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ワンパターンから抜け出す [日々の暮らし]

日常生活において同じことを繰り返していると、
それはそれで心地よくなります。あれこれ考えずに済みますし、
とりわけ生活パターンの場合、無駄が省けますよね。

たとえば朝の通勤ルート。

いつも同じ時刻の同じ電車、同じ車両に乗車すれば、
自然と体がそれを覚えてくれます。深く考えなくとも
きちんと目的地まで行けます。

鞄の中しかり。
どのポケットに何を入れておくか決めておけば、
あわてて「ないないない!」(ドラえもん風)と
中身をひっくり返さずに済みます。

一方、スポーツ選手や芸術家などで、一定の流儀を持ち、
それに従って日々の練習に励む人たちもいます。
朝食のメニューや当日の過ごし方、持ち物、集中力を
高めるための音楽などなどがありますよね。
良きパフォーマンスを発揮するためにも必要なこととされます。

かつての私もどちらかと言うと、それに似ていました。
朝食メニューや洋服の好みから、それこそ日常生活で
使う洗剤や食材にいたるまでです。どのブランドを買うか、
何を食べるかなど、長年の積み重ねでそれがデフォルトと化していたのです。

深く考えずにワンパターンを繰り返すことには
それはそれでメリットがありました。

たとえば商品であれば、買い物時間の短縮につながります。
どの棚のどの位置に商品があるかわかっていますので、
あちこち探さずに済みます。かつて疑うことなくワンパターンの
生活をしていた私は、買い物時間に費やす時間も
通訳勉強にあてたいと思っていました。ですので、机に
向かう時間以外は、本当にもったいなく思えていたのです。

でも最近の私は、それなりに年齢を重ねてきたということも
あるのでしょう。そうしたパターン化された日々に
少し変化を加えたいと思い始めています。

かつて出かけたことのないお店に行ってみる。
着たことのない色の服に挑戦する。
食べたことのないものにチャレンジしてみる。
ワンパターン化されたメニューを変えてみる。

このような感じです。

日常生活で少しずつ少しずつこれを心がけてみたところ、
目の前の世界が広がった感じがしています。

「なぜ、今まで私は思い込みだけでワンパターンを良しと
していたのだろう?」

「これほどの広い世界があったにも関わらず、
どうして見ようとしてこなかったのかしら?」

という具合です。

これは英語学習でも同じです。

意気込んで購入したテキストだけど、心が離れてしまった。
取り組んでみたけれど、マンネリ化してきた。

そのような時は、新たな方法や手段を考える時期なのだと思います。

人生は一度きりと考えると、新たな世界を知り、
新しいことを自分に許すというのも、自分自身が成長する上で
大事なのではないか。

そのように感じています。
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