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避難訓練 [日々の暮らし]

先日名古屋へ出かけた際、観光案内所で興味深いチラシを
手に入れました。3月5日に行われる「避難訓練コンサート」です。
場所は名古屋国際会議場のホールで、「コンサート中に
地震が発生したら」という想定で訓練が行われるそうです。

http://www.nagoya-congress-center.jp/event/ct7498/

このようなコンサートはすでに全国各地で行われており、
東京でも昨年秋に新国立劇場で実施されました。

日本は地震をはじめとした自然災害が起きる国であり、
幼少期のうちから訓練が行われていますよね。
素晴らしいことだと思います。建物内の訓練だけでなく、
学童期には学校で保護者による引き取り訓練もあります。
これはあらかじめ日時が知らされており、我が家の経験では
土曜日でした。午前中に授業参観をおこない、保護者はいったん
帰宅して、午後、指定の時間になると名札を下げて迎えに行き、
担任の先生から子どもを引き取るというものでした。
「〇〇君(うちの子供の名前)、この人は本当に君のお母さんですか?」
という問いがなされていたのが印象的でしたね・・・。

ところで避難訓練と言えば、ロンドンで留学中にも体験しました。
当時暮らしていた学生寮でのことです。
興味深かったのは、「〇月の第△週目のいずれかの日に実施する」
とだけ告知されていたことでした。入浴中であれ何であれ、
訓練が始まったら必ず指示通りに動くようにと言われたのです。
「シャワーを浴びていたので参加できませんでした」
というのは言い訳にならないとのことでした。

これはかなり効果的な訓練だと個人的には感じましたね。
と言いますのも、あらかじめ曜日も日時も知らされてしまうと、
訓練中にダレてしまうこともあるからです。

日本でも最近は共働きが増えており、災害時に保護者がすぐ
子どもたちを迎えに行けるとは限りません。ですので、
「ざっくりと訓練期間を定めつつも、本番さながらの訓練」
というのはおこなって損はないと感じます。

ちなみに訓練でもう一つ。

最近は消火器やAEDの使い方を体験することはできますので、
できれば飛行機の救命胴衣や酸素マスクの着用体験もできたらと
思っています。脱出シューターはかなり角度がきついので
骨折の危険があるとも言われているそうですが、
あの長さと角度ではないにしても見本のようなもので体験できたら
心の準備もできるように思います。
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