褒め上手 [日々の暮らし]
通訳業界に身を置くようになってみて、気づいたことが
あります。それは、先輩方や同僚のみなさんが、実に実に
「褒め上手」なのですね。ちなみに「褒める」というのは
「単なるお世辞」とは違います。相手の良さを最大限に引き出し、
きちんと観察した上で具体的な言葉で褒めてくださることだと私は思います。
たとえば放送通訳現場。私が担当する曜日やシフト時間は
その都度異なり、ご一緒する通訳者の皆さんも月によりけりです。
よって、頻繁に顔を合わせる通訳者もいれば、それこそ
数年間、まったくご一緒せず、ということもあるのですね。
私は社会人になってから長年の間、自称
「イモダサちゃん」でした。ファッションの方程式がわからず、
何が自分に似合うのか、どういった髪型やメイクをすれば
良いのか、全く把握できていなかったのです。
フリー通訳者になりたての頃も、「通訳者=黒子だものね。
じゃ、黒を着てればいっか~」という具合。
自分で工夫して色やスタイルで冒険するなど、
とてもとてもという状態でした。ちなみに私の母は
若いころからおしゃれ大好き人間。授業参観の日など、
クラスメートから「早苗ちゃんのお母さん美人、素敵~」
と褒められたものでした。親子でもセンスばかりは全く
遺伝しませんでした!
そんな状態がずっとずっと続いていたのですが、
20年ほど前にCNNのシフトに入るようになってから、
先輩方のファッションを拝見して多いにインスピレーションを
受けたのですね。とにかく皆さんおしゃれで素敵なのです。
「人生は一度きりなのだから、もっと自分の装いに
意識を配った方が良いかなあ」と私自身、大いに反省(?)し、
試行錯誤を続けてみました。すると、周囲の皆さんも私の持ち物などに
目を向けてくださり、具体的に褒めてくださるのですね。
それが私にとっては大いなる励みとなりました。
英語学習にせよファッションセンスにせよ、一朝一夕で
出来るわけではありません。でも、周りの方のちょっとした
お褒めの言葉で私など大いにモチベーションを得ることができたと
ありがたく思っています。
褒め上手であることは、相手の良さを引き出すチカラでも
あるのでしょうね。
素晴らしい先輩方を見習いたいと思っています。
あります。それは、先輩方や同僚のみなさんが、実に実に
「褒め上手」なのですね。ちなみに「褒める」というのは
「単なるお世辞」とは違います。相手の良さを最大限に引き出し、
きちんと観察した上で具体的な言葉で褒めてくださることだと私は思います。
たとえば放送通訳現場。私が担当する曜日やシフト時間は
その都度異なり、ご一緒する通訳者の皆さんも月によりけりです。
よって、頻繁に顔を合わせる通訳者もいれば、それこそ
数年間、まったくご一緒せず、ということもあるのですね。
私は社会人になってから長年の間、自称
「イモダサちゃん」でした。ファッションの方程式がわからず、
何が自分に似合うのか、どういった髪型やメイクをすれば
良いのか、全く把握できていなかったのです。
フリー通訳者になりたての頃も、「通訳者=黒子だものね。
じゃ、黒を着てればいっか~」という具合。
自分で工夫して色やスタイルで冒険するなど、
とてもとてもという状態でした。ちなみに私の母は
若いころからおしゃれ大好き人間。授業参観の日など、
クラスメートから「早苗ちゃんのお母さん美人、素敵~」
と褒められたものでした。親子でもセンスばかりは全く
遺伝しませんでした!
そんな状態がずっとずっと続いていたのですが、
20年ほど前にCNNのシフトに入るようになってから、
先輩方のファッションを拝見して多いにインスピレーションを
受けたのですね。とにかく皆さんおしゃれで素敵なのです。
「人生は一度きりなのだから、もっと自分の装いに
意識を配った方が良いかなあ」と私自身、大いに反省(?)し、
試行錯誤を続けてみました。すると、周囲の皆さんも私の持ち物などに
目を向けてくださり、具体的に褒めてくださるのですね。
それが私にとっては大いなる励みとなりました。
英語学習にせよファッションセンスにせよ、一朝一夕で
出来るわけではありません。でも、周りの方のちょっとした
お褒めの言葉で私など大いにモチベーションを得ることができたと
ありがたく思っています。
褒め上手であることは、相手の良さを引き出すチカラでも
あるのでしょうね。
素晴らしい先輩方を見習いたいと思っています。
2020-08-09 00:00
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