですが、
全国の大学生や社会人が参加しており、1か月近く、
コロンビア大学の寮に泊まり、授業を受けたり色々な所を
見学したりするというものでした。

そのときに一緒に参加した社会人の女性の方が、
実にかっこよい方だったのですね。私より数歳上であられたのですが、
社会のことをよく知っておられて話も多岐にわたり、私は
たくさんの刺激を受けました。

その方の発案で、ライブハウスに行きました。
グリニッジ・ヴィレッジにあるBlue Noteです。私にとっては
人生初のライブハウス。しかもおしゃれなグリニッジ・ヴィレッジです。
すべてが刺激的でワクワクするような夜でした。
研修メンバー数名と出かけたのですが、彼女や、同じく
社会人の方々が私から見ると人生の大大大先輩に見えましたね。
当時の自分自身がとてもお子ちゃまに思えてしまうほどでした。

あのブルーノートで当日、誰が出演してどのような曲が演奏されたのか、
今となっては思い出せません。でも、あのような素敵でかっこよい女性に
なれたらよいなあという憧れの気持ちは、その後ずっと私の中に
存在し続けています。

ブレンダ・ラッセルの曲は、おそらくニューヨーク滞在中に
どこかで聞いたのでしょう。ゆえにブルーノートと結び付けられて
思い出されるのかもしれません。

私にとって、人生において「背伸びしたくなった曲」でもあるのですね。
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