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「スプーン」から「左利き」まで [英語]

通訳の仕事をしていると、何事も学びの対象となります。
無駄な知識というものが一つもないのですね。
世に言う「雑学」も立派な「知識」。見るもの聞くもの
すべて自分の糧になると感じます。出先でフリーペーパーを
もらってはせっせと読むのも、その一環です。

行きつけのカフェで先日、新しいことを学びました。
その日はドリップコーヒーを頼んだのですが、
スタッフさんが最後にかき混ぜる際に使ったスプーンが
何ともオシャレなデザインで魅了されたのです。

しかもよく見ると、スプーンとは反対側にかわいいフォークのような
形がついています。ただ、口に入れるフォークにしては
平べったいのですね。尋ねたところ、「バースプーン」と
言うのだそうです。知りませんでした!ただ、私は日頃から
トンチンカンに聞き取る癖があり(←通訳者としては致命的ですが・・・)、
「バースプーン」と聞いた時、「バース・プーンってナニ?birth?」と
勝手に想像していたのでした。お恥ずかしい・・・。

スタッフさんいわく、フォーク型の部分はバーなどでカクテルを作る際、
アイスをクラッシュするために使うのだそうです。なるほど!
グーグルで検索したところ、フォーク部分が付いているもの自体を
日本ではバースプーンと言うようです。

では英語でこのタイプのバースプーンは何と言うのでしょう?
amazon.co.ukで検索したところ、bar cocktail mixing spoon with forked end
とありました。そのままの説明ですね。

ちなみにバースプーンには左利き・右利き用があるそうです。
ロンドンのリージェント・ストリートから少し入ったところに
かつてAntying Left-Handedという左利き専用のお店がありました。
1968年創業ですが、残念ながら2006年に閉店してしまったそうです。
ただ、ウェブサイトでは事業を継続しています。

http://www.anythingleft-handed.co.uk/shop.html
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