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moral duty [英語]

世間がコロナ一色になっている中、それでも仕事に
出かけねばならない身としては公共交通機関を使い、
人のいる場所を通り抜けて出勤せねばなりません。
世の中の多くの方もそういう状況だと思います。
自分の身を守るためだけに自分一人を無菌状態に置くことは
事実上不可能です。池上彰さんもホリエモンも佐藤優さんも
「正しく恐れる」ことを述べておられます。
いたずらに不安を煽ったり、それに振り回されたりするのでなく
冷静に日常生活を送りたいと考えます。

先日のBBC World TVのニュースで、トラベルジャーナリストのSimon Calder氏が
興味深いことを述べていました。コロナにより
ツーリズム業界が大打撃を受ける中、私たちはどのように
行動すれば良いかを説明していたのです。
正しい情報を得ることはもちろん、危険地域に意図的に
行くのでなければ、むしろ今こそ旅をした方が世の中を
支えることになるという内容でした。

その中で氏が使っていたのが、We have a moral duty to
travelというフレーズです。特に私はmoral dutyという語に
惹かれました。訳せば「倫理的な義務」です。

世の中というのはお互いに支え合うことで成り立っています。
社会主義経済ではない以上、一人の消費者の行動が
別の人を支え、社会全体の循環につながるのです。

だからこそ、moral dutyの気持ちを持ち、
情報にも注意をしつつしっかりと行動することが
社会貢献になります。そうしたことが一人一人に求められているのでしょうね。

大切なフレーズをいただきました。
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