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jumbo [英語]

先日、羽田空港へ行く用事がありました。飛行機は幼いころから
大好きで、今でも空港へ行くだけでワクワクします。
特にお気に入りはジャンボ・ジェット機。子どもの頃に乗った飛行機だけに
愛着があります。ただ、省エネ化で今はジャンボ機もほとんど
見かけなくなりました。

それでも羽田空港の国際線ターミナルには時々駐機しています。
海外のエアラインです。その日見かけたのはオーストラリアのカンタス機と
ドイツのルフトハンザ。機体の前方部分が伸びています。これは
英語でstretched upper deckと言います。KLMで働いていたころ、
この機種がお目見えし、翼にwingletが付いたタイプも出始めて
ジャンボの新たな時代になったと感じたものでした。

ちなみにジャンボ機の重さは400トンもあるそうです。
羽田の国際線と国内線ターミナルを結ぶ道路はトンネルを通っており、
その上を飛行機が行き交います。400トンもの重さを支えるトンネル
というのもすごいですよね。

ところでjumboの語源は諸説あるようです。手元の電子辞書には
「19世紀末期London動物園から米国に送られ、P.T. Barnumの率いる
サーカスで人気を呼んだアフリカ象の名からこの語が広まった」とあります。
一方、別の辞書には「Mumbo Jumbo(アフリカ黒人に崇拝された
巨大な偶像)の略。ガラ人の英語jamba(ゾウ)よりという説あり」
と出ています。

なお、「ジャンボ・ジェット」という語が登場したのは1964年です。
ボーイング747旅客機(450席)の別名で初飛行は1969年。一方、
初就航は1970年1月21日、パンアメリカン航空の大西洋路線でした。
日本航空も7月1日から太平洋路線で導入しています。

ちなみに電子辞書の例文検索でjumboを入力したところ、
ウィズダム英和辞典の例文がなかなか参考になりました。

Jumbo jets can make about 1,000 kilometers an hour.
ジャンボ機は時速約千キロで飛行できる

この文章を読むだけでmakeの使い方や「ジャンボの時速は1000キロ」という
知識も得られますよね。
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