素敵な親子 [日々の暮らし]
MSF・国境なき医師団からニュースレターが届きました。
今や世界でコロナがあり、アフガニスタン情勢も混乱を極める中、
ニュースレターの表紙に出ている世界地図を見ると、
世界各地の紛争地でMSFのスタッフが派遣されていることが
わかります。ちなみに7月1日現在ではアフガンに2名
派遣されています。
2021年8月号のテーマはMSFスタッフとその家族。
送り出す家族はどのような心境なのか、どういった
信頼関係で結ばれているのかが綴られています。
掲載されていたのは3名のスタッフさんでした。
お一人目は助産師として中東で活動される女性です。
お父様の発言が印象的でした:
「子どもの幸せを願わない親はいません。
(派遣が決まったときには)真っ先に
”おめでとう”って言いたかった」
素敵ですよね。
一方、事務スタッフとしてアフガニスタンに
派遣された女性のお母様は娘さんについて、
「この子は”地球にあげた子”。だから覚悟を決めて
送り出したら、あとはいつでも帰れる場所を
作っておくのが私の役目です。」
と述べています。お嬢さんの方も「帰る場所があるから、
安心して行ける」と語っています。
世界のどこかを支えている人がいる。
そして、その人を支えている人がいる。
大変な状況の続く昨今ですが、こうした方々や、
サポートする人々のおかげで私たちの人生は続いていくのでしょうね。
2021-08-23 00:00
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