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「通訳者のひよこたちへ」更新いたしました [掲載]

第456回のタイトルは「伝わる方法について考える」、
書籍紹介では、「プラス・ルネサンスの生き方」(津田妙子著、
新人物往来社、1995年)を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/18816.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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リラックスすること [日々の暮らし]

通訳の仕事というのは、大いなる緊張感を伴います。
同時通訳であれ、逐次通訳であれ、話者が話した言葉を
目的言語に変換するというのは、左脳をたくさん
使うのですよね。

随分前の事。仕事を詰め込み過ぎていた時期がありました。
ちょうど子育てが大変だったころで、それ以外にも
色々とモヤモヤしていた時期でした。
そうした「課題」を考えたくなかったがゆえに、
仕事を大量に入れて、勉強をしていたのです。
それが現実逃避になっていたのですから。

そうした生活を続けた結果どうなったかと言いますと、
「常に緊張状態」であることが、体に染みついて
しまいました。

必要以上に体に力を入れてしまったり、
スケジュールがポッカリ空くことに罪悪感を覚えたり、
常に何かをしていれば大丈夫と勝手に安堵していたり、

という具合です。

先日読んだ本に、次の一文がありました。

「ストレスや緊張が多ければ多いほど、
仕事の完成度は落ちる」

自分ではたくさん勉強をして、常時緊張感の下にあれば
良い通訳ができると思い込んでいました。

でもそれは、案外自己満足にすぎなかったのかもしれません。
「力を抜く」ということを忘れたままだった自分の人生なのかもしれません。

遅まきながら「リラックスすること」を自分に言い聞かせて
います(それをまた「課題」にしてしまわないようにせねば・・・!)。
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