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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第422回がアップされました。
タイトルは『マエストロへの感謝』。先日亡くなられた
指揮者マリス・ヤンソンス氏への追悼文です。
書籍紹介は来週させていただきますので
ご了承くださいませ。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/16709.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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偶然、かもしれないけれども [日々の暮らし]

敬愛する指揮者、マリス・ヤンソンス氏が亡くなりました。
このブログでも何度か書いています。それぐらい、私の
人生においては大きな影響力を与えてくださったマエストロでした。

訃報に接したのは12月1日(日)でした。

我が家のリビングにはPCがあり、外付けのスピーカーが
あります。以前はイギリスのクラシックFMにアクセスして
食事中よく聞いていたのですが、ここ数か月はスイッチを
付けない日々が続きました。

ところが一昨日。主人が「久々にクラシックFMをつけようか」と
PCを立ち上げ、スピーカーから流してくれたのです。主人は
出張帰りだったこともあり、一家4人で久しぶりに食卓を
囲みながら夕食を食べ始めました。

そのとき話題になっていたのは、数日前にロンドン橋で起きた
テロ事件でした。出張中でそのニュースの詳細を知らなかった主人に、
詳しい内容を私は説明していました。そのとき食事中ではあったのですが
なぜか私は立ち上がり、ラジオが流れているPCの方に向かいました。

時刻は夜8時で、クラシックFMは定時のニュースを
流していました。

まだ私がロンドンの事件を話しながらPC前に立ったところ、
スピーカーから次の言葉だけがはっきりと聞こえてきたのです。

"... died at his home in St. Petersburg....
Latvia ... Bayern ... Vienna ..."

このキーワードから、ヤンソンスの名前が一瞬
頭に浮かびましたが、今一つ解釈できませんでした。

慌ててPCで検索したところ、亡くなったことが
Classic FMの公式サイトにありました。

最初のうちは信じられませんでした。持病の心臓病が
あったのはわかっていましたが、76歳はあまりにも若すぎるからです。

訃報の第一報については、本ブログにも当日記しました。

後で自分のブログでヤンソンスを検索したところ、
いくつかの偶然に気づきました。
たとえば12月1日当日のブログ(私は毎回予約投稿をしています)では
ヤンソンスの述べた「ハチミツと砂糖」について記しました。

さらに昨年2018年12月1日、そして2年前の2016年12月1日、
また、2014年12月1日にも書いていました。
たまたま偶然なのかもしれませんが自分でも何か
ことばにできないメッセージのようなものを感じています。
厳密には亡くなられたのが11月30日で、
訃報が流れたのは12月1日です。だからこそ余計そう感じるのでしょう。

迷信めいていて実は公言するのが憚られはするのですが、
これまで私は自分の人生において、久しぶりにその方のことを
考えていたところ訃報に接したということが何度かあります。
著名人、知人を問わずです。過日のGary Rhodesもそうでした。

家人には「それを『偶然』って言うんだよ」と言われたのですが、
たとえ偶然であるにせよ、もしその方が私にメッセージを
送って下さっていたのであれば、その呼びかけに私は
感謝したいと思うのです。
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