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松井証券・松井道夫氏のことば [日々の暮らし]

日経新聞の夕刊に「私のリーダー論」という連載が
あります。これは複数回にわたり、企業のトップが
自らの半生を振り返り、リーダーシップについて語る
というものです。

8月6日に掲載されていたのは、松井証券の松井道夫元社長。
その中の一文が印象的でした。松井氏が奥様から
言われたということばです。それは、

「運のいい人と付き合いなさい」

というものでした。松井氏はこのことについて
さらにこう続けています:

「運は結局、気の持ちようなんです。
先行きを悲観的に考える人は、できない理由を考える。
そして論理的に悲観を語り、運を遠ざける」

とても心に響きました。というのも、私自身、
こうしたことを最近モヤモヤと感じていたからです。

かつて私にも経験があるのですが、物事を
ネガティブに考えているときというのは、
前向きに考えること自体を自分に許せない何かが
あるのだと思います。「『信じている自分』を信じることができない」
というものです。そうなってしまうと、余計
行動も取り辛くなりますし、ますます運が
遠ざかってしまいます。

上記の「運のいい人と付き合いなさい」ということばは
私なりに解釈すると、「自分に良い運をもたらして
くれる人を大切にしなさい」という意味でもあります。
そうした人というのは、自分にとって
かけがえのない存在になるのですよね。

前向きに、一日一日を大切に生きていきたい。
だからこそ、気の持ちようをどのようにするかを考えながら
最近の私は過ごしています。

(「私のリーダー論」松井証券 松井道夫元社長㊦
日本経済新聞2020年8月6日木曜日夕刊)
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