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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2020年6月11日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「ブルーインパルスが感謝の飛行」です。

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2006/11.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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一途に生きたかどうか [日々の暮らし]

日経新聞の夕刊に毎日掲載されている「あすへの話題」。
これは様々な世界で活躍される方々が、一定期間、
寄稿されるコラムです。現在、水曜日を担当されているのは
元外交官で現在は日本国際問題研究所理事長の
佐々江賢一郎氏です。1年ほど前、とあるセミナーで
佐々江氏のお話を伺ったことがあるのですが、
ユーモアたっぷりに国際情勢について語っておられたのが
印象的でした。

6月3日「あすへの話題」のタイトルは「晩年」。
佐々江氏は外交官という多忙な仕事の中、偉人伝や
自伝などを読んでこられたとありました。
「全く異なる人生を歩んだらどうだろうと思って画家や俳優の
物語も読んだりする」と書かれています。
ノンフィクションであれ、小説であれ、自分以外の
人生を追体験できるのは、書籍の醍醐味ですよね。

佐々江氏がエッセイの後半で紹介なさっていたのが
女優ローレン・バコールです。ハンフリー・ボガートと夫婦であったことを
私は初めて知りました。二人は相思相愛の夫婦だったそうです。

佐々江氏が最後に記していたひと言も、その一方で
印象的でした:

「幸せに晩年を過ごす物語は心が休まる。
しかしハッピーエンドでなくても一途に生きた人の物語は
心により深く残る。」

人生をどう生きるか。先人たちの生き方から私たちは
多くのことを学べるのでしょうね。

(日本経済新聞2020年6月3日夕刊)
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