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Rasputin [日々の暮らし]

本当に集中して勉強をするのであれば、時計の位置にも
こだわるべきというのが私の考えです。
私の場合、どうしても集中して勉強したいときは、
あえて時計を視界から外します。書斎の机の左斜め前には
小さなトラベルクロック(アナログ)があるのですが、
それを後ろ向きにしてしまうのですね。ただ、「この後
外出の予定がある」などという場合、出発時間に遅れては困ります。
よって、そのような時はあえてキッチンタイマーだけはセットして、
それまではひたすら時間を気にせずに目の前のことに集中します。

この方法は読書や執筆、思索などに使えます。
期限がある原稿書きなどは、やはり時間と相談しながらの方が
良いでしょう。

先日は元外交官・佐藤優氏の本をこの方法で読んでみました。
「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」
(新潮社、2005年)です。途中まで読みかけていた本で、
早く続きが読みたいと思いながら日数ばかり経ってしまっていました。

そこで「時計隠し」で読書スタート。
佐藤氏の文章は非常に読みやすく、グイグイ引き込まれながら
読了。時計を見たところ、2時間以上ひたすら読んでいました。

なお、こうして集中したいときは、机の正面に
置いてあるPCもシャットダウンし、
スマートフォンもカバンの中にしまってしまいます。
LINEの振動通知ももちろんオフです。完全に外界から
遮断して集中できるようにします。

このような形で本を読むと、完全にその世界に入り込めます。
そして最後のページをめくり終え、現実世界に戻ってくる
という感じです。ものすごい満足感・達成感です。
体は椅子に座ったままですのでほとんど動いていません。
けれどもフルマラソンを走りぬいたような感覚に陥ります。

・・・ああ、だけどどーしても私には「ラスプーチン」
と聞くと、1978年にヒットしたBoney Mの"Rasputin"が
頭に浮かんでしまいます・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=CSQfjcxsJiQ

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