ストライキ [日々の暮らし]
2月にロンドンへ旅行した時のこと。滞在先の近くの大学で
教職員がストライキをしていました。学期のさなかに、です。
退職金などの待遇を巡ってでした。
私は現在フリーランスで働いています。よって、ストライキの権利は
有しません。通訳業務を休めば給与がない。それだけです。
病欠も慶弔休暇も時短もありません。
仕事をしなければ失業状態です。
一方、イギリスで暮らしていた幼少期には、ずいぶん色々な職種が
ストをしていました。郵便局員、パン屋さん、ごみ収集人、
自動車工場など、ありとあらゆる業界がストをしていた時代でした。
ずいぶん前のことです。
町中はゴミだらけになり、日本からの郵便物も届かず、
車を修理に出せば一向に戻ってきません。公共交通機関のない村に
住んでいた我が家にとっては打撃でした。
それでも「人には権利がある」ということを、当時の
イギリスの人たちは示していたのでした。
教職員のストと言えば、アメリカでも時々あるようです。
2018年に入ってからも一部の州で行われています。
こちらも給与引き上げ要請が元にあります。
日本ではどうでしょうか?
日本の公立学校の教員は地方公務員です。
よって、地方公務員法により「争議行為」は禁止されています。
ゆえに長時間労働であれ、待遇を巡ってであれ、
英米のようなストを実施することはできないのです。
6月には働き方改革法が成立しました。しかし、一部の職種は
「高度プロフェッショナル」扱いとなり、長時間労働規制の対象外となります。
現場の先生方が今後どのような状況に直面するのか、
注視したいと思います。
教職員がストライキをしていました。学期のさなかに、です。
退職金などの待遇を巡ってでした。
私は現在フリーランスで働いています。よって、ストライキの権利は
有しません。通訳業務を休めば給与がない。それだけです。
病欠も慶弔休暇も時短もありません。
仕事をしなければ失業状態です。
一方、イギリスで暮らしていた幼少期には、ずいぶん色々な職種が
ストをしていました。郵便局員、パン屋さん、ごみ収集人、
自動車工場など、ありとあらゆる業界がストをしていた時代でした。
ずいぶん前のことです。
町中はゴミだらけになり、日本からの郵便物も届かず、
車を修理に出せば一向に戻ってきません。公共交通機関のない村に
住んでいた我が家にとっては打撃でした。
それでも「人には権利がある」ということを、当時の
イギリスの人たちは示していたのでした。
教職員のストと言えば、アメリカでも時々あるようです。
2018年に入ってからも一部の州で行われています。
こちらも給与引き上げ要請が元にあります。
日本ではどうでしょうか?
日本の公立学校の教員は地方公務員です。
よって、地方公務員法により「争議行為」は禁止されています。
ゆえに長時間労働であれ、待遇を巡ってであれ、
英米のようなストを実施することはできないのです。
6月には働き方改革法が成立しました。しかし、一部の職種は
「高度プロフェッショナル」扱いとなり、長時間労働規制の対象外となります。
現場の先生方が今後どのような状況に直面するのか、
注視したいと思います。
2018-07-04 00:00
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