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ミニシアターのお勧め [日々の暮らし]

最近はスマートフォンで動画を見る人が増えており、
テレビの視聴率は伸び悩んでいると聞きます。スマホ派にとっては
テレビや映画館のような一定サイズの大きな画面である必要はなく、
スマートフォンの手のひらサイズで十分なのだとか。
私は大画面で観たいタイプですので、今でもときどき
映画館へ足を運びます。

全国ロードショーの映画も観ますが、その一方での穴場は
ミニシアターです。独立系の映画館は探してみると色々なところにあります。
一方、自治体や図書館で単発で上映している映画イベントも楽しめます。

たとえばミニシアターと言えば、渋谷の文化村近くに
何件かありますし、銀座の裏通りにもすぐれた作品を上映している館が
あります。こぢんまりとしていますが、改修して座席も
ゆったりとしており、少人数で一つの作品を鑑賞できるという
アットホームさも魅力です。

先日観たのは「返還交渉人」。沖縄返還交渉に関する作品です。
上映していたのはポレポレ東中野。
新宿から数駅西に行っただけで昔ながらの商店街があり、
懐かしい雰囲気のエリアです。
ポレポレはドキュメンタリーなどを連日上映しており、
社会問題について考えたい人にお勧めしたい場所です。

「返還交渉人」については以前のブログでも書きました。
昨年のドラマ版からパワーアップして、今、上映されているのは
劇場版です。今週いっぱいはトークイベントも開催されます。

https://www.mmjp.or.jp/pole2/

よろしければぜひ。
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handrail [英語]

街中で階段を見かけると注目するものがあります。「手すり」です。
最近は手すりの端に点字が刻印されたものもあります。
エレベーターやホームドア、段差のない道路など、
私が子どものころから比べるとユニバーサルデザインが
ずいぶん増えてきました。手すりの端のさりげない点字も
うれしく思います。

さて、その手すりもよく見比べてみると色々な形があります。
まっすぐなタイプ、階段状になったもの、素材も様々です。
以前、階段ばかりが掲載された写真集を読んだことがあります。
奥の深い世界です。

一方、椅子のデザインも素敵ですよね。
レストランやカフェなど、見渡してみると、店内だけでも
数種類あることがわかります。飲食店の内装は
インテリアやアートとして眺めるだけでワクワクします。

ところで手すりは英語でbanisterと言います。
オンライン上のWerriam-Webster辞典を引くと
a handrail with its supporting postsともあります。
画像検索で見てみると、家の中にある柱付きの手すりであることが
わかりますね。一方、balusterという似た語があります。
こちらは「手すり子」という意味です。手すりの小柱の部分のことです。

なお、公共の場所では「手すりにおつかまり下さい」を
次のように表現しています:

Please hold the handrail
Hold handrail
Use handrails

こうしてみるとpleaseが付いていたり命令調だったり、
handrailも単数・複数両方が出ています。
他にもPlease hold on to railingもありました。
holdだけでなく、onが付いています。手すりも
railingと言うのですね。

画像検索をかけると色々なピクトさんがいて愛らしいです。

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NHK「世界へ発信!英語術」更新 [各種連載]

7月6日金曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』記者会見」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180706.html

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元ネタを知っているか [日々の暮らし]

先日テレビで放映された「ズートピア」を観ました。
数年前に大ヒットした映画です。ウサギの主人公が警察官になり、
悪と戦うという内容です。

中でも私のツボにはまったのが、映画「ゴッドファーザー」を
模したネズミのマフィア。もう声の出し方と言い、いでたちと言い、
マーロン・ブランドを彷彿させるものでしたね。
ところがネットで調べてみると、なんと他にもたくさんのトリビアが!
これらを読んでもう一度映画を観たいなと思います。

ところで、元ネタを知っていることで大いに理解が深まることが
あります。たとえばイギリスの週刊経済紙The Economistの
各記事タイトルは、かなりの割合で元ネタがあります。
歌の題名をもじっていたり、掛詞であったりという具合です。
元ネタを知らないとピンとこないのですが、
知っていれば「おおっ!」とうなってしまいます。

もう一つ、アメリカの風刺雑誌MADも特筆すべきです。
かなり強烈な絵で現在のアメリカ政府などを批判しています。
こちらも元ネタを知っていると非常に笑えますね。
興味のある方はこちらをどうぞ:

https://www.madmagazine.com/
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「おもてなし通訳を体験しよう!」講座のご案内 [英語]

2018年8月1日(水曜日、10時半~16時半)に
講座を担当することとなりました。
「おもてなし通訳を体験しよう!」です。
ご興味がありましたらぜひご参加くださいませ。
お待ちしております!

https://www.issnet.co.jp/courses/e_i_short.html#feature1

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語学だけではない、NHKラジオ第2放送 [日々の暮らし]

私がNHKのラジオ第2放送を真剣に聞き始めたのは中学2年のとき。
6年におよぶ海外生活から帰国した直後でした。

帰国直後の私は英語に飢えていました。
横浜駅西口のマクドナルドに行き、店員さん相手に
英語でオーダーしたこともあります(もちろん、日本語で
返ってきましたが!)。
語学雑誌も少なく、中学生ゆえお小遣いも限られています。
そこで勉強の手段としてNHKのラジオ講座を聞き始めたのでした。
数百円のテキストとラジオがあれば即学習開始ができます。

当時の語学番組は「基礎英語」「続基礎英語」「英語会話」でした。
特に東後勝明先生の「英語会話」は大好きでしたね。
学校に出発する前の早朝にラジオをつけ、真剣に聞きました。
今のようにオンデマンドで聞ける時代でもありません。
録音しなければ聞き逃してしまいます。
放送時間に自分を合わせる、そんな時代でした。

今でも私はラジオそのものが好きなので、移動中も
小型ラジオを持ち歩いては聞いています。
インターネットラジオではなく、本当の「小型ラジオ」です。
これを携帯し始めたきっかけは東日本大震災。
いざというときに頼れるのは携帯電話の電波よりも
ラジオ電波だと思ったからです。

NHKラジオ第2放送では語学番組以外にもいろいろなジャンルのものが
放送されています。たとえば先日偶然耳にしたのは藤原道長の話題でした。
「藤原実資『小右記』には何がかかれているか」という番組です。
講師の倉本一宏氏(国際日本文化研究センター教授)のお話が
非常にわかりやすかったのです。たとえば10世紀ごろの日本であれば
「宴」というべきところを「飲み会の1次会・2次会」と表現するなど、
今の状況から想像しやすい解説でした。

特に土日は「文化講演会」や「古典講読」が充実しています。
ご存じない方はぜひ一度チェックを!
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LIFE HACKS [日々の暮らし]

すっかり日本でもおなじみになった「ハック」という言葉。
元は「高い技術力を使ってシステムを作動させる」という意味です。
ビジネス書籍の題名には「スタディハック」「ライフハック」などが
使われています。効率的にこなすヒントがそこでは紹介されています。

私もあれこれ工夫をするのが好きです。日常生活の中でも
「もっと効率化できるのでは?」と考えることが多いですね。

たとえば順不同で書くとこんな感じです:

*インゲンをゆでて冷凍→使うときは冷凍のままポキポキ折って調理

*お気に入りの靴やスカートを見つけたら、色違いをいっそのこと買う

*自転車のカゴカバーは目立つ色を。駐輪所ですぐ見つけられる

*バッグの取り出しやすい位置に小型メモ帳を。思いついたらすぐメモ

*スーパーで買い物時にはレジかごサイズのマイバッグを持参。
カートの上段のかごには重い物を、下段かごには軽い物を入れていく。
レジでは上段かご→下段かごの順に出す。
店員さんがマイバッグに入れる際、重い物から先に入れていただける

*前日に翌日の最高・最低気温・降水確率・湿度を調べて
服を用意しておく

*よく買う文具の型番は手帳に書いておく(プリンタやボールペンの
インクなど)

ざっとこんな感じです。
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ストライキ [日々の暮らし]

2月にロンドンへ旅行した時のこと。滞在先の近くの大学で
教職員がストライキをしていました。学期のさなかに、です。
退職金などの待遇を巡ってでした。

私は現在フリーランスで働いています。よって、ストライキの権利は
有しません。通訳業務を休めば給与がない。それだけです。
病欠も慶弔休暇も時短もありません。
仕事をしなければ失業状態です。

一方、イギリスで暮らしていた幼少期には、ずいぶん色々な職種が
ストをしていました。郵便局員、パン屋さん、ごみ収集人、
自動車工場など、ありとあらゆる業界がストをしていた時代でした。
ずいぶん前のことです。

町中はゴミだらけになり、日本からの郵便物も届かず、
車を修理に出せば一向に戻ってきません。公共交通機関のない村に
住んでいた我が家にとっては打撃でした。
それでも「人には権利がある」ということを、当時の
イギリスの人たちは示していたのでした。

教職員のストと言えば、アメリカでも時々あるようです。
2018年に入ってからも一部の州で行われています。
こちらも給与引き上げ要請が元にあります。

日本ではどうでしょうか?

日本の公立学校の教員は地方公務員です。
よって、地方公務員法により「争議行為」は禁止されています。
ゆえに長時間労働であれ、待遇を巡ってであれ、
英米のようなストを実施することはできないのです。

6月には働き方改革法が成立しました。しかし、一部の職種は
「高度プロフェッショナル」扱いとなり、長時間労働規制の対象外となります。
現場の先生方が今後どのような状況に直面するのか、
注視したいと思います。
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NHK「世界へ発信!英語術」更新 [各種連載]

7月2日月曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「インド首相 健康維持に体操を奨励」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180702.html

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共存 [英語]

NHKの朝のラジオ番組「マイあさラジオ」を聞きながら身支度をする。
ずいぶん前からこれが私の日課になっています。
中でもお気に入りは「今日は何の日」というコーナーです。
その日に歴史上で起きたことをアナウンサーが伝えてくれます。
ちなみに7月1日は「童謡の日」だそうです。
「〇〇記念日」といったトリビアを知ることもできて
いつも楽しく聞いています。

そのコーナーでふと耳にしたのが「共存」という言葉。
アナウンサーは「きょうそん」と読んでいました。
それまで私は「キョウゾン」だと思っていましたので、早速確認。
このページが見つかりました:

https://www.kotobano.jp/archives/1269

「考える」という意味で使う時は「存」を「ぞん」と読み、
「ある」という存在を伝える際には「そん」と言うのだそうです。

そういえば死刑制度の存置は「そんち」でしたよね。
通訳学校の教材で出てきたのですが、存置は英語でretentionと言います。
retentionと言えば通訳者にとっては「記憶保持」の意味がすぐ思い浮かぶでしょう。

retentionに似ている発音の語にdetentionがあります。
こちらはイギリスの学校の場合、「居残り」を意味します。
かつて通っていた学校では何か悪いことをしてdetentionを言い渡されると、
全校集会で発表されます。恐ろしや~~。
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