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telephoneあれこれ [英語]

映画やテレビドラマなどを見ている際、つい注目してしまうシーンが
あります。「電話のシーン」です。

私は右利きですので、電話は左手で持ちます。右手でメモを
とるためです。けれども、ドラマなどではどうも「右手に受話器」という
シーンが多いように見受けられるのですね。偶然なのかもしれませんし、
その俳優さんが左利きということもあり得ます。けれども
もし演出の都合で右にあえて持つというのであれば、
何か理由があるのかしらと、つい考えてしまいます。

たとえばモナリザの描かれ方のように、カメラが左頬から
とらえた方が美しくスクリーンに映し出される、といったことも
考えられますよね。

ところで日本語では「電話に『出る』」と言いますが、
英語はanswer the phoneですよね。answer(答える)という動詞です。
一方、「お話し中」はthe line is busyと、英語ではフルセンテンスになります。
She hung upは「彼女は(一方的に)電話を切った」、
Hang on a secondは「少々お待ちください」です。

ちなみにイギリスに暮らしていた幼少期のこと。
Blondieというポップグループが人気でした。
"Hanging on the Telephone"がヒットしていましたね。

https://www.youtube.com/watch?v=uWhkbDMISl8

リードボーカルのデビー・ハリーは現在72歳。現役のシンガーです!
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良いことも悪いことも同じぐらい [日々の暮らし]

数週間前、色々なことが重なり、正直なところ
「ちょっとしんどいなあ」と思いながら過ごしていました。
体調も今一つ、仕事も多忙、そのほかにも多様なことが
あったのですね。「うーん、どうしてこう重なるのかなあ」と
思っていました。トンネルの出口が見えない、そのような状況です。

けれども人生というのは不思議なもので、そうした日々が
続いていても、どこかでいつか、何かしら転換するように
思います。今回もそうでした。それこそ「車に乗っていたら
すべての信号が赤!何だかツイてないなあ」と前の日まで
思っていたのが、「あれ?今日は朝からラッキー」ということも
あるのですね。本当に不思議です。

一度好転し始めると次々とうれしいと思えることが続きます。
たとえば友達のさりげない一言に涙が出るほど感動したり、
思っていたよりも上手に夕食が作れたり、という具合です。

単に「運が悪かった期間」を脱して、「運が良くなった」
ととらえることもできます。けれども単なる偶然性だけとも
思えません。「何やらアンラッキー」というときは、何においても
「ツイていない」「いやだなあ」と思ってしまうのですね。
ささいなことに対しても「あ~あ」ととらえてしまうのです。

一方、「ラッキー!」と思える時期になると、
小さなことでも「うれしい!」と思える体質に変わるように思います。
つまり、良いことも悪いことも同じ分量で私の周りにおいて生じているの
でしょうけれども、それをどう感じるか次第で
「何もかも嫌~」となり得る一方、「すべてOK!」とも
とらえられるわけです。

ネガティブなモードになっているときは私の場合、
睡眠・栄養・運動不足が大いに関係しています。
まずは体調第一ということなのでしょうね。
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NHK新番組 担当のご案内です [各種連載]

「世界へ発信!ニュースで英語術」がNHKで4月から新たに始まりました。
この番組の翻訳・解説チームの一員として私も稼働しております。
今回私が担当したのは本日4月5日木曜日にウェブでアップされた
「オバマ前大統領 東京で講演」というニュースです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180405.html

お時間がありましたら、ぜひご覧ください。
ニュースを通じて皆様の英語力アップに貢献できれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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時代は紙へ! [日々の暮らし]

以前からこのブログでも紙辞書、紙新聞が大好きである旨を
書き続けてきました。3月31日土曜日の日経新聞夕刊には
とうとう「紙の良さ」がトップで出ていましたね。
タイトルは「『アプリよりあえて手書きで…』家計簿カミ技進化」です。

家計簿をつけるというのは、シンプルな作業ではあるものの、
つい怠ってしまうという方が少なくありません。
子どもの頃にお小遣い帳を記録していたものの、
三日坊主で終わってしまった方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

私はもともと何かを「記録する」という行為が好きで、
お小遣い帳には子供時代からせっせとつけていました。
大人になってからも金銭の出納記録はとっており、
現在はもっぱらエクセル版の家計簿ソフトを使っています。
数年前にフリーソフトでダウンロードしたのですが、
私のライフスタイルに合ったタイプですので気に入っています。
手書きという行為は好きなものの、こと家計簿に関する限り、
私はPC派です。

さて、記事を読むと、今の時代、家計簿アプリが人気ではあるものの、
紙の家計簿の良さが見直されているそうです。
しかも最近のブームのきっかけはSNS。インスタグラムで
とある女性が発表した自作家計簿が大人気と記事には出ていました。

紙版のメリットとして、記事を執筆した南毅記者は利用者や専門家の
声を以下のように紹介しています:

(1)手を動かして書くことにより、出費を意識できる
(2)ページをめくると過去の家計の全体像を把握できる
(3)紙の場合、日記のように振り返ることで収支を見返し、
節約意識を高めることができる
(4)自分で書くことで頭に入る

私は通訳業務で手書きの単語帳を作成するのですが、
上記の4点はまさに英語学習にも当てはまります。

手書き・紙大好きの私にとって、手書きの良さが見直されているのは
本当にうれしいことです。紙辞書のメリットもまさに同じ。
紙辞書・紙新聞・紙地図・紙時刻表などなどのブーム再到来が待ち遠しい限りです!
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改めて自分の使命を考える [仕事]

オックスフォード大学日本事務所に勤めていたころ、
業務の一つに「企業の人事異動を確認すること」がありました。
当時はまだインターネットの到来前でしたので、
日経新聞の人事欄をくまなくチェックしていたのです。
オックスフォード事務所は多様な企業と学術交流や寄付金活動などで接点が
ありました。よって、どなたがいつ異動されたかを把握する必要が
あったのですね。

以来、今でも私は人事異動欄に目を通すようにしています。
オックスフォードで働いていたのはずいぶん前ですので、
当時お世話になった方のお名前があるわけではありません。
むしろ最近気づくのは、大学時代の友人や通訳業務で名刺交換をした
当時の若手社員さんたちが昇進されていることです。

その当時、「いやあ、僕は英語が苦手で・・・」とおっしゃっていた方が
海外駐在員になっていたり、海外営業部などで責任あるポストに
ついていたりと、皆さんそれぞれ歩み続けていることがわかります。

仕事をするということは、社会における責任を果たすことだと私は
思っています。日々の業務において大変なことがあったり、
自分にこの仕事は本当に向いているのだろうかと思い悩んだり
することもあると思います。それでもあきらめず、前に進んでいらっしゃる
様子が、人事異動から読み取ることもできます。

私自身、「今のやり方で良いのかしら?」「私よりももっと
適任がいるのでは?」と戸惑ったり迷ったりすることがあります。
それでも、「自分に与えられていることが天命であり使命である」と
考えること自体が自分に求められているのだととらえています。

春の人事異動を目にするたびに、そうした思いが湧いてきます。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第348回がアップされました。
タイトルは『応援者が一人でもいれば』、書籍紹介では
「日本のブックカバー」(書友友好協会監修、グラフィック社、2016年)を
取り上げております。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/348.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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自分を信じること [日々の暮らし]

日経新聞3月27日朝刊の文化欄に、アカデミー賞メーキャップ&
ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘氏のことばが紹介
されていました。辻氏はチャーチルの特殊メイクを施したことが
アカデミー賞で称えられています。

辻氏は若い人に対して次のように述べています。

「自分の心に正直に、やりたいことを見きわめるのが大事。
自分の心につながるものは自分にしかわからない。
そして自分を信じて、10年続けること。
自分を信じないのは、日本人の悪い癖だ」

「日本人」という国民性が理由であるかどうかは別として、
とにかく自分がやりたい、自分がこうありたいということは
本人が一番実はよくわかっているのですよね。
それを直視することは、別の見方をすれば
未知の世界に航海することになります。
安定を捨てるとも言い換えられます。
ゆえに現状の安定感の方が良いのかもと錯覚してしまい、
自分を信じなくなったり、自分の考えや情熱を打ち消したりして
しまうのでしょう。

人生は一度しか生きられません。自分に正直に、
自分を信じることを積み重ねて生きていきたいと思います。
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今、ここに集中する [日々の暮らし]

日経新聞の土曜日朝刊には「日経Plus1」という
別刷りが付いています。レシピやグルメ、マナー関連の
記事など、土曜日の朝に気楽に読める内容です。
もっとも私の場合、土曜日は始発で早朝の放送通訳シフトに
出かけますので、のんびりとは程遠いのですが・・・。

3月24日の「元気のココロ」というコラムは読みごたえがありました。
執筆者は神田東クリニックの高野知樹院長です。
「不安な時は『今』をかみしめる」というタイトルでした。
人が不安を感じる例としては次のような思いがあるのだそうです。

1.メールをきちんと返信する人でありたい
2.時間を守れる人でありたい

つまり、他の人から見て「きちんとした人」であらねばという
思いが本人にあるからこそ、不安を覚えるのですね。

その対応策としてマインドフルネスを高野氏は紹介しています。
具体的には、「事実」と「思考や想像」を分けることです。
例えば、

1.メールへの返信遅延は「事実」

2.周囲が自分をダメな人と見るかどうかは「思考や想像」

このように分けて「事実」にのみ焦点を絞ることを勧めています。

佐藤初女先生も、先のことをあれこれ考えるより、
「今、ここ」に集中し、幸せを感じるようにと著書の中で述べておられました。
高野院長も「先読みやマルチタスクを一休みして」と綴っています。

(日本経済新聞2018年3月24日朝刊)
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現」第106回がアップされました。
今回は乗り物関連の表現をご紹介しています。

http://blog.issnet.co.jp/?cid=12

本日4月1日付スクールブログです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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キャリアを考える [仕事]

毎年就職活動の日程が微妙に異なるため、大学で指導をしていると
「え?今年は今から?」と驚かされることがあります。
ずっと髪の毛を茶色く染めていた学生たちが、ある日を境に
クラス中真っ黒、しかもスーツも真っ黒、ヘアスタイルも同じで
教室を私が間違えたのかと思ったほどでした!

就職先をどうするかというのは悩むところですよね。私の場合、
大学4年生の夏休みが就職活動期間だったのですが、
ちょうどその時期に海外への留学奨学金をいただくことに
なったため、どう考えても会社訪問は無理になりました。
大学の就職指導部にその旨を伝えにへ行くと「そのような時期に海外とは」と
呆れられておしまい。仕方がないので、朝日新聞の求人欄を
毎日毎日眺めていました。ネット求人などない時代です。
幸い、希望している会社に応募して採用されましたので、
人生何があるかわからないとしみじみ思います。

電車の中には人材派遣会社や就職活動向けサイトの広告が
少なくありません。それらを見ていると、何を基準に仕事を
選ぶかも時代や人の価値観次第なのだなと感じます。
年収や残業の有無、福利厚生や有休や慶弔休暇など、
キーワードは色々とあります。安定した業界というとらえ方も
存在するでしょう。

結局のところ、どうするかはその人次第なのですが、
私個人としては、「自分がその仕事をしている瞬間に
喜びを覚えられる」ということが最大の要素だととらえています。
どれほど早朝シフトで眠くても、どれだけ事前準備が大変でも、
どんなに訳出に詰まっても、私の場合、放送通訳を生でしている
その一秒一秒はかけがえのない時間です。何が飛び出すかわからない
ニュースですが、ブースに入り、ヘッドホンをつけ、マイクの
スイッチをオンにしてひたすら訳す。この一連の動作が
とてもいとおしく感じます。もちろん、フリーランスですので
慶弔休暇も有休休暇も福利厚生もありませんし、通勤定期代も自腹、
勉強用の資料も文房具もすべて自分で払います。仕事が来なければ
単なる失業状態、自分が体調を崩せば仕事ができなくなり無収入。
それでもこの仕事が好きです。

先日、興味深いブログを読みました。クラリネット奏者の方が
書いていらっしゃいます。「音大卒業後に音楽科の非常勤講師に
就職したけど1年で辞めた話」というタイトルです。

http://sawakoyoshida.com/archives/7780

収入安定のために教える仕事を選んだところ、
大好きなクラリネットが吹けなくなったエピソードが綴られています。

自分の未来について考えさせられる一文です。
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