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書評だけでもチェック [日々の暮らし]

出講先の大学図書館には様々な洋雑誌が配架されています。
中でも必ずチェックするのがアメリカのForeign Affairs、
イギリスのThe EconomistおよびThe Spectatorです。
いずれも時事問題が取り上げられていますので、
放送通訳をする者にとっては非常に参考になります。

ただ私の場合、すべてを読破しようとは思っていません。
こうした雑誌が発行されるのは、すでにニュースが
報道されてから数日たってからです。さらに日本の
洋書代理店を経て図書館に配架されるまで数週間は
かかります。ですので、ページをめくるころには、
「ああ、そういえばこのニュース、先月やったっけ」
という具合になります。

よって、どうしても気になるニュースに関する記事であれば
じっくり読みますが、たいていは飛ばし読みです。
図書館本ですので、気兼ねなく読み飛ばせるのが
ありがたいところです。

むしろ私が欠かさずチェックするのは巻末の新刊案内です。
3誌ともに充実しています。今、どのような本が海外の
知識人の間で注目されているのかは、この書評欄を見れば
明らかです。気になる本があれば読むようにしています。

もっとも洋書の場合、日本の本と比べて非常にページ数が
多いのが悩みの種です。ただ、索引が充実していますので、
全頁を読破というよりも、「斜め読み+索引で気になるところを
チェック」だけでも、大いに参考になります。
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