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固有名詞 [日々の暮らし]


通訳という職業柄、固有名詞には敏感です。たとえば
商談通訳の際、出席者の方のお名前を「漢字」だけで
いただいても正しい読み方がわかりません。よって、
あらかじめ「読み仮名」も付けていただき、肩書も
日本語英語両方で入手します。

一方、表記そのものにも慎重さが必要です。
通訳業の場合は声だけですが、翻訳の場合は
活字として残りますよね。よって、間違いは避けねばなりません。
たとえば「齋藤さん」なのか「斎藤さん」なのか、
他にも「秋澤さん」「秋沢さん」、
「高橋さん」の「高」も「口」か「はしご」の違いがあります。

会社名ではカメラのキヤノンは「ヤ」が大きいですし、
マヨネーズのキユーピーも「ユ」は大文字です。
就職活動で同社を志望する学生さんたちには要注意です。

ところで先日のこと。薬局の「ウエルシア」へ出かけた際、
発見(?)がありました。私は読み方を「ウェルシア」(小文字)と
思っていたのですが、流れてきた店内宣伝BGMを聞いたら
「♪ウエルシア」と一文字ずつ発音していたのです。

「え?」と思い、店内のポスターなどを見たら、確かに
「エ」が大文字になっていました。

「ということは、私が今まで発音していたのは間違い?
それともキヤノンやキユーピーみたいに、表記だけの
問題で、読み方は小文字で良いの???」

と頭の中は疑問状態。でも歌で一文字ずつ区切っていた
となると、発音も大文字なのかしら・・・。

大文字ならぬ、大真面目に考えた、とある買い物日でした。
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