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GS [英語]

先日AFNを聞いていた際、珍しい単語を耳にしました。
GSというアルファベット2文字の単語です。
キャスターは"GS job"と言っていました。

軍関係者との会話で出てきましたので、軍事用語のようです。
ネットの辞書でGSを引いたところ、検索結果は沢山!
galvanized steel(亜鉛めっき銅)、gate switch(ゲート・スイッチ)、
group speed(対地速度)からgroup sounds(グループ・サウンズ)
などがあります。しかも軍事関連の言葉は今一つ見つかりません。

そこでグーグルで"GS job military jargon"と入れたところ、
アメリカの軍当局HPが最初にヒットしました。
GSはGeneral Scheduleの略であることが判明。
あとはこのGeneral Scheduleが日本語でどうなっているかです。
アルク英辞郎ではgeneral schedule employee(一般職員)が
見つかりました。

さらに調べてみると、General Scheduleはアメリカの
公務員人事制度であり、給与水準を指すようです。
これでようやく納得しました!

ちなみにscheduleはアメリカ英語の場合「スケジュール」、
イギリス英語は「シェジュール」です。
語源はラテン語scheda(紙片)です。

ところでduleで終わる単語を電子辞書のワイルドカード検索で
調べてみました。module(モジュール)、nodule(小さなこぶ)、
iconodule(聖像崇拝者)、hierodule(神殿に使える奴隷)なども
ありましたね。
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悩み過ぎないために [日々の暮らし]

小さいころから「きちんと成し遂げる」ことに達成感を
感じつつ大人になりました。部屋を片付ける、靴を揃える、
宿題はきちんと取り組む、計画を立てる、という具合です。
今でもモノを増やさないように心がけていますし、
一度決めたことを変更することが苦手です。
「やり遂げた」ということが自己満足感や自己肯定感に
つながるのでしょうね。

なぜこのようなメンタリティになったのか、振り返ってみました。
ただ、幼少期を思い出してみても親が私に口うるさく教育
したわけではありません。むしろ実家はモノが多い方ですので、
私の片付け嗜好とは正反対です。そう考えると、人の性格や
好みは持って生まれたものなのでしょう。

「きちんと」「ちゃんと」というのは私の日常会話に
よく出てくるようです。確かに家の中でこの言葉をよく
発していると改めて思います。

ただ、そうした「きちんと」というのも、度が過ぎると
自分が苦しむことになってしまいます。自分が決めたことを
実践できない時があるからです。たとえば自分の力とは
別のところで何かが生じてしまい、スケジュールが変わったり
意外な展開になってしまったりすることがあります。
そのような時、几帳面なタイプであるとさらに頑張りすぎる
恐れがあります。私にもその傾向があるのですね。
そして最終的には心身共にくたびれてしまい、
無気力になる、という具合です。

こうして心身が弱くなると、考え方もネガティブになります。
ささいなことを過敏に受け止めてしまい、悩んでしまう。
あるいは自分とは無関係なことにも自分に非があると思い込んでしまう
という具合です。その問題にとらわれ過ぎてしまい、
その当事者のことばかりを考えてしまうのです。

最近出会った本が励みになりました。タイトルは
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
(Jam著、サンクチュアリ出版、2018年)です。
詳しくは本書に譲りますが、帯にある「もう、嫌な気持ちを
引きずらない!」がすべてを物語っています。
悩み過ぎる方にお勧めしたい一冊です。
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アメリカの警察官の口パク! [日々の暮らし]

CBS Evening Newsのシフトに入ることがあります。
この番組の特徴は、30分ニュースの最後に「ホッとする話題」が
盛り込まれることです。心温まるストーリーであったり、
クスっと笑いたくなるようなニュースだったりという具合です。

7月13日の放送通訳シフトでは「歌う警察官」が紹介されていましたね。
アメリカのSNSで話題になっているそうです。
lip sync、すなわち口パクで警察官たちは歌っているのです。

https://www.cbsnews.com/video/police-lip-sync-battles-going-viral/

笑えます!

アメリカの警察官というと、最近は白人警官とアフリカ系アメリカ人市民との間の
問題でニュースになることがありました。でも、このレポートにも
ある通り、どの警察官にもそれぞれ「人」としての表情があるのですよね。

探したところ、すでに日本でもニュースになっていました。

https://japan.cnet.com/article/35122328/

どの警察官も歌い手になりきっているのが素晴らしい!!
こういう時は中途半端に恥ずかしがってはいけないのでしょうね。

私にとっての最高傑作はUptown Funkです。

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鉛筆 [日々の暮らし]

先日、とあるアンケートに答える際、手渡されたのが「鉛筆」。
深緑色の軸。きちんと削られた芯。握ると木のぬくもりが伝わってきました。
シャーペンやボールペンが主流となる中、久しぶりに鉛筆を手にしたのでした。

よく見ると「TOMBOW 1913」の文字が。
子どものころよく使ったトンボ鉛筆でした。

でも、なぜ1913?
おそらく創業年のことでしょう。
それにしてもずいぶん前だったのですね。

気になったので調べてみました。

作っているのは株式会社トンボ鉛筆。
1913年(大正2年)に小川春之助が浅草に開業しました。
その後、関東大震災や戦争をも切り抜けます。
青・白・黒でおなじみのMONO消しゴムがお目見えしたのは1967年。
現在は様々な文房具で知られています。

1913年ごろの世界はどのような時代だったでしょうか?

パナマ運河が開通したのは1914年、
サラエボ事件、そして第一次世界大戦の開戦も同じ年です。
アインシュタインが相対性理論を発表したのは1916年、
世界初のラジオ放送開始は1920年でした。

ところでトンボ鉛筆のtombowの表記は、tomb(墓)との混同を避けるため、
最後にwが付いているのだそうです。また、昔のロゴマークは
トンボの頭が下向きでした。94年まで使われていたロゴは
日本のグラフィックデザイナー、河野鷹思氏によるものです。
その後、2013年のロゴマーク変更により、トンボの頭は上向きになりました。
羽根の部分が無限大(∞)の印にもなっています。
会社の意気込みを感じます。

http://www.tombow.com/press/130220/

それにしても文房具メーカーのサイトは見ていて楽しいですね。
キャンパスノートのページも私のお気に入りで、よく眺めています。
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JACI(日本会議通訳者協会)コラム更新のお知らせ [各種連載]

JACI(日本会議通訳者協会」で連載中の「放送通訳の世界」を更新しました。
今月は第6回「目・耳・口・手はフル稼働」というタイトルです。

http://www.japan-interpreters.org/news/broadcast-shibahara6/

よろしくお願いいたします。
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snow cone [英語]

いつものごとく運転中にAFNを聞いていると、またもや
未知の表現に出会えました。今回ラジオから流れてきたのは
snow coneです。

その日の番組では日本のお祭りについてDJとゲストが話していました。
屋台でどのような食べ物が売られているかというトピックです。
yakitori、yakisobaなどはおなじみですが、kakigoriの後の説明で
出てきたのがsnow coneです。

英語でかき氷はshave iceだとばかり思っていたので、
この単語は私にとって初耳でした。
ネットで調べるとsnow coneはshave iceの一種とあります。
英語版Wikipediaによれば、細かくした氷の上に味を付けたものがsnow coneのようです。
なるほど!一方、アルクの辞書サイトでは「紙コップに入れたかき氷」との
説明がありました。

ところでsnowと言えば、イギリスにJon Snowというジャーナリストがいます。
Channel 4 Newsという番組のキャスターを1989年から務めている
大ベテランです。彼のいとこのPeter Snowもジャーナリストで、
選挙の時によくレポートをすることで知られています。

ところでBBCではNewsnightという長寿番組があります。
そのキャスターを長年務めたのがJeremy Paxman。
政治家たちに強気のインタビューをすることで知られています。
そのJeremyが番組を引退した際、Jon Snowがインタビューをしました。
動画はこちらです:

https://www.youtube.com/watch?v=xy5hf8UZMHo


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NHK「世界へ発信!英語術」更新 [各種連載]

7月12日木曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「韓国“ナッツ姫”の父 脱税容疑で出頭」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180712.html

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「仕事をさせない」 [英語]

サッカーワールドカップ、今年は大いに盛り上がっていますね。
98年にBBCで放送通訳をし始めたころの私はサッカーなど
ちんぷんかんぷん。スポーツニュースが出てくるたびに
冷や汗をかいていました。ところが我が子につられてサッカーを
見るようになり、がぜん楽しくなってきました。
今年のW杯は寝不足気味ですが、それでもエンジョイしています。

さて、中継を聞いていてよく耳にするのが
「〇〇選手に仕事をさせない」という表現です。
英語のサッカーニュースでもdo not let him do the jobという
フレーズが出てきます。おそらくそこから
この日本語表現が生まれたのかしらと想像します。

ちなみにjobを辞典で調べると「仕事」の他に「職責、役目」などが
あります。jobの語源は16世紀にさかのぼります。
中期英語のgobbeから来ており、これは「一つのかたまり」のことです。
それが転じて「ひと仕事」となりました。

jobを使った表現はほかにもありますよね。
Good job!などはよく聞かれます。
イギリスの略式表現ではjobs for the boys(コネで与えた便宜)、
just the job(うってつけのもの)、job lot(見切り商品の寄せ集め)
なども辞書にはありました。

一方、聖書に出てくるJobは日本語で「ヨブ、ヨブ記」です。
the patience of Jobは「極度の辛抱」のことです。
これはヨブが多くの困難に耐えて信仰を守ったことから来ています。
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好きな曜日は? [日々の暮らし]

気がつけば今年も半分が過ぎました。
私の手帳には毎日の日付の横に「今年に入ってからの日数・残りの日数」が
書かれています。7月11日であれば「192―173」ですので、
年末まであと173日ということになります。

慌ただしい日々を過ごしていると、一日をこなすだけで
精一杯になってしまいます。子どもたちが幼いころに読み聞かせをした
「ねこのはなびや」という絵本があるのですが、
その中に出てくる「はい つぎ はい つぎ はい はい はい」
という掛け声が私の頭の中に響くのですね。
「わあ、忙しい~。この仕事を終えたら、はい、次!」という具合です。

フリーランスで働いているため、自分の中でオンとオフを
切り替えないと、常時テンションが上がったままになりかねません。
元気なときであればそれも良いでしょう。けれども
エンジンをふかしたままではいつか燃料切れを起こします。
6月下旬の私がまさにそうでした。

そこで思いついたこと。
それは、「一週間の中で大好きな日」を決めることでした。

放送通訳や指導、原稿執筆など、ひとつずつこなしていると
あっという間に一週間が過ぎてしまいます。
けれどもあえて「私はこの日が好き」という日をひとつだけ
自分の心の中で決めてみるのですね。

私の場合、ここ数年、一週間の始まりは「土曜日」です。
この日に放送通訳シフトが入ることが多く、
日曜日以降は授業を担当しているからです。
金曜日の夜になると「よし、明日から一週間」という気分になります。

考えた結果、一番好きな日を土曜日にしてみました。
なぜなら土曜日は放送通訳の仕事の後、
スポーツクラブに行けるからです。
スタジオレッスンは決してラクではありません。
けれども友達とたわいのないおしゃべりすることで
リラックスできます。また、スタジオレッスンも
ハードではありますが、汗を流すことでリフレッシュできます。
これだけで次の一週間に向けたギアが入るのですね。

そう考えた結果、土曜日が待ち遠しくなりました。
私の場合、週初めに楽しいことを持ってきて、
「よ~し、これから一週間がんばろう!」とすることが
最近のお気に入りです。
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ヤン坊? [日々の暮らし]

先日日経新聞をめくっていると、とある信用金庫の広告が
目に入りました。よく見るとイラストが。男の子が描かれています。
私にはどう見ても、あの「ヤン坊マー坊天気予報」の「ヤン坊」に
見えます。この天気予報は1959年から2014年まで続いた長寿番組です。
子どものころ、あの歌が流れるとそろそろ夕食の時間でしたね。

で、信用金庫の男の子は調べてみたところ、城南信用金庫の
キャラクターで「信ちゃん」という名前であることが判明。
作家が同じなのか気になるのですが、今一つネットで検索しても
ヒットしません。ちなみにヤン坊はアニメーターの中邨靖夫氏が
作りました。

うーん、気になるのであれこれ見ているものの、分からず~。

比較されたい方はこちらをどうぞ:

ヤン坊
https://news.mynavi.jp/article/20170119-yambo_mabo/

信ちゃん
http://www.jsbank.co.jp/saving/superdream/

・・・似てる?それともやっぱり似てないかしら?

音楽もどうぞ:
https://www.youtube.com/watch?v=zjibZ_Bq18s

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