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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]

連載中の「放送通訳の世界」、
第21回は「負担無き放送通訳をめざして」というタイトルです。

https://www.japan-interpreters.org/news/broadcast-shibahara21/

お時間がありましたらご一読いただければ幸いです。
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第447回がアップされました。
タイトルは「コロナ後の新たな生き方、仕事の仕方」、
今回は「奈良時代MAP-平城京編」(新創社編集、光村推古書院、2007年)
をご紹介しています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/18097.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
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小さな笑い [日々の暮らし]

先日読んだ日経新聞に興味深い一文がありました。
作家の西崎憲氏によるものです。日曜日の「文化欄」で、
タイトルは「小さく軽い笑い」でした。

中でも嬉しかったのはP.G.ウッドハウスの人気シリーズ
「ジーヴス物」について言及されていたことです。
これは執事と主人のやりとりを描いたシリーズなのですが、
私は一作だけ読んだことがあります。なかなか執事が
しっかりもので、読んでいて笑みがこぼれてしまう、そんな
作品でした。

もう一つ、西崎氏の文章で印象的だったのが、以下の引用です:

「人は弱く、人生は厳しい。
小さく軽い笑い、それをわたしは讃賞したい。
その種の笑いはわたしたちの日々を少し明るくしてくれる。
そして少しの助けで十分なことも多い。」

特に最初にある「人は弱く、人生は厳しい」ということばは、
とりわけ今のコロナの最中で私の心に響きました。
人類というのは、これだけ知識を付けて技術力を有しても、
ウイルスのような魔物によって、いとも弱くなってしまう。
そのさなかに置かれる人間の人生というのは、厳しいものに
なってしまうのですね。

だからこそ、小さな笑い、穏やかな笑いがあるだけでも、
人は前に進めるのだと私は感じています。

(「小さく軽い笑い」西崎憲
日本経済新聞2020年6月7日 文化欄)
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