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偶然?でもウレシイ [日々の暮らし]

毎年2月から3月というのは自営業者にとって慌ただしい時期です。
そう、あの確定申告がやってくるからです。もともと数字が弱い
私にとって、この確定申告はなかなか緊張するもの。
いまだに私は申請会場へ出かけてスタッフさんの助けを借りながら
入力・提出しています。毎回作業を終了するたびに、
「うん、でも思ったよりスムーズにいったから来年こそ
自宅のPCで済ませよう」と固く(?)決意します。が、
1年も経てば当時の記憶は遥かかなたに。そして結局また
会場へ出向くことになるのです。

今年はコロナウイルスもあったため、例年と比べて会場は
ガラ空き。スタッフさんの数の方が圧倒的に多かったですね。
いつもは開場1時間前から寒い中並んでいましたが、今年は
あっさり入れました。助かりました。

とは言え、細かい数字に加えてムズカシイ税関連用語が
あったため、終わったときの私はぐったり。このまま
直帰するのは何となくもったいないと思い、そのまま自転車をこぎ始めました。

会場の近くには神社があります。そこまでの参道をゆっくり
こいでいたところ、おしゃれなカフェを発見!
数か月前にできたばかりだそうです。早速持参した本3冊を超速で読み倒したり
読書ノートをつけたりと、実に充実したひとときとなりました。

ちなみにこの日、私は永江朗さんの「そうだ、京都に住もう」(小学館文庫、
2015)を読みました。その中に、京都にはおいしい
パン屋さんが沢山あるという記述を目にし、なぜか私も
急にパンを買って帰りたくなりました。

というわけで、カフェを後にし、パン屋さんを探し始めます。
運よく見つけられたのですが、よりによってすでに
食パンは売り切れ。

そのまま帰ることもできたのですが、「買えなかった」となると
余計買いたくなるのですよね。再び自転車でパン屋さんを探し
始めます。すると我が家の近くのお店が幸いにも開いていました。
棚を見るとラスト一斤が。ラッキー!

しかも店内のBGMに耳を澄ませると、私の大好きなリック・アストリーの
曲が。確定申告に自転車こぎ通しによる疲労も一気に吹き飛びました。
嬉しくなったのでスタッフさんにリックの話をすると、
何とこのスタッフさんもリックのファンでした!

「先週の渋谷のコンサートも大阪公演もキャンセルになっちゃったん
ですよね」という私の話からその後しばしリック談議に。
嬉しかったですねえ。お姉さんによると、なぜか最近
このBGMではリックがよくかかるのだそうな。

おお~、これでこのパン屋さんの常連さんになること決定!
偶然とはいえ嬉しい遭遇でした。
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