NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]
2020年3月12日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「香港行政長官 支持率最低に」です。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n200312.html
どうぞよろしくお願いいたします。
タイトルは「香港行政長官 支持率最低に」です。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n200312.html
どうぞよろしくお願いいたします。
2020-03-14 10:31
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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]
第219回は throw spaghetti on the wallというフレーズです。
https://www.hicareer.jp/inter/housou/17157.html
どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.hicareer.jp/inter/housou/17157.html
どうぞよろしくお願いいたします。
2020-03-14 10:29
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武者震いはするけれど [仕事]
ニュースの通訳業務をしていると、その内容の80%ほどは
暗い深刻な話題です。事件、事故、天災、テロ、
株が下がった、著名人が亡くなられたなどなど、
ニュースというのはそうしたものを伝えるケースがほとんどです。
BBCに勤めていたころ、fillerという単語に初めてお目に
かかりました。これはニュース番組の構成の際、
少しだけ時間が余ってしまい、そこに埋め合わせのような形で
入れるちょっとした話題のことです。そうした部分に
組み込まれるトピックというのは、当たり障りのないものが
多いようです。クスっと笑いたくなったり、心温まる話題
だったりという具合。暗いトピック三昧の中にこうしたニュースが
出てくると、私などホッとしたものでした。
そう考えると、アメリカのCBS Evening Newsは30分という
短い番組でありながらも、必ず最後にほっこりするような
ニュースを入れています。助け合いの精神、苦境の中でも
希望を抱いて頑張る方の話題など、見る者に希望や勇気を
与えてくれます。CBSの放送通訳業務はブースでたった一人入り、
ひたすら自分だけで同時通訳をするというなかなかハードなものでは
あるのですが、私は最後に出てくるニュースが好きで、
いつも30分間頑張ろうと思いながら続けています。
かつてバブルの頃は地上波のニュースにも放送通訳者を
つける時代がありました。日本語ニュースを英語に通訳する
というパターンです。一方、BBCの英語ニュースもフジテレビで
放送されていましたので、今振り返ってみると「放送通訳付きのニュース」が
とても盛んでした。まだインターネットの黎明期でしたので、
地上波でも海外ニュースを放送する必要性が高かったのですね。
ところで現在、通訳者の名前をテロップで映し出すのはNHK-BSの
海外ニュースと、CBS Evening Newsだけです。かつては
CNNも名前を出している時代がありました。通訳者というのは
黒子ではありますが、自分の名前を画面に出していただける
というのは、責任を明確にするということになります。と同時に、
武者震いするような緊張感の中で通訳をさせて
いただけるというのは、とても光栄なことだと私は感じています。
そうした仕事に携われることに感謝しつつ、
さらに勉強を続けて向上を目指したいと思っています。
暗い深刻な話題です。事件、事故、天災、テロ、
株が下がった、著名人が亡くなられたなどなど、
ニュースというのはそうしたものを伝えるケースがほとんどです。
BBCに勤めていたころ、fillerという単語に初めてお目に
かかりました。これはニュース番組の構成の際、
少しだけ時間が余ってしまい、そこに埋め合わせのような形で
入れるちょっとした話題のことです。そうした部分に
組み込まれるトピックというのは、当たり障りのないものが
多いようです。クスっと笑いたくなったり、心温まる話題
だったりという具合。暗いトピック三昧の中にこうしたニュースが
出てくると、私などホッとしたものでした。
そう考えると、アメリカのCBS Evening Newsは30分という
短い番組でありながらも、必ず最後にほっこりするような
ニュースを入れています。助け合いの精神、苦境の中でも
希望を抱いて頑張る方の話題など、見る者に希望や勇気を
与えてくれます。CBSの放送通訳業務はブースでたった一人入り、
ひたすら自分だけで同時通訳をするというなかなかハードなものでは
あるのですが、私は最後に出てくるニュースが好きで、
いつも30分間頑張ろうと思いながら続けています。
かつてバブルの頃は地上波のニュースにも放送通訳者を
つける時代がありました。日本語ニュースを英語に通訳する
というパターンです。一方、BBCの英語ニュースもフジテレビで
放送されていましたので、今振り返ってみると「放送通訳付きのニュース」が
とても盛んでした。まだインターネットの黎明期でしたので、
地上波でも海外ニュースを放送する必要性が高かったのですね。
ところで現在、通訳者の名前をテロップで映し出すのはNHK-BSの
海外ニュースと、CBS Evening Newsだけです。かつては
CNNも名前を出している時代がありました。通訳者というのは
黒子ではありますが、自分の名前を画面に出していただける
というのは、責任を明確にするということになります。と同時に、
武者震いするような緊張感の中で通訳をさせて
いただけるというのは、とても光栄なことだと私は感じています。
そうした仕事に携われることに感謝しつつ、
さらに勉強を続けて向上を目指したいと思っています。
2020-03-14 00:00
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