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「あとで」の自己流定義 [日々の暮らし]

何か一つのことをしながら「あ、そう言えば」と
思うことがあります。たとえば歯磨きをしながら
「あ、洗面台が汚れてる」「鏡が曇ってきた」
という具合です。今、その瞬間は「歯磨き」を
していますので、順番としては

「歯磨きを終えたら洗面台を掃除しよう」

「歯磨きを終えたら鏡を磨こう」

ということになります。

しかし!

それと同時にこうも思ってしまうのです。

「ま、でも週末が我が家の『掃除デー』なのだから、
別に今日洗面台の掃除をしなくても、いっか~」

「鏡、確かに曇っているけれど、別に不自由しないから、
磨かなくてもいいかも」

つまり、「掃除する・磨く」VS「今やらなくても、まあ良しにしよう」
の2択ということになります。端的に言えば
「あとで良いや」という思いの方が私の場合、圧倒的に
強く出てきてしまうのですね。

「あとで」というキーワード、なかなかパワフルです。
と言いますのも、それこそ「あとで」の言葉の「後」に
「今、忙しいし」「すぐ出かけないといけないし」
「やらなくても生きていけるし(!)」という具合に
それはそれは多くの言い訳が潜在的に心の中で
浮上してくるからです。

では、やらないとどうなるでしょうか?

ハイ、そのまま放置されるわけですので、一歩も進まず。
そしてさらに悪化していきます。
洗面台であればますます汚くなる、鏡であれば
もっと見づらくなるといった具合です。

よって「あとで」という言葉を私は最近こう解釈しています。

「あとで」=「今」

数年前に「今でしょ」ということばがはやりましたよね。
「あとで」と思った瞬間、「今」取り組めば良いのです。

要は自分の中の「あとで」の定義を「今」に置き換える
ということになります。完璧をめざさなくても良いから、
とにかく「今」取り組むことを私は課しています。
先の例でいうならば「洗剤を出さないまでも、とりあえず
目立つ汚れだけでもティッシュでふく」「鏡の中で一番気になる箇所
だけでも磨いておく」という具合です。

これでだいぶはかどるようになりました。
それより何より、「おお、忙しいのによくやったねえ、自分!」
と内心自己評価アップ間違いなしです。
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