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parry [英語]

行きつけのスポーツクラブで定期的に受けているレッスンがあります。
格闘技系のクラスです。音楽に合わせて体を動かしていると、
日ごろのストレスも解消されます。通訳の仕事に必要なのは
体力と信じていますので、レッスン参加は欠かせません。

このクラスは国外で作られた全世界統一のレッスンで、
年に数回、新しい曲が発表されます。
同じ系列のスポーツクラブであれば、どのお店へ出かけても
新曲実施期間中は同一レッスンを受けられます。
出張などの時にとても便利です。

数年前から新しい動きが出てきました。
インストラクターさんがその動きのたびに「パリー」と
指示出しします。顔の横で手をはじくような感じです。

カタカナが出てくるとつい反応してしまうのも
私の仕事ゆえなのかもしれません。
「パリーって英語?他言語?スペルは?」と
運動しながらも頭の中は「パリーって何?」状態になります。

調べてみたところ、綴りはparry。これは「武器や突進などを
受け流す」という意味なのだそうです。フェンシングでも
使われる用語です。

もとはフランス語のparer(避ける)で、
その命令形parezから来たそうです。なるほど~。

ところでイギリスの夏の音楽祭「プロムス」では
最終日にJerusalemという賛美歌が歌われます。
作詞はウィリアム・ブレイク。作曲はSir Hubert Parryです。
ジーニアス英和辞典の定義には「イングランドの人が
愛国心を示す時にしばしば歌われる」とあります。
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