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読書記録:"Pandemics - A Very Short Introduction" [日々の暮らし]

著者Christian W. McMillen、Oxford University Press, 2016

OUPから出ているA Very Short Introductionシリーズ。
様々なトピックが網羅されており、英語圏では大学1年生が
読む入門書的な位置づけ。一応A Very Short Introductionとは
銘打っているものの、字は細かいし150ページ強はあるわで、
非英語話者にとってはなかなか噛み応え大です。

ちなみに私は留学時代の読み方を今も続けています。
こんな感じです:

1.とりあえず1ページ目から最終ページまで、超速で斜め読み。
一字一句読むのではなく、なんとなーくページをめくるだけ

2.アンテナに引っ掛かった個所は丁寧に読む

3.最終ページまで行ったら、索引(AからZの順)に目を通し、
気になるキーワードのページに戻ってそこだけ熟読

以上です。かなり大雑把な読み方ですが、英文解釈試験ではないのですし、
あくまでも「私自身が欲しい情報を、欲しい方法で入手する」ことが
できればOK、とゆるーく考えています。

で、本書からの収穫は以下:

*かつてペストは「神の怒りによるもの」と思われていた

*スペイン風邪は1918年8月にフランスからシベリア鉄道を経由して
ウラジオストック(当時は日本領)、そして日本へと伝染

*1918年秋、スペイン風邪でイギリスでは25万人が死亡。
医師らは戦争で手いっぱいで伝染病まで気が回らず。
市民の方も戦争の恐怖が大きくて、スペイン風邪の深刻度を認めたがらず

とりあえず1冊からせめて3つ、おもしろいと思えた個所を
得られたので良し。読了!!
Pandemics: A Very Short Introduction (Very Short Introductions) (English Edition)

Pandemics: A Very Short Introduction (Very Short Introductions) (English Edition)

  • 作者: McMillen, Christian W.
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: Kindle版



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新たな発見を見つめてみる [日々の暮らし]

ニュースの同通シフトに入るたびに、新型コロナウイルスの
海外における状況は本当に深刻であると感じます。

一方、日本はまだ外出禁止命令も出ていませんし、social distancingに
ついても海外のような罰則規定はありません。
それでも感染者数は増えており、医療崩壊を何としても避けるべく、
賢明な努力が続けられています。一丸となって
この難局を乗り切るためにも、自分自身ができることを
考える日々が続きます。

幸いなことに私や私の周囲は元気に過ごしているのですが、
コロナウイルスの場合、無自覚・無症状感染が一番怖いと言われます。
よって、とにかく外出を控えるのが最善策ということになります。

この数週間を振り返ってみると、自分にとって当たり前
だったことが遥か昔のことのように思えてしまいます。
手帳に書き込んでいた美術展やコンサート、旅行などの予定も
すべてキャンセルとなりました。私は月初めにスポーツクラブの
レッスン予定も書きこんでいるのですが、それらもすべて
二重線で消されました。実家に帰省しようと考えていたものの、
両親が高齢ということもあり、控えています。

こうして失われてしまったことを挙げ始めるとキリがありません。
でも、そればかりを見てしまうと喪失感が大きくなって
しまいますよね。ですので「外出自粛」ということばが
聞こえ始めてから今日にいたるまで自分は何をしてきたか、
どのような新発見があったかを改めて振り返ってみました:

1.自宅での運動
今まで「運動=ジムでするもの」と私は思い込んでいました。
けれども所属先のスポーツクラブが休館となったため、動画サイトを検索
したところ、フィットネス動画が実にたくさんあることが判明。
今では毎日夕方5時からを運動時間と決めています。
時間を定めておくことで、日中の仕事にもメリハリが出てきます。

2.英語に触れる時間について
実は巣ごもりライフ開始からツイッターを始めました。
なるべく英語で書き込むようにしています。人様にお見せすると
なると、いい加減な文章は書けません。緊張感を伴います。
それもまた勉強になっています。

3.新しいことに挑戦
緊急事態宣言がGWまでほぼ1か月続くということですので、
30日で何かしら達成したいと考えました。そこで思いついたのが
ドイツ語の勉強。ドイツ国際放送DWのオンラインコースが素晴らしいので
楽しく毎日続けています。他にも新しい料理レシピを作ってみたり、
ハーブを育て始めたりしています。未知の分野というのは
ドキドキ感が伴いますね。良い刺激です。

4.在宅仕事について
同じ家族とてここまで長時間一緒にいることは今まで
ありませんでした。自粛開始の頃は「子どもたち在宅で
どーやって仕事しよう!?」と戸惑いましたが、工夫次第で
何とかなるというのが正直なところ。私の場合、もともと
早起きであるため、重要な仕事は早朝にこなすようにしています。
ただ、世の中のテレワークのみなさんは会社の就労時間と合わせる必要が
あると思いますので、大変な苦労をされているのではと想像しています。

5.人とのつながり
コロナウイルスのニュースを機に、ご無沙汰していた人たちと
再び連絡をとったり、その一方で新たな友達ができたりしています。
こうしたつながりというのは本当に励まされるものであり、
心温まるものと感じています。特に私のようなフリーランスの場合、
「職場における仕事仲間」の密度はかなり低いのですね。
気楽な反面、考えようによっては孤独でもあります。
社会的に不安な今であるからこそ、こうしたつながりに本当に
救われています。

というわけで、また新たな一週間が始まりました。
まずは健康第一で、実りある日々にしていきたいと考えています。
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