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朝から片づけ [日々の暮らし]

思いがけず早く目が覚めた時というのはとてもうれしくなります。
家族もまだ寝静まっており、窓を開けても外は真っ暗。
静寂な中、自分だけは活動できていると思うとワクワクしますね。
日記を書いたり読書をしたりして過ごせるのは、私にとって
大切なひとときです。

もう一つ、最近心がけているのは「片づけ」です。
音を立ててしまうと家族が起きてしまいますので大々的には
できません。せいぜい引き出しの中や書棚の上などです。
それでも「今日はこのトレイを片付けよう」と思いながら
取り組んでみると、意外とはかどります。

私の場合、あくまでも「今日手放せるものは何かしら?」と
思いながら進めています。知らず知らずのうちにモノが
たまっているからなのですね。

使っていないボールペン、景品で頂いたクリアフォルダーなど、
「いつか使うかも」と思いながらため込んでいるものが
少なくありません。

そのようなものを眺めながら「今日の今日まで使っていなかった
イコールこれからも使わないもの」と割り切り、
感謝の気持ちをこめて手放すことにしています。

先日も5分の片づけ時間で7点ほどの不要文具が
見つかりました。我が家の近くにはチャリティショップがあり、
寄贈品を受け付けてくれます。新品の文具を
そちらに寄付することにして、その日の片づけを終えました。

朝、少しだけの時間ですが、片づけをしたことで
気持ちもすっきりしましたね。
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GIVE WAY [英語]

幼いころから道路標識を見るのが好きで、今でもよく眺めています。
オランダに暮らしていた幼少期は学校までスクールバスを
使っていたのですが、高速道路の出口のところに書かれていた
UITという単語が何とも魅力的(?)でしたね。英語のOUT、
つまり「出口」という意味です。「ウイトって何だか不思議な単語だなあ」
と感じていたことを思い出します。

オランダ時代は日本人の多いインターナショナルスクールに
通っていましたので、英語は全く身につかず、もちろん
オランダ語などもってのほかでした。今にして思うと、
しっかりオランダ語を修得していたら世界が広がったことでしょうね。

一方、イギリスの道路標識で印象的だったのは
GIVE WAYという表現でした。一時停止の場所に書かれていました。
「道を譲る」という意味でしたが、この場合は命令形で
「道を譲れ」というニュアンスでしょう。標識の形は逆三角形。
日本の「止まれ」のマークと同じです。

ところで「止まれ」マークで先日新たな発見がありました。
我が家近くの交差点の「止まれ」マークが二か国語表記に
なっていたのです。「止まれ」の下に英語の大文字でSTOPと
書かれていました。2020年の五輪に向けて外国人にもわかりやすいよう、
このようにして標識も変わりつつあるのですね。

なお、この一時停止の場所で止まらなかった場合、反則金は
7000円です。これを納めないと「3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金。
なお、過失の場合には10万円以下の罰金」と道路交通法には
記されています。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

JACI(日本会議通訳者協会)の連載「放送通訳の世界」が更新されました。
第4回は『トラブル発生!どうする?(内容編)』です。

http://www.japan-interpreters.org/resources/articles/

会員限定コンテンツなのですが、上記サイトから入っていただくと、
一部ご覧いただけます。

どうぞよろしくお願いいたします。
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「世界へ発信!英語術」アップロードのお知らせ [各種連載]

「世界へ発信!英語術」HPで本日アップロードされたニュースの
翻訳・解説を担当いたしました。
『マララさん 銃撃後初の帰国』というタイトルです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180412.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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「せい」はポジティブ?ネガティブ? [日々の暮らし]

先日のこと。とあるチラシを入手し、そこに書かれていた文章に
注目しました。私にとってチラシや店頭ポスターなど、「活字」は
すべて学びの対象になります。この日、あえて
チラシをじっくり読んだのもそのような理由からでした。

そこに記されていたのは、とある食べ物がいかに
おいしいかという内容でした。お店が特定されるのを避けるため、
あえて私の方で書き換えますと、以下のようになります:

「ずっと食べ続けても食べ飽きない。
おいしさのせいかも。」

私が注目したのは最後の部分、「おいしさのせいかも」です。

「~のせい」というのは確かネガティブな内容の時にしか
使えないと習ったからです。

早速調べてみました。

新明解国語辞典には「ある(好ましくない)結果を引き起こす
もとになった原因(理由)」とあり、例文として
「失敗を人のせいにする」「年のせいで忘れっぽくなる」と
ありました。さらに参照項目として「おかげ」が出ていましたので、
そちらも読んでみました。

通常、「おかげ」は好ましい状態がもたらされた際に使いますよね。
けれども新明解には「自分がひどい目にあう原因となった事例を
皮肉を込めて言うことがある。その点では『せいで』と
類義的になる」とも書かれていました。なかなか日本語も奥が深いです。

話を「せい」に戻しましょう。新明解では、以上のようなことから
「せい」はネガティブの印象が強いのですが、念のため
「明鏡国語辞典」を引いてみたところ、次の文章を見つけました:

「よくない結果にいうことが多いが、よい結果にもいう。
『苦労したせいか心遣いがこまやかだ』」

うーん、ここまで書いてみると、だんだん先のチラシの文章は
何が最適なのかわからなくなってきました!
「おいしさのおかげかも」がおそらく正統派なのでしょうけれども、
ことばというのは生き物ですので、用法も変わりつつあるのでしょうね。
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小説家・羽田圭介さんのことば [日々の暮らし]

相変わらずこのブログでは紙新聞・紙辞書・紙地図と申し上げて
いますが、先日も紙新聞をめくっていたところ、偶然にも
興味深い文章に出会いました。小説家・羽田圭介さんのインタビューです。

日経新聞の「記事」ではなく「全面広告」として掲載されており、
広告主はカルピスです。「自分マネジメント 仕事と健康を考える vol.01」
という連載のようです。この中で羽田さんは仕事への取り組み方、
生活習慣などについて非常に参考になるお話をなさっています。
まとめると以下の通りです:

1.「外食で食欲を満たそうとすると、お金もかかるし、
カロリーも取り過ぎてしまう。そのカロリーを消費するために
運動をするのは、面倒くさいし時間の無駄でもある。」

2.(うまくいかないときの解決法は)「とにかく寝ますね。」

3.(集中力の回復法として)「やらないことを見極める」

4.「やらなくていいことをやったせいで疲れきってしまって、
大事なことに力を注げない。疲れを発散させるために、
別の何かに手を出す。それって、やらなくていいことでたまった負債を、
別の行動で解消しようとしているんですよね。」

5.「運動をしなくちゃいけないのも、食べすぎるから」

体力勝負というのはどのような職業にも当てはまりますよね。
なるほどと思いました。
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プチプチシート [日々の暮らし]

先日のこと。スイーツの入っている箱を開けると、
いわゆるプチプチシートが入っていました。
子どものころ、あれを一心不乱にプチプチつぶしては
遊んでいたことを思い出します。

そこでふと思ったこと。それはプチプチシートの正式名称です。
早速調べてみました。

漢字で書くと「気泡緩衝材」です。一方、
メーカーによって呼び方も異なり、「エアキャップ」
「エアパッキン」なども使われていることがわかりました。
一般の人々の間ではプチプチシートですよね。

では、通信販売で購入した際、箱の中に入っている、
「空気を入れたビニール袋が連なっている緩衝材」は
何と言うのでしょう?これは「エアピロー」だそうです。

さらに気になったので「よく見かけるけれど正式名称不明のモノ」を
他にも探してみたところ、色々と目に入りました。

たとえば、ティッシュボックスの取り出し口に貼ってあるビニール。
これは「取り出し口フィルム」です(もっとインパクト大の名称を
期待していました・・・!)。

一方、食パンの袋についているプラスチックの留め具は
「バッグ・クロージャー」と言います。こちらは調べてみたところ、
日本で生産しているのは川口市にある某企業のみだそうです。
発案者はアメリカのFloyd Paxtonさん。特許も得ている製品です。
さらに検索してみると、様々な再利用方法が紹介されていました。
うーん、素晴らしい!ご興味のある方はぜひ検索してみてくださいね。

・・・あらら、今日もプチプチシートから飛躍しました!
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第349回がアップされました。
タイトルは『覚悟と潔さ』、書籍紹介では
「ニッポン・ビューティ」(Grazia編集部編、講談社、2009年)を
取り上げております。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/349.html

「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」
第176回はgo head to headというフレーズです。

http://www.hicareer.jp/english/housou/176go-head-to-head.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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何事もほどほどに [日々の暮らし]

先日のニュースで興味深いことが報道されていました。
アメリカで「コーヒーの発がん性」を表示することが命じられたのです。
発がんリスクについての警告文を表示するという内容。
場所はカリフォルニア州です。

私の場合、それほどヘビーに飲んでいるわけではありませんが、
コーヒーは好きでよく口にしています。出先で仕事をするときには
カフェに入りますし、自宅で食後に一杯味わうこともあります。
ですので「コーヒー=がん」と言われると、やはり心配になります。

ただ、その一方で全日本コーヒー協会のサイトを見ると、
1997年のデータが紹介されています。通常範囲の摂取であれば、
コーヒーとがんとの有意な関連はないことが
すでに発表されているのです。また、別の団体によれば、
むしろコーヒーががんに効果があるとさえ謳われています。
こうなりますと、一体何が正しいのか迷いますよね。

けれども冷静に考えてみれば、何事にも「ほどほどに」という考えが
あります。極端に我慢したり、必要以上に摂取したりすれば
いずれの場合も逆の効果が生じることが考えられます。
たとえばコーヒーであれば、「多量に摂取することで
覚醒作用に見舞われてしまい、睡眠不足になる」
「摂取の都度、牛乳を入れてカフェオレにすることで
カロリー過多になる」という具合です。
今までコーヒー好きだった人が「がんになるから一切飲まない」と
してしまえば、そのことによりストレスが生じて暴飲暴食、
などということも考えられなくはないのです。

こと健康やダイエットの場合、ある方法が称えられたかと
思うと、それを真っ向から否定する別メソッドが人気を博すこともあります。
数年前に炭水化物を制限するダイエットが脚光を浴びましたが、
あまりにも抜いてしまえばエネルギー不足になる恐れもあります。

ちなみに英語学習も同様です。「文法よりも会話」となれば
英会話教室が大流行。「いや、やはり文法こそ大事」と気付けば
文法関連書籍がベストセラーになります。

では通訳関連、仮に「シャドーイング」で見た場合どうでしょうか?

「通訳者並みの英語力をつけるなら、シャドーイングが一番!」

「シャドーイングをするだけで脳が活性化され、認知症予防にもなる」

「多様な教材をシャドーイングすることで、コミュニケーション力が高まる。
よってリーダーを目指すならシャドーイング!」

このような具合になるのですが、冷静に考えてみれば、
シャドーイング「だけ」で通訳者になれるわけではありませんし、
認知症を防げるわけでもありません。ましてやコミュニケーション力が
アップしただけで誰にも好かれるリーダーになれるとは限らないのです。

つまり、世の中にあふれるデータや学説というものを
そのまま鵜呑みにしてしまい、自分の日常生活へのストレッサーと
してしまいますと、むしろ逆効果になると私は思うのです。

何事も中庸に、ほどほどに、です。
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現実逃避! [英語]

大学で指導を始めてからすでに数年が経ちました。
今はほとんどの大学が春学期と秋学期の2学期制です。
LSEでは3学期制でしたので、留学当初は慣れるまで
少し違和感がありましたね。「え?もう学期末?」という
感じで、気がつけば6月の修士論文締切が迫っていたからです。

日本の大学は春学期が4月から7月、秋学期が9月末から1月です。
私の場合、8月と2月は一番ホッとできる時期になります。
と言いますのも、9月と3月は本格的に授業準備をする期間だからです。

とは言え、私もフツーの人間ですので、気分が乗る日乗らない日が
あります。良好の時はとてもはかどるのですが、なぜか
やる気が出ないときが少なくありません。

「これとこれを準備して、こちらの資料も読み込んで、
授業計画を立てて教案を作成して・・・」と、やるべき課題は
山ほどあります。けれどもそのような時に限って
掃除が気になったり、現実逃避に走ったりということを
してしまうのですね。おそらく誰もが現実逃避をするからこそ、
自己啓発関連の本が書店にはたくさん置かれているのでしょう。

ちなみに「現実逃避」は英語でescapismと言います。
「逃れる」のescapeから来ています。せっかくですので辞書を
引いて読んでみたところ、色々と発見がありました。

まず、間違いやすいのがescapismの発音。
eは「i」の発音です。「イスケーピズム」という感じですね。

「現実逃避者」はescapist。「~する人」の-istが
付きます。-istの語源はギリシャ語です。

一方、escapeの語源は古期北フランス語escaperから来ているそうです。
さらにその語源は俗ラテン語excappareで、説明としてとある辞書には
「後期ラテン語cappa(フードのある外套)」も出ていました。

なぜ「外套」?コート?

「ジーニアス英和大辞典」によれば、escapeは「es-(外へ)+cape(頭から
被る外套)=外套を脱ぎ捨て逃げる」が語源なのだそうです。
なるほど!!

さらに別の辞書には「授業をエスケープする(さぼる)は
和製英語」と出ていました。ちなみに今の時代、学生たちは
「授業をエスケープする」とそもそも言うかしらと、
またまた別の疑問がわいたのでした。

・・・はい、ここまでも私にとっては立派な「現実逃避」という名の
英語学習。うーん、どちらでしょう?

仕事に戻ります!
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