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ブラームス「ハンガリー舞曲」 [日々の暮らし]

先日出かけたコンサートのアンコール曲はブラームスでした。

私はブラームスが好きで、特に交響曲第1番やピアノ協奏曲第1番が
お気に入りです。とりわけピアノ協奏曲第1番の第3楽章が好きで、
それを聞きたいがためにコンサートを探して出かけたこともありました。


「ハンガリー舞曲」もお気に入りの一つです。
今回のアンコール曲はハンガリー舞曲第3番と第1番でした。
第1番はとりわけ有名ですので、誰もが聞いたことがあると思います
(気になる方はぜひ動画サイトで検索を)。

自分が聞き慣れた曲というのは、自分なりの解釈が出来上がって
います。お気に入りの演奏者のものを聞き続けていると、
それが自分にとっての一つの基準になるのですね。
ですので私の場合も、過日のアンコールで耳にした第1番は
それまでの馴染みのものとは異なりましたので、新鮮でした。
そう考えると、音符を正しく弾き、作曲家がスコアに記した
記号や注意書きを演奏者がきちんと従ってさえいれば、
演奏というのはある程度「正解」なのだと思います。

通訳者とある意味では似ていますよね。
辞書を引けば様々な訳が出てきますが、どのような訳語にするか、
どういった構文に仕上げるかはその通訳者次第だからです。

ハンガリー舞曲第1番がコンサートでとても印象的だったため、
帰宅後、動画サイトで色々な演奏家のバージョンを聞き比べてみました。
非常に興味深かったです。

「ここでゆっくりになるの~?」

「音量の差がこれだけあるとは!」

という具合に、発見がありました。

今の時代、動画サイトにはたくさんの曲がアップされています。
自分のお気に入りの曲を聞き比べるのも大いに楽しめます。
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