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悩み過ぎないために [日々の暮らし]

小さいころから「きちんと成し遂げる」ことに達成感を
感じつつ大人になりました。部屋を片付ける、靴を揃える、
宿題はきちんと取り組む、計画を立てる、という具合です。
今でもモノを増やさないように心がけていますし、
一度決めたことを変更することが苦手です。
「やり遂げた」ということが自己満足感や自己肯定感に
つながるのでしょうね。

なぜこのようなメンタリティになったのか、振り返ってみました。
ただ、幼少期を思い出してみても親が私に口うるさく教育
したわけではありません。むしろ実家はモノが多い方ですので、
私の片付け嗜好とは正反対です。そう考えると、人の性格や
好みは持って生まれたものなのでしょう。

「きちんと」「ちゃんと」というのは私の日常会話に
よく出てくるようです。確かに家の中でこの言葉をよく
発していると改めて思います。

ただ、そうした「きちんと」というのも、度が過ぎると
自分が苦しむことになってしまいます。自分が決めたことを
実践できない時があるからです。たとえば自分の力とは
別のところで何かが生じてしまい、スケジュールが変わったり
意外な展開になってしまったりすることがあります。
そのような時、几帳面なタイプであるとさらに頑張りすぎる
恐れがあります。私にもその傾向があるのですね。
そして最終的には心身共にくたびれてしまい、
無気力になる、という具合です。

こうして心身が弱くなると、考え方もネガティブになります。
ささいなことを過敏に受け止めてしまい、悩んでしまう。
あるいは自分とは無関係なことにも自分に非があると思い込んでしまう
という具合です。その問題にとらわれ過ぎてしまい、
その当事者のことばかりを考えてしまうのです。

最近出会った本が励みになりました。タイトルは
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
(Jam著、サンクチュアリ出版、2018年)です。
詳しくは本書に譲りますが、帯にある「もう、嫌な気持ちを
引きずらない!」がすべてを物語っています。
悩み過ぎる方にお勧めしたい一冊です。
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