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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2020年4月2日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「休校で8億5000万人が通学できず」です。

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2004/02.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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タイミング [日々の暮らし]

以前読んだ犬のしつけの本に興味深いことが書かれていました。
犬にルールを教える際、大事なのは「タイミング」であるとのこと。
良いことをしたら思い切り褒める。それも即座に、ということ
なのです。あまりにも遅れてから褒めたところで、
わんちゃんは理解してくれません。行動を修正するのも同様。
注意するならすぐに、だそうです。

これは人間にも当てはまります。たとえば子どもが小さい場合、
良いことも悪いこともすぐに指摘しなければ
それこそ後から掘り返したところで本人は思い出せないでしょう。

ただ、難しい点があります。

人間は感情の生き物です。褒められれば誰でも嬉しくなりますが、
注意されたり叱られたりとなると、大人でもこれは
へこむものです。よって、何かを指摘せねばならないときは
タイミングが大事になってきます。

たとえば家族の場合。

どうしてもネガティブなことを伝えなければならない場合、
以下の条件ではどうなるでしょうか?私自身は在宅、一方、
家族が以下の条件で帰宅したというシミュレーションで見てみます。

1.外が猛暑あるいは極寒の中で帰宅
2.手には大荷物
3.混雑した電車から降りて、徒歩で戻ってきた

こうした状態の中、私が相手に対して開口一番、
あれこれ指示を出したりお小言を言ったりしたら、
本人も当然嫌な気分になるでしょう。なぜなら本人は;

1.外が猛暑あるいは極寒の中で帰宅
→汗だくである、またはこごえるほどであった

2.手には大荷物
→とにもかくにも荷物を下ろしたい。中身を出したい

3.混雑した電車から降りて、徒歩で戻ってきた
→早く手洗いうがいしたい、お手洗いに行きたい。足が疲れた

こんな状態であるからです。そのような心境なのに、
家族からわあわあ言われたら、本来であれば
素直に聞けることもスルーしたくなるはずです。
少なくとも私ならそう思ってしまいます。

つまり、何か言いづらいことを相手に伝える場合、
他人に対するとき以上の配慮が家族においては
大事になるのではと思うのです。なぜなら家族である分、
相手もこちらに対して容赦なく不機嫌になったり
甘えたりすることができてしまうからです。
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