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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第341回がアップされました。
タイトルは『危機管理のこと』、書籍紹介では
「美しい世界の傑作ミュージアム」
(MdN編集部著、エムディエヌコーポレーション、2017年)を取り上げております。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/341.html

「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」
第172回はa plethora of ... というフレーズです。

http://www.hicareer.jp/english/housou/172.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

JACI(日本会議通訳者協会)でのコラムが更新されました。
通常は放送通訳に関するコラムですが、今回はそれとは別に
「柴原早苗の通訳ライフハックス!」という連載です。
第1回は「時間管理」をテーマにしております。

お時間がありましたらご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara1/
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noise [英語]

私は「テーマ」を決めて何かを観察したり考えたりすることが好きで、
思い付きであれこれと決めては楽しんでいます。これはどうやら
ジョギングに励んでいたころの名残のようです。今は
関節痛のため走ってはいないのですが、毎朝ランに勤しんでいたころは
「よし、今日は沿道の木に注目して走ろう!」「今日は鳥を見てみよう」
という具合に決めていたのですね。今でも歩きながら何かに
注目することは頻繁にしています。

この延長線上にあるのか、先日は「今日、気を配るべき点」を決めて
みました。その日意識的に気を付けたのが「音を立てずに一日過ごす」
ということでした。

私の場合、生来のせっかちさゆえか、ずいぶん生活音が大きいと
いつも反省するばかりです。ドアの開け閉めや靴音、
調理時の音など、聞く人が聞いたらウルサイ部類に入るでしょう。
そこで反省して「今日は静けさ第一!」と決めたのでした。

コンピュータのキーボードを打つ音も静かに、引き出しの開け閉めも
なるべく音を立てず、電気のスイッチを入れる時もそっと入れてみる
という具合に、意識してみるとかなり日常空間の中には音があることに
改めて気づかされました。

静けさを第一にすると必然的に動作も穏やかになります。細部に至るまで
自分の体の動きを意識するのですね。これは意外な発見でした。

ちなみにロングマンの英英辞典でnoiseを引くと、

a sound, especially one that is loud, unpleasant, or frightening

と出ています。一方、オックスフォードでは

a sound, especially when it is loud, unpleasant or disturbing

とありました。unpleasantやdisturbingな音を作り出さないよう、
これからも音に気を付けながら日々を過ごしたいと反省したのでした。
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ベイクオフのハワードさん [日々の暮らし]

今日2月12日は毎週月曜日恒例のThe Great British Bake Off
放送日です。日本では「ブリティッシュ・ベイクオフ」という
番組名になっていますよね。私は数年前にたまたまイギリスの
新聞ないしは雑誌でこの番組を知ることとなり、ぜひとも
日本でも放送してほしいと願っていました。今年1月から
Dlifeで始まり、うれしい限りです。

さて、先週のベイクオフではHoward Middletonさんが作った
Japanese Pagoda Towerが圧巻でした。緑茶を使うという時点で
ジャッジのPaulやMaryは少し不安そうな表情をしていましたが、
見事お茶の緑色も出ていて見ごたえがありました(もっとも
「純和風」という建築様式とは少し異なりはしたのですが・・・)。
詳しい写真とレシピはこちら:

http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2424048/Great-British-Bake-Off-Robs-Dalek-biscuit-tower-loses-shortbread-Bavarian-Clock-Tower.html

https://www.bbc.co.uk/food/recipes/japanese_tea_tower_13818

どの挑戦者たちも皆さんユーモアがあり、試行錯誤しつつも
一生懸命取り組んでいるところに私は共感しています。
現在日本で放送されているのは2013年シリーズなのですが、
その後本格的に料理の世界へ転身した挑戦者もいれば、
本業を続けつつ料理関連の仕事をする方もいるようです。
ちなみにHowardさんは番組出演当時は地方公務員でしたが
出演を機に早期退職をして料理の世界へ入ったそうです。

ところでネットで探したところ、ご本人のHPもありました。
あのtowerの印象や番組についての感想を早速お送りしたところ、
何とHowardさんご自身から直接お返事が届きました!うれしかったですね。
ネット社会のすばらしさを改めて感じます。

今週のベイクオフはいったいどのような展開になるのでしょう。
今からワクワクしています。
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「ナイジェルのシンプルレシピ」 [英語]

Dlifeの「ブリティッシュ・ベイクオフ」に加えて毎週欠かさず
見ているのがナイジェル・スレーターの番組です。毎週金曜日
19時30分から放映されています。こちらは数年前にBBCで
Nigel Slater's Simple Suppersという名前でオンエアされたものです。

先日、ナイジェルは家庭菜園でとれた野菜を使ったケーキを
作っていました。本人曰く、普段は目分量で料理を作るものの、
焼き菓子などだけはきちんと計ると言っていましたね。
確かにbakingで必要なのは正確な量の材料です。私は
以前、普通のアナログスケールを使っていたのですが、
数年前からデジタルスケールに切り替えました。
自分自身は超アナログ人間なのですが、ことキッチンスケールだけは
デジタルです。

さて、番組でナイジェルが材料を計っている様子を
よく見てみると、デジタルスケールの上にボウルを置き、
その上に粉ふるいをそのまま載せて材料を入れながら
計っていました。このような方法をすでになさっている方は
きっとたくさんいらっしゃるのでしょうけれども、私の場合、
別の入れ物をスケールに置き、その都度計っていたのです。

たとえばレシピで「小麦粉100グラム、砂糖30グラム、塩5グラムを
混ぜる」とある場合、まずは小麦粉100グラムを容器に入れて計り、
次に砂糖30グラムを別の容器に、さらにもう一つの入れ物に
塩5グラムを計り、ふるいに3つの容器の中身をざざっと入れて
ふるっていたのです。つまり3つの小さな入れ物をその後は
洗うことになります。

けれどもナイジェルのやり方であれば、ふるいの上から
材料を入れてデジタルスケールをその都度「0」に戻せば
良いわけです。これで3つの入れ物を洗わずに済むのですよね。
あまりにも今まで当たり前にやっていたことに新たなヒントを
得られて実にうれしくなりました。

ちなみに英語で「粉ふるい」はsieveです。発音は「シーヴ」、
語源はドイツ語のSiebです。ウィズダム英和辞典には
have a memory like a sieve(物覚えが悪い)という表現が
紹介されていました。なるほど、ふるいのような記憶力、ですね。面白い!!
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どうしても気乗りしないとき [日々の暮らし]

早朝勤務を始めてずいぶん経ちます。慣れない頃は
早起きするだけでも一苦労でしたが、今では朝型にシフトし、
個人的には快適に感じています。一日が長く使える気がしますし、
何よりも人混みが苦手な私にとって空いた電車は本当に
助かるのですね。

とは言え、人間は機械ではありません。体調が良い時もあれば、
億劫に思うこともあります。そのような時、どのようにすれば
日常生活に支障をきたさず乗り切れるかを考えるのも
大事だと最近私は痛感します。

たとえば先日のこと。早朝勤務を終えて予定通りスポーツクラブへ
向かいました。その日は大好きなレッスンがあり、仕事の後は
ジムへ直行しているのです。いつもと同じスケジュールです。

楽しくレッスンに参加し、仲間とも語らい、買い物も終えて
帰宅したのですが、なぜかその日は疲れがドッと出てしまったのです。
理由はわかりません。先週と全く同じパターンの一日だったにも
関わらずです。

「うーん、どこかで睡眠不足になったのかしら?
栄養バランスが崩れた?今日のニュースはいつも以上に
同時通訳がハードだった?」

色々なことが頭に浮かびますが、今一つ理由は突き止められません。
要は「そういうこともある」ということなのでしょうね。
よって、あまり深く考えないことにしました。
とは言え、疲れているからと言って買ってきた食材や
汗だくのウェアなどをそのままにするわけにはいきません。

そのような時に私が頼りにしているのがキッチンタイマーです。
「とにかく5分間だけ目の前のことを真剣にやってみよう」と思いながら
タイマーをセットします。あれこれウダウダしてしまうと
動きが緩慢になってしまいますので、とりあえずタイマーがかかっている
5分間は淡々と目の前のやるべきことをこなすのです。

私の場合、「深く考えず、とりあえず手を動かす」というのが
療法になるようで、そのようにして過ごしているとだんだんまた
エネルギーがわいてくるようです。そうなればしめたもの。
仕切り直しで一日の残りを有意義に過ごそうという気分になります。

「たかがタイマー」なのですが、私にとってはまさにライフラインです。
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galley [英語]

過日のブログで電車内での過ごし方を書きました。今日もその続きです。

先日の車内で注目したのは中づり広告や注意書きの表記でした。
具体的には「!」マークと「〇(句点、マル)」を意識的に見てみたのです。
その結果、色々と楽しい発見がありました。

たとえば広告の場合、「!」が実にたくさん使われています。
注目を集めるためなのでしょうけれども、「今ならお得!」
「期間限定!」という具合に、とりあえず「!」マークを
つけておくというぐらい、見受けられます。ちなみに新聞の
テレビ欄でもやはりこのような感じでビックリマークが
多用されています。

一方、「〇」も私にとっては気になる存在です。
と言いますのも、「体言止めには句点を使わない」
と以前私は習ったことがあるからです。
ですので「〇〇会社の△△保険。」という表記に違和感を
覚えてしまうのですね(ホント、細かいなあと我ながら思いはするのですが)。

一方、文章の終わりに句点をつけるというのも、
確かにその通りなのですが、たとえばドアのところの注意喚起ステッカーで
「引き込まれないようお気をつけください。」とあるのを見ると、
個人的には別に丸があってもなくても良いように思えもします
(こうなると好みの問題かもしれません)。

ちなみにもう一つ気になるのは「ください」と「下さい」の
混在です。同じ鉄道会社の名前の入った注意喚起シールではあるのですが、
片方は「引き込まれないようお気をつけください。」、
別のシールは「ドア開閉時には足を挟まれないよう十分お気をつけ下さい。」
と出ていました。

学生時代、官庁で校正のアルバイトをしていたため、ついつい
気になるのかもしれませんね。

・・・と校正用語に出てくる「ゲラ」が気になり語源を調べたところ、
英語のgalleyから来ていることがわかりました。galleyとは
活字組版を入れる浅い盆のことだそうです。なるほど~!
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セミナーのお知らせ [英語]

このたび以下の日程で講座を担当することとなりました。

(1)「通訳を仕事にするための勉強法」(無料セミナー)

2018年3月3日土曜日10:30-12:00 ISS横浜校
2018年3月7日水曜日19:00-20:30 ISS東京校

https://www.issnet.co.jp/courses/e_i_index.html#event_info1

(2)通訳力に効く!数字の表現攻略法(有料)

2018年4月7日土曜日10:00-15:00 ISS東京校

https://www.issnet.co.jp/courses/e_i_short.html#feature2

ご興味がありましたらぜひご参加ください。
お待ちしております。
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ベイクオフでさらに驚きが! [日々の暮らし]

「ブリティッシュ・ベイクオフ」で司会進行を務めている
コメディ・デュオのMelとSue。掛け合い漫才のような感じで
いつも楽しく見ています。二人はケンブリッジ大学在学中に知り合い、
コンビを結成したのだそうです。ベイクオフではお菓子の由来を
紹介したり、手順を説明したりと番組では欠かせない存在です。

どちらも個性があって見ていて楽しいのですが、特に
始まりの合図"Ready, steady, bake!"をする際、
いつも注目してしまいます。と言いますのも、
Sueが"bake!"の一言を素っ頓狂な声を上げて言うからです。
このあたり、コメディからくる即興性かなと思います。

果たしてSueはどのようなバックグラウンドを持つのか気になるので
調べてみたのですが、実は大いなるオドロキがありました。

Wikipediaによると彼女は1969年にロンドン南部のEast Dulwichで
生まれています。現在48歳です。育ったのはCroydonだそうで、
実は私も幼少期にこのクロイドンで暮らしていたのですね。
さらに読み進めると、彼女が通っていた学校は私が在籍していた
女子校だったのです!いやはや、本当にびっくりしました。

果たして重なっていた時期があったのかはわからないのですが、
あの校舎で、あの先生方の下で彼女も授業を受けていたのかと
思うと、なんだかうれしくなります。

私の実家には卒業生向け年鑑があるはずですので、探せば
進学先名簿に彼女の名前を見つけられるかもしれません。

ちなみにこの母校は少子化のあおりを受けて、近所の別の女子校に
吸収合併されました。今から10年前のことです。
校舎はそのまま残されており、数年前に家族旅行で訪ねた際、
かつての学び舎を懐かしく眺めたのでした。
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またまたベイクオフ [英語]

2月5日月曜日のDlife「ブリティッシュ・ベイクオフ」も楽しく見ました。
ちなみにWikipediaを見れば誰が脱落していき、最終的に誰が優勝するかは
書かれているのですが、せっかくの楽しみですので、あえて見ないように
しています。

さて、今回の脱落者はエンジニアのRobさん!
几帳面に取り組む姿が印象的でロブさんも応援していたのですが、
残念でした。最終作品はイギリスで昔人気だったテレビ番組Dr. Whoに
出てくるDalekのビスケットタワー。デザインとしては面白かったのですけれどもね。

一方、感心しつつもちょっとツッコミを入れたくなったのが
ハワードさんのJapanese Pagoda Tea Tower。とてもしっかり
作られているのですが、「ジャパニーズとは言うものの、
日本のとはちょっと違う~~~」とテレビ画面に向かって
つぶやいてしまいました。でも緑茶パウダーを使って
安定感あるタワーになっていたので、こちらも安心して
見ていられましたね。挑戦者によっては倒れそうな作りのものも
ありましたので。

私はもっぱら英語の勉強もかねて英語だけで視聴しているのですが、
今回も色々と参考になる表現が出てきました。
WIというのはWomen's Institute(地方都市婦人会)という団体です。
数年前にカレンダーの制作に関して大いに話題となり、
実話に基づいて映画化もされています。「カレンダー・ガールズ」という
作品です。

他にもメモした単語としてはstodgy(胃にもたれる)、gobsmacking(びっくりする)、
in line for(見込みで)、precarious(危険な)、shine out(輝く)などが
ありました。

ところで今回画面をよーく見ていたところ、テント内のこちらから見て
右側の挑戦者たちはピンク色の服で統一していました。
Mary Berryさんも進行役のSueさんも同様の色でした。
テント内左側の参加者たちは紺などの色にしたようです。
Becaが調理中、へらを口にくわえるあたりイギリスだなあと思ったり、
Kimberleyがトヨタの「カイゼン」を紹介したりと
今回も大いに楽しめました。Daily Mailはこの日のエピソードを
詳しく紹介しています。

http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2424048/Great-British-Bake-Off-Robs-Dalek-biscuit-tower-loses-shortbread-Bavarian-Clock-Tower.html
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