SSブログ

「柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現」第132回 [掲載]

今回は「地学関連の用語」を用いた表現です。

http://blog.issnet.co.jp/?cid=12

どうぞよろしくお願いいたします。
コメント(0) 

「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第446回がアップされました。
タイトルは「他人のペルソナ」、
今回はCDのご紹介でタイトルは「R.シュトラウス:英雄の生涯」
(マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、2018年)
です。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/17929.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

コメント(0) 

独りということ [日々の暮らし]

昨日に続き、感銘を受けたことばをご紹介しています。

5月中の日経新聞文化欄は、コロナと文化の観点から興味深い
文章が並んでいました。5月20日に出ていたのは、
歌人・永田和宏さんの文章です。

永田さんは細胞生物学者として京都大学で教鞭をとられていました。
夫人は歌人の河野裕子さん。晩年は乳がんで闘病生活を送られ、
64歳という若さでお亡くなりになりました。今から10年前、
2010年夏のことでした。奥様との人生について、永田氏はたくさんの
文章を綴っておられます。

5月20日の寄稿文で印象的だった箇所をご紹介します。
永田さんは奥様亡き後も京都で独りで暮らしておられるそうです。
ときどきお嬢さんやお孫さんと時間を過ごすこともあられたとのこと。
ところが外出自粛で仕事はキャンセルになり、
感染を心配してお嬢さんやお孫さんとは会うのを控えるように
なったと綴られています。

「表現者として独りになれる時間が多くなったのは大事だ。
半面で、やっぱり人間は独りで生きられない存在だと
痛切に感じる。個人として自立し完結しているつもりでも、
人はどこかで社会につながっている」

この文章に私は思わずうなってしまいました。私自身、お一人様が
好きで、日頃から旅行や外出などポンポン一人で出かけているからです。
独りになる時間というのは、色々なことを考えるときであり、
自分との対話のひとときでもあります。

けれども永田氏が書くように、「一人でも大丈夫」と思っていても、
実は案外そうではなかったことに、今回のコロナで私も
気づかされたのですね。

職業は異なれど、同じような思いをしている方がいる。

永田氏の文章からそのようなことを感じました。

(日本経済新聞2020年5月20日 文化欄
「コロナと創作 短歌は世相を映す鏡」歌人 永田和宏氏)
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。