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コラム更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第362回がアップされました。
タイトルは『尊敬する人との出会い』、
書籍紹介では「世界のしおり・ブックマークの意外史」
(猪又義孝著、デコ、2017年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/362.html

なお、掲載元がサイトリニューアルを行うため、
しばらくお休みとなります。次回のアップロードは
9月3日月曜日の予定です!
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best before? consume? [英語]

私にとっていつまでたっても覚えづらい単語があります。
たとえばkidneyとliverがその筆頭に挙げられます。
しかも医学関連ニュースではよく出てくるのですよね。
かつてはstrategyとtacticsでもこんがらがっていました。

単語だけではありません。
地図上の位置も難関です。たとえば中央アジアのタジキスタン、
ウズベキスタン、カザフスタンなどがそうです。
これに関しては、外交評論家・宮家邦彦氏の本で
楽しい覚え方を学びました。

「柿田棟アパートの住人」

上記の頭文字をとり、時計回りに
「カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、
ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン」です。
ちなみにキルギスたけは「スタン」無しです。
これは1993年に憲法が改正され、正式国名がKyrgyz Republicに
なったためです。

国名でもう一つ混同するのはパラグアイとウルグアイ。
これはもう「力技」で覚えました。両国を英語表記すると、
ParaguayとUruguayで、アルファベットの「U」の方が
「P」よりも後であることイコール「パラグアイが北、
ウルグアイが南」と覚えたのです。ふー。
まだまだアフリカ諸国の国名と場所が一致していませんので、
この夏の宿題になりそうです。

ところで紛らわしい単語と言えば、「避難勧告」や「避難指示」も
ありますよね。勧告はあくまでも「お勧めする」というニュアンス。
よって、指示の方が意味合いは強くなります。
和英辞典では避難勧告がevacuation advisory、
避難指示がevacuation instructionとなっています。

最近カリフォルニア州では山火事が激しい状況となっています。
現地ではevacuation orderとevacuation advisoryが出ているのですが、
その違いに関してこんなページもありました:

http://wildfiretoday.com/2008/06/30/evacuation-definitions/

このページの3番にあるMandatory Evacuationがevacuation orderに
相当します。

なお、もう一つややこしいのが「消費期限」と「賞味期限」。
農林水産省では、「消費期限=期限を過ぎたら食べない方が良い」、
「賞味期限=おいしく食べることができる期限」と定義しています。
外国人向け不動産を手掛けるプラザーホームズに
わかりやすいページがありました:

http://www.realestate-tokyo.com/news/expiration-date-on-food-labels-in-japan/

消費期限をconsume by date、賞味期限をbest before dateとしています。
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