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NHK「世界へ発信!英語術」更新 [各種連載]

7月12日木曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「韓国“ナッツ姫”の父 脱税容疑で出頭」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180712.html

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「仕事をさせない」 [英語]

サッカーワールドカップ、今年は大いに盛り上がっていますね。
98年にBBCで放送通訳をし始めたころの私はサッカーなど
ちんぷんかんぷん。スポーツニュースが出てくるたびに
冷や汗をかいていました。ところが我が子につられてサッカーを
見るようになり、がぜん楽しくなってきました。
今年のW杯は寝不足気味ですが、それでもエンジョイしています。

さて、中継を聞いていてよく耳にするのが
「〇〇選手に仕事をさせない」という表現です。
英語のサッカーニュースでもdo not let him do the jobという
フレーズが出てきます。おそらくそこから
この日本語表現が生まれたのかしらと想像します。

ちなみにjobを辞典で調べると「仕事」の他に「職責、役目」などが
あります。jobの語源は16世紀にさかのぼります。
中期英語のgobbeから来ており、これは「一つのかたまり」のことです。
それが転じて「ひと仕事」となりました。

jobを使った表現はほかにもありますよね。
Good job!などはよく聞かれます。
イギリスの略式表現ではjobs for the boys(コネで与えた便宜)、
just the job(うってつけのもの)、job lot(見切り商品の寄せ集め)
なども辞書にはありました。

一方、聖書に出てくるJobは日本語で「ヨブ、ヨブ記」です。
the patience of Jobは「極度の辛抱」のことです。
これはヨブが多くの困難に耐えて信仰を守ったことから来ています。
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