「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]
「通訳者のひよこたちへ」第405回がアップされました。
タイトルは『まずは師匠探し』、
書籍紹介では「心に届く話し方 65のルール」
(松本和也著、ダイヤモンド社、2017年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15840.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
タイトルは『まずは師匠探し』、
書籍紹介では「心に届く話し方 65のルール」
(松本和也著、ダイヤモンド社、2017年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15840.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
2019-07-23 13:23
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セレクト、ナビゲート [英語]
日常生活ではたくさんのカタカナ語に出会えますよね。
むしろ漢字で表す方が減っている感さえあります。
デパート(百貨店)、コンサート(音楽会)、
アラーム(目覚まし)などなど、漢字で書かれた言葉よりも
カタカナ語の方が馴染みがあります。
先日のこと。ラジオを聞いていた際、DJの語るカタカナ語に
注目しました。具体的には「ナビゲート」と「セレクト」です。
ナビゲートは英語でnavigate。
オックスフォード新英英辞典には、
plan and direct the course of a ship, aircraft, or
other form of transport, especially by using instruments
or maps
とあります。本来は輸送手段に使われる言葉です。
このラジオ局では「DJ」の代わりに「ナビゲーター」と
呼んでおり、そのDJが担当することを「ナビゲート」と
言っていたのですね。
一方、「セレクト」という言葉。
たとえば機内販売誌には「CAセレクトの・・・」という
用法が見られます。「セレクトする」=「選ぶ」という意味です。
ただ、英語のselect自体は動詞ですので、「セレクト『する』」と
なると、「選ぶ『する』」または「選ぶ『る』」みたいに
なってしまいます。
いずれにせよ、ナビゲートもセレクトも、日本語で同一の意味を
言うよりおしゃれな感じはしますよね。あ、考えてみれば
「スイーツ」もその部類なのかもしれません。
フツーに「お菓子」と言って同じものを指すにも関わらず・・・!
むしろ漢字で表す方が減っている感さえあります。
デパート(百貨店)、コンサート(音楽会)、
アラーム(目覚まし)などなど、漢字で書かれた言葉よりも
カタカナ語の方が馴染みがあります。
先日のこと。ラジオを聞いていた際、DJの語るカタカナ語に
注目しました。具体的には「ナビゲート」と「セレクト」です。
ナビゲートは英語でnavigate。
オックスフォード新英英辞典には、
plan and direct the course of a ship, aircraft, or
other form of transport, especially by using instruments
or maps
とあります。本来は輸送手段に使われる言葉です。
このラジオ局では「DJ」の代わりに「ナビゲーター」と
呼んでおり、そのDJが担当することを「ナビゲート」と
言っていたのですね。
一方、「セレクト」という言葉。
たとえば機内販売誌には「CAセレクトの・・・」という
用法が見られます。「セレクトする」=「選ぶ」という意味です。
ただ、英語のselect自体は動詞ですので、「セレクト『する』」と
なると、「選ぶ『する』」または「選ぶ『る』」みたいに
なってしまいます。
いずれにせよ、ナビゲートもセレクトも、日本語で同一の意味を
言うよりおしゃれな感じはしますよね。あ、考えてみれば
「スイーツ」もその部類なのかもしれません。
フツーに「お菓子」と言って同じものを指すにも関わらず・・・!
2019-07-23 00:00
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ガムの正しい(?)噛み方 [日々の暮らし]
車の運転中、眠気覚ましにガムをかむことがあります。
小さな粒状なのですが、いつもは口に入れると
すぐ噛み始めます。が、先日のこと。ふと
「噛まずにいるとどれぐらい持続するかしら?」と
ミョーなことを思い立ち、やってみました。
いつもの習慣とは異なり、どこまで長持ちするかということ
ですので、ガムではなく、まさにアメのような感じで
なめ続けることになります。
・・・が、ここで大きな衝撃が。
想像以上に辛いのです。
粒状のミントがどんどん溶けていくにつれて、
舌の上がビリビリしてきます。
今まで経験したことのない辛さでした。
「眠気覚まし」というキャッチフレーズがあるのも
頷けます。
ということは、もしかして今まで私の噛み方が
間違っていたのかしら?眠気覚ましガムには正しい食べ方があり、
1.口に入れる
2.まずは辛さを味わって眠気を吹き飛ばす
3.最後に噛む
だったのでは、と想像しています。
小さな粒状なのですが、いつもは口に入れると
すぐ噛み始めます。が、先日のこと。ふと
「噛まずにいるとどれぐらい持続するかしら?」と
ミョーなことを思い立ち、やってみました。
いつもの習慣とは異なり、どこまで長持ちするかということ
ですので、ガムではなく、まさにアメのような感じで
なめ続けることになります。
・・・が、ここで大きな衝撃が。
想像以上に辛いのです。
粒状のミントがどんどん溶けていくにつれて、
舌の上がビリビリしてきます。
今まで経験したことのない辛さでした。
「眠気覚まし」というキャッチフレーズがあるのも
頷けます。
ということは、もしかして今まで私の噛み方が
間違っていたのかしら?眠気覚ましガムには正しい食べ方があり、
1.口に入れる
2.まずは辛さを味わって眠気を吹き飛ばす
3.最後に噛む
だったのでは、と想像しています。
2019-07-22 00:00
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無料の落とし穴 [日々の暮らし]
「著名な〇〇先生の講演会。しかも無料!」
みなさんならどうしますか?私はこのような告知を
新聞などで発見すると、迷わず、即申し込みます。
せっかくのチャンスだからです。憧れの先生や
書籍でしか知らなかった方々を直に拝見できますものね。
この機会を逃すのはあまりにももったいないと思います。
が、実は私の場合、このような機会を得ても
それを無駄にしてしまったことが何度かあります。
先日もまさにそうでした。
新聞で見つけた告知文。テレビでもおなじみの先生が
登壇されるとあります。時間は夜。
手帳をチェックすると、
その日の晩は特に予定が入っていません。
日中に在宅で原稿執筆をし終えれば、都内に出るだけ。
これなら十分参加できます。早速申し込みました。
そして晴れて抽選に当選!参加証はがきも送られて
あとは当日を待つばかりとなりました。
数日前から「わあ、楽しみだなあ。どんなお話が聞けるかしら?」
とワクワクしていました。
・・・が、当日。
結論から言いますと、私は出かけることをあきらめて
しまったのです。理由は以下の通りです。
1.原稿執筆が思ったよりも進まず
2.翌日は早朝から仕事が控えている
3.「かなりの混雑が予定されているため、お早めのご来場を」
との一文がはがきに。開場時間前に並ぶとなると、相当早く
家を出ねばならない
4.「出発時間→講演→帰宅時間」の合計はおよそ5時間30分
5.しかも外は大雨!!
ここまで考えて「うーん」となってしまい、一気に
行く気持ちがなえてしまったのでした。
もちろん、その先生の講演には興味があります。けれども
その一方で「行かないための言い訳」が以下のように
頭の中に浮かび上がりました:
1.またいつか機会はあるはず
2.先生の講演は今回無理だけど、著書はいつでも読める
3.そもそも無料だし、ま、行かなくてもいっか~
特に私の場合、「3」がとても大きかったですね。
もし仮に有料であれば、迷わず出かけていたと思います。
結局その日は申し訳ないなあと思いつつ、主催者に
キャンセルの連絡を入れました。
こうして考えてみると、「無料」は善し悪し両方が存在すると
私には思えてきます。なぜなら、行くのをあきらめてしまった
参加者にしてみれば、貴重なお話を伺えずじまいになってしまいますし、
登壇される先生にしてみれば、私同様、「雨だからいっか~」と
思う人がいるかもしれず、満席になるはずが空席がちらほら
ということも考えられるからです。
そう言えば以前、こんな話を聞いたことがあります。
確かどこかのスクールでした。
その話とは、休日の無料説明会の場合、お天気が良すぎると
みなさん行楽地へ出かけてしまい、参加者が減るのだとか。
その一方で足元が悪い雨の日も欠席者が出てしまうそうです。
理想は「曇りの日。家の中にいるのも何となくつまらない日」
なのだとか。なるほどー。
無料というのは、ある意味で落とし穴があるのかもしれません。
みなさんならどうしますか?私はこのような告知を
新聞などで発見すると、迷わず、即申し込みます。
せっかくのチャンスだからです。憧れの先生や
書籍でしか知らなかった方々を直に拝見できますものね。
この機会を逃すのはあまりにももったいないと思います。
が、実は私の場合、このような機会を得ても
それを無駄にしてしまったことが何度かあります。
先日もまさにそうでした。
新聞で見つけた告知文。テレビでもおなじみの先生が
登壇されるとあります。時間は夜。
手帳をチェックすると、
その日の晩は特に予定が入っていません。
日中に在宅で原稿執筆をし終えれば、都内に出るだけ。
これなら十分参加できます。早速申し込みました。
そして晴れて抽選に当選!参加証はがきも送られて
あとは当日を待つばかりとなりました。
数日前から「わあ、楽しみだなあ。どんなお話が聞けるかしら?」
とワクワクしていました。
・・・が、当日。
結論から言いますと、私は出かけることをあきらめて
しまったのです。理由は以下の通りです。
1.原稿執筆が思ったよりも進まず
2.翌日は早朝から仕事が控えている
3.「かなりの混雑が予定されているため、お早めのご来場を」
との一文がはがきに。開場時間前に並ぶとなると、相当早く
家を出ねばならない
4.「出発時間→講演→帰宅時間」の合計はおよそ5時間30分
5.しかも外は大雨!!
ここまで考えて「うーん」となってしまい、一気に
行く気持ちがなえてしまったのでした。
もちろん、その先生の講演には興味があります。けれども
その一方で「行かないための言い訳」が以下のように
頭の中に浮かび上がりました:
1.またいつか機会はあるはず
2.先生の講演は今回無理だけど、著書はいつでも読める
3.そもそも無料だし、ま、行かなくてもいっか~
特に私の場合、「3」がとても大きかったですね。
もし仮に有料であれば、迷わず出かけていたと思います。
結局その日は申し訳ないなあと思いつつ、主催者に
キャンセルの連絡を入れました。
こうして考えてみると、「無料」は善し悪し両方が存在すると
私には思えてきます。なぜなら、行くのをあきらめてしまった
参加者にしてみれば、貴重なお話を伺えずじまいになってしまいますし、
登壇される先生にしてみれば、私同様、「雨だからいっか~」と
思う人がいるかもしれず、満席になるはずが空席がちらほら
ということも考えられるからです。
そう言えば以前、こんな話を聞いたことがあります。
確かどこかのスクールでした。
その話とは、休日の無料説明会の場合、お天気が良すぎると
みなさん行楽地へ出かけてしまい、参加者が減るのだとか。
その一方で足元が悪い雨の日も欠席者が出てしまうそうです。
理想は「曇りの日。家の中にいるのも何となくつまらない日」
なのだとか。なるほどー。
無料というのは、ある意味で落とし穴があるのかもしれません。
2019-07-21 00:00
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水溶き片栗粉 [日々の暮らし]
料理をしていてよくレシピに出てくるのが「水溶き片栗粉」。
片栗粉を袋から出し、規定量の水で溶き、
それをお鍋などに入れて混ぜるととろみが出る、というものです。
実はこの水溶き片栗粉。
私にとっては難儀する一品でした。と言いますのも、
意外と手間がかかるからです。
私がいつも買う片栗粉は、細長い紙製の袋に入っています。
かつては開封後、口を輪ゴムでしばり、それをさらに湿気防止のため
ビニール袋に入れて収納していました。けれども
この状態ではいざ使おうとなると以下のステップを
踏まねばなりませんでした:
1.ビニールの口をほどく
2.輪ゴムをほどく
3.スプーンで片栗粉を計る
4.粉を小鉢に入れる
5.相応の水を計って小鉢で混ぜて水溶き片栗粉にする
6.小鉢の縁にしたたった水溶き片栗粉をティッシュでぬぐう
この6ステップが私には何ともまどろっこしかったのですね。
そこでどうしようかあれこれネットで調べたところ、
「あらかじめ作り置きをしてしまう」という記述を見つけました。
https://konpeito.hatenablog.jp/entry/2017/04/16/202959
なるほど、いっそのことまとめて作ってしまい、使う時に
容器を振ればよいわけですよね。
早速我が家の空きPETボトルにまとめて作ったところ、
これまた便利なこと!料理中に冷蔵庫から取り出し
シャカシャカ振ってお鍋に入れるだけです。
以前のように「水溶き片栗粉を作ったけれど、どうも足りない、
また一から作り直し」という事態も避けられるようになりました。
お陰で上記6ステップを大幅に削減できるようになり、
大満足です。
片栗粉を袋から出し、規定量の水で溶き、
それをお鍋などに入れて混ぜるととろみが出る、というものです。
実はこの水溶き片栗粉。
私にとっては難儀する一品でした。と言いますのも、
意外と手間がかかるからです。
私がいつも買う片栗粉は、細長い紙製の袋に入っています。
かつては開封後、口を輪ゴムでしばり、それをさらに湿気防止のため
ビニール袋に入れて収納していました。けれども
この状態ではいざ使おうとなると以下のステップを
踏まねばなりませんでした:
1.ビニールの口をほどく
2.輪ゴムをほどく
3.スプーンで片栗粉を計る
4.粉を小鉢に入れる
5.相応の水を計って小鉢で混ぜて水溶き片栗粉にする
6.小鉢の縁にしたたった水溶き片栗粉をティッシュでぬぐう
この6ステップが私には何ともまどろっこしかったのですね。
そこでどうしようかあれこれネットで調べたところ、
「あらかじめ作り置きをしてしまう」という記述を見つけました。
https://konpeito.hatenablog.jp/entry/2017/04/16/202959
なるほど、いっそのことまとめて作ってしまい、使う時に
容器を振ればよいわけですよね。
早速我が家の空きPETボトルにまとめて作ったところ、
これまた便利なこと!料理中に冷蔵庫から取り出し
シャカシャカ振ってお鍋に入れるだけです。
以前のように「水溶き片栗粉を作ったけれど、どうも足りない、
また一から作り直し」という事態も避けられるようになりました。
お陰で上記6ステップを大幅に削減できるようになり、
大満足です。
2019-07-20 00:00
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気になる助詞 [日々の暮らし]
先日電車に乗っていた際、いつものごとく(?)
車内アナウンスに聴き入っていました。
「この文章を通訳するとしたらどうする?」という
具合です。
ただ、この日は通訳よりも「助詞」に注目してしまいました。
と言いますのも、以下のような文章が聞こえたからです。
「お待たせをいたしました。本日も〇〇線に
ご乗車いただきありがとうございます。」
「次は〇〇駅、〇〇駅です。
お出口左側です。」
私が気になったのは「お待たせをいたしました」と
「お出口左側です」の2文です。
なぜなら私にとっての「正解」は
「お待たせいたしました」と「お出口は左側です」
なのですね。前者の「を」は不要、後者には「は」が必要
と考えました。
気になったので調べたところ、ありました、ありました!
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3524938.html
読んでみると、なるほど~と思わされます。
「お待たせ」を名詞として扱うかどうかだったのですね。
英語学習も難しいですが、こうした細かい助詞の話を
自分で説明できるかと問われれば私にとっての答えは「否」。
日本語学習は本当に難しいと思ってしまいます。
車内アナウンスに聴き入っていました。
「この文章を通訳するとしたらどうする?」という
具合です。
ただ、この日は通訳よりも「助詞」に注目してしまいました。
と言いますのも、以下のような文章が聞こえたからです。
「お待たせをいたしました。本日も〇〇線に
ご乗車いただきありがとうございます。」
「次は〇〇駅、〇〇駅です。
お出口左側です。」
私が気になったのは「お待たせをいたしました」と
「お出口左側です」の2文です。
なぜなら私にとっての「正解」は
「お待たせいたしました」と「お出口は左側です」
なのですね。前者の「を」は不要、後者には「は」が必要
と考えました。
気になったので調べたところ、ありました、ありました!
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3524938.html
読んでみると、なるほど~と思わされます。
「お待たせ」を名詞として扱うかどうかだったのですね。
英語学習も難しいですが、こうした細かい助詞の話を
自分で説明できるかと問われれば私にとっての答えは「否」。
日本語学習は本当に難しいと思ってしまいます。
2019-07-19 00:00
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クレームスフレ [英語]
先日のこと。駅ナカにあるスイーツショップのチラシを
手に入れました。このスイーツショップはお店が定期的に
入れ替わるタイプ。1週間ほど出店すると、次は別のショップが
入るというものです。和菓子、スイーツ、首都圏のお店もあれば
はるばる北海道や九州・沖縄からやってくる店舗もあります。
近所で日本各地の名産品を得られるのは楽しいですよね。
さて、そのチラシを読んでいたところ、「クレームスフレ」
という文字が目に入りました。アルファベットで書けば
crème souffléとなります。フランス語です。
ところが何を思い違えたのか、私は「ええ?文句を言う
クレーマーの?なぜ?」と一瞬とらえてしまったのですね。
「文句を言いたくなるようなスフレってナニ?」という具合です。
冷静に考えればお菓子用語のフランス語であることは
明かです。でも、おそらく頭の中でビジネス関連のことを
無意識に考えていたからでしょうか。「文句」の「クレーム」に
なってしまったのですね。自分の早合点に思わず内心
ニヤニヤしてしまいました。
なお、イギリスBBCにはレシピ専門サイトがあります。
とても充実しています。「ブリティッシュ・ベイクオフ」の
Mary Berryさんがスフレの作り方を披露していました:
https://www.bbc.co.uk/food/recipes/mary_berrys_lovely_lemon_73914
冒頭の"Soufflés can be fiddly to make"のfiddlyとは
「扱いにくい、めんどうな」という意味です。
イギリス英語で、fiddle(面倒な仕事)から来ています。
ちなみに「屋根の上のバイオリン弾き」は英語で
"Fiddler on the Roof"。日本では森繁久彌さんの演技が
有名になりましたよね。このfiddlerも上記のfiddleと同じ語源です。
fiddleはこの場合、バイオリンを意味します。
手に入れました。このスイーツショップはお店が定期的に
入れ替わるタイプ。1週間ほど出店すると、次は別のショップが
入るというものです。和菓子、スイーツ、首都圏のお店もあれば
はるばる北海道や九州・沖縄からやってくる店舗もあります。
近所で日本各地の名産品を得られるのは楽しいですよね。
さて、そのチラシを読んでいたところ、「クレームスフレ」
という文字が目に入りました。アルファベットで書けば
crème souffléとなります。フランス語です。
ところが何を思い違えたのか、私は「ええ?文句を言う
クレーマーの?なぜ?」と一瞬とらえてしまったのですね。
「文句を言いたくなるようなスフレってナニ?」という具合です。
冷静に考えればお菓子用語のフランス語であることは
明かです。でも、おそらく頭の中でビジネス関連のことを
無意識に考えていたからでしょうか。「文句」の「クレーム」に
なってしまったのですね。自分の早合点に思わず内心
ニヤニヤしてしまいました。
なお、イギリスBBCにはレシピ専門サイトがあります。
とても充実しています。「ブリティッシュ・ベイクオフ」の
Mary Berryさんがスフレの作り方を披露していました:
https://www.bbc.co.uk/food/recipes/mary_berrys_lovely_lemon_73914
冒頭の"Soufflés can be fiddly to make"のfiddlyとは
「扱いにくい、めんどうな」という意味です。
イギリス英語で、fiddle(面倒な仕事)から来ています。
ちなみに「屋根の上のバイオリン弾き」は英語で
"Fiddler on the Roof"。日本では森繁久彌さんの演技が
有名になりましたよね。このfiddlerも上記のfiddleと同じ語源です。
fiddleはこの場合、バイオリンを意味します。
2019-07-18 00:00
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スタジオ・セット [日々の暮らし]
ニュースの放送通訳をすることが多い分、つい気になるのが
「スタジオのセット」です。同じCNNでも番組によって
セットは異なっています。キャスターが二人で進める
早朝7時からのCNN Todayの場合、小さな高めのテーブルに二人が
並んで座っています。カメラは真正面から映し出しています。
一方、21時から放映のCNN Newsroomのキャスターは一人。
画面の右側に横長のテーブルがあり、そちらに着席しています。
他局はどうでしょうか?
BBC Worldの21時台に放映されるImpactの場合、
キャスターは立ったままニュースを読んでいます。
立ち位置は画面左側で高いテーブルがあります。
日本のニュースは、海外のものと比べると
セットがかなり凝っている気がします。
たとえばテレビ朝日の「報道ステーション」や
NHKの「ニュースウォッチ9」などを見てみると、
背景にあるセットにこだわりが感じられます。
小道具、たとえば花や本などが備わっているのですね。
知的で美しい空間という印象です。
本来ニュースというのは、国内外で起きたことを
正確・公正に伝えるのが使命だと思います。
けれどもそれをさらに効果的にするための
「仕掛け」もあるのだなあと改めて感じています。
「スタジオのセット」です。同じCNNでも番組によって
セットは異なっています。キャスターが二人で進める
早朝7時からのCNN Todayの場合、小さな高めのテーブルに二人が
並んで座っています。カメラは真正面から映し出しています。
一方、21時から放映のCNN Newsroomのキャスターは一人。
画面の右側に横長のテーブルがあり、そちらに着席しています。
他局はどうでしょうか?
BBC Worldの21時台に放映されるImpactの場合、
キャスターは立ったままニュースを読んでいます。
立ち位置は画面左側で高いテーブルがあります。
日本のニュースは、海外のものと比べると
セットがかなり凝っている気がします。
たとえばテレビ朝日の「報道ステーション」や
NHKの「ニュースウォッチ9」などを見てみると、
背景にあるセットにこだわりが感じられます。
小道具、たとえば花や本などが備わっているのですね。
知的で美しい空間という印象です。
本来ニュースというのは、国内外で起きたことを
正確・公正に伝えるのが使命だと思います。
けれどもそれをさらに効果的にするための
「仕掛け」もあるのだなあと改めて感じています。
2019-07-17 00:00
コメント(0)
NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]
2019年7月16日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「ジャニー喜多川さん 死去」です。
どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190716.html
タイトルは「ジャニー喜多川さん 死去」です。
どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190716.html
2019-07-16 14:33
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]
「通訳者のひよこたちへ」第404回がアップされました。
タイトルは『集中できる場所へ』、
書籍紹介では"The Knowledge: Train Your Brain Like A London Cabbie"
(Robert Lordan著、Quercus Publishing、2019年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15794.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
タイトルは『集中できる場所へ』、
書籍紹介では"The Knowledge: Train Your Brain Like A London Cabbie"
(Robert Lordan著、Quercus Publishing、2019年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15794.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
2019-07-16 12:30
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