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「ナイジェルのシンプルレシピ」 [英語]

Dlifeの「ブリティッシュ・ベイクオフ」に加えて毎週欠かさず
見ているのがナイジェル・スレーターの番組です。毎週金曜日
19時30分から放映されています。こちらは数年前にBBCで
Nigel Slater's Simple Suppersという名前でオンエアされたものです。

先日、ナイジェルは家庭菜園でとれた野菜を使ったケーキを
作っていました。本人曰く、普段は目分量で料理を作るものの、
焼き菓子などだけはきちんと計ると言っていましたね。
確かにbakingで必要なのは正確な量の材料です。私は
以前、普通のアナログスケールを使っていたのですが、
数年前からデジタルスケールに切り替えました。
自分自身は超アナログ人間なのですが、ことキッチンスケールだけは
デジタルです。

さて、番組でナイジェルが材料を計っている様子を
よく見てみると、デジタルスケールの上にボウルを置き、
その上に粉ふるいをそのまま載せて材料を入れながら
計っていました。このような方法をすでになさっている方は
きっとたくさんいらっしゃるのでしょうけれども、私の場合、
別の入れ物をスケールに置き、その都度計っていたのです。

たとえばレシピで「小麦粉100グラム、砂糖30グラム、塩5グラムを
混ぜる」とある場合、まずは小麦粉100グラムを容器に入れて計り、
次に砂糖30グラムを別の容器に、さらにもう一つの入れ物に
塩5グラムを計り、ふるいに3つの容器の中身をざざっと入れて
ふるっていたのです。つまり3つの小さな入れ物をその後は
洗うことになります。

けれどもナイジェルのやり方であれば、ふるいの上から
材料を入れてデジタルスケールをその都度「0」に戻せば
良いわけです。これで3つの入れ物を洗わずに済むのですよね。
あまりにも今まで当たり前にやっていたことに新たなヒントを
得られて実にうれしくなりました。

ちなみに英語で「粉ふるい」はsieveです。発音は「シーヴ」、
語源はドイツ語のSiebです。ウィズダム英和辞典には
have a memory like a sieve(物覚えが悪い)という表現が
紹介されていました。なるほど、ふるいのような記憶力、ですね。面白い!!
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